生態刺激には、物理刺激(電気、磁気なども含む)と化学刺激があり、それぞれの
刺激により生体の各器官に固有の反応が生じることになる。その各器官における細胞、
遺伝子に与える影響は、生命にとってプラスのインパクトとマイナスのインパクトが
ある。本書では電磁場など各種物理刺激と生体反応を中心に編集することとした。
電場、磁場のみならず、電磁波、音波、圧力、熱などの物理エネルギーすべてを取
り上げ、それらの物理刺激の基礎とその計測(第1編)、物理刺激による生体の反応
メカニズム(第2編)、物理刺激の医療応用(第3編)を、そして、物理刺激と生体
反応に関連する資料(第4編)など幅広く取り上げることとした。したがって、物理
刺激によってどのような生体反応が起こり、どのような生体防御が行われるのか、例
えば、温泉医療や鍼灸などにも科学のメスを入れ、西洋医学だけではなく、東洋医学
も積極的に取り上げた。本書のような類書は、現在まで国内外においても未だ出版さ
れていないので、本書が刊行されることは関係者にとって非常に役立つものと期待し
ている。
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