非塩ビ系ソフトポリマーの将来展望
新規ソフトポリマーの開発動向と競合分析・将来予測
[コードNo.1999G738]

■体裁/ A4判・約180頁
■発行/ 1999年 10月 (株)シーエムシー出版
■定価/ 68,250円(税込価格)

☆軟質塩ビと新規ソフトポリマーの競合関係を分析,代替関係と棲み分けを明らかにする
☆新規ソフトポリマー製品の開発動向と問題点を分析,今後発展方向を示す
☆豊富なデータを図表化,現状と将来方向を明解に示す

※ 本書籍はご試読頂けません ※

刊行のねらい
 軟質塩化ビニルは物性,加工性が優れており,価格が低廉なことから広範な分野に貢献して
きた。しかし,ダイオキシンなど環境問題から逆風が続いており,需要業界から代替製品の開
発要請が強くなっている。
 軟質塩化ビニルフィルムは50年の歴史を持ち,40万トン近い需要を持っており,農業用,
建材用,文具・雑貨用,包装用など広範な分野で使用されている。この中で,合板用の建装フィ
ルムはポリオレフィンの台頭が著しく,需要構造は大きく変わりつつある。
 文具・雑貨など一般透明フィルムは高周波ウェルダー適性が優れ,これまで軟質塩ビの独壇
場であった。この用途でも1998年には軟質塩ビ代替のソフトポリオレフィンフィルム(ソ
フトPOフィルム)が多数のメーカーから相次いで上市され,1999年に本格的な販売が開
始されており,“ソフトPOフィルム元年”とも位置づけられている。軟質塩ビフィルムはメー
カー間の品質格差がなく加工が容易であるが,ソフトPOフィルムはメーカーにより層構成,
素材が異なり加工適性がそれぞれ異なっている。需要業界の構造を踏まえた上でソフトPOフィ
ルムの優位点と限界を分析し,将来を展望している。
 本書は4章からなり,第2章ではソフトポリオレフィン製品の発展を支えるソフトポリマー
の開発動向を分析し,第3章ではソフトPOフィルム(シート)の開発動向を分析,第4章で
主要な非塩ビ系ソフトポリマー製品8品目を軟質塩ビと比較対照して分析,将来予測をおこな
う。これらを踏まえ,第1章でソフトポリオレフィンと軟質塩化ビニルの将来予測を行う。
 本書は関連業界の多くの方々にとって,将来予測をする上で,貴重な資料となろう。

構成と内容
第1章 軟質塩化ビニルと非塩ビ系ソフトポリマーの予測
 1.塩化ビニル業界の構造   1.1 メーカー別生産能力   1.2 業界再編成の動向  2.軟質塩化ビニルの需要構造  3.軟質塩化ビニルと高機能ソフ トポリマーの代替関係  4.軟質塩ビ製品と新規ソフトポリマー製品の価格比較と見通し  5.非塩ビ系ソフトポリマ−製品の需要予測   5.1 非塩ビ系ソフトポリマ−製品の開発を促進する要因   5.2 ソフトポリマ−製品の需要予測  6.軟質塩化ビニルの製品別需要構造変化予測   6.1 軟質塩化ビニルフィルム   農業用フィルム/建装用フィルム・シート/   一般透明フィルム( 文具, 雑貨, その他) /ストレッチフィルム/   シュリンクフィルム   6.2 壁紙   6.3 建築用ガスケット   6.5 電線被覆材   6.4 その他  7.非塩ビソフトポリマー製品開発上の課題と展望
第2章 非塩ビ系ソフトポリマーの開発動向
 1.開発メーカーの動向   1.1 開発と生産体制   1.2 販売動向  2.特徴,ソフト化の方法   2.1 上市グレードと特徴   2.2 特徴と強み, 弱み  3.市場開拓動向と今後の需要見通し  4.価格動向    ◇リアクターTPO         ◇ポリオレフィンブレンド用TPE    ◇ポリオレフィンブレンド用APAO(CAP樹脂:APAO ブレンドPP)      ◇メタロセンPP 
第3章 新規ソフトポリオレフ ィンフィルム・シートの開発動向
 1.新規ソフトポリオレフィンフ ィルム・シートの需要構造   1.1 ソフトポリオレフィンフィ ルムの位置づけ   1.2 開発メーカーとブランド,種類,製法,生産能力   1.3 メーカー別特徴(高機能化の 方法,樹脂の種類・層構成,その他)   1.4 タイプ別特徴(2次加工性〜 高周波ウェルダー,その他)   1.5 タイプ別価格と今後の価格見通し   1.6 メーカー別生産状況   1.7 需要動向と予測   需要推移/用途別需要動向と軟質塩ビとの競合状況/需要予測  2.新規ソフトポリオレフィンフィ ルム・シートのメーカー動向   2.1 会社概要   2.2 製品の特徴   2.3 市場開拓の動向   2.4 価格動向    アキレス, 出光石油化学, 稲畑産業/    太洋プラスチック, オカモト, タツノ化学, 高藤化成,    日合商事, サンビック, その他    
第4章 非塩ビ系ソフトポリマ-製品の開発動向
 1.農業用フィルム   1.1 農業用フィルムの需要と需要構造   農業用フィルムの供給構造/農業用フィルムの需要推移  (農業用 ビニルフィルム,農業用ポリオレフィンフィルム)   1.2 農ビメーカーの農業用ポリオレフィンフィルムへのシフト状況   1.3 農業用ビニルおよび農業用ポリオレフィンフィルムの需要予測  2.業務用ラップフィルム   2.1 業務用ラップフィルム業界構造   2.2 業務用ラップフィルムの市場規模とメーカー別シェア   2.3 業務用ポリオレフィン系ラップフィルムの開発動向   参入メーカー/PO系ラップフィ ルムの改良方法と層構成例   2.4 塩ビラップフィルムとPO ラップフィルムの需要予測  3.シュリンクフィルム   3.1 シュリンクフィルムの業界構造   3.2 シュリンクフィルムの市場規模とメーカー別シェア   3.3 シュリンクフィルムのメーカー動向   参入メーカー/非塩ビ系シュリンクフィルムの改良方法   3.4 シュリンクフィルムの素材別需要予測  4.壁紙   4.1 壁紙の業界構造   4.2 壁紙の種別生産推移   4.3 非塩ビ系壁紙の開発状況と市場形成予測   開発メーカーと開発動向/非塩ビ系壁紙の課題/価格動向/   非塩ビ系壁紙の需要見通し  5.建装用フィルム・シート   5.1 建装用フィルム・シー トの種類と特徴,用途   5.2 業界構造 (原反メーカーと印刷会社の関係等)   5.3 建装用フィルム・シー トの用途別需要構成と需要動向     塩ビ合板/塩ビ鋼板/その他   5.4 非塩ビ系建装用フィルム・シートの開発状況   5.5 建装用フィルム・シー トの展望(塩ビ系/非塩ビ系)    非塩ビ系建装用フィルム ・シートの開発が塩ビ系製品に与える    影響度合い/建装用フィルム・シートの需要予測(塩ビ系/非塩ビ系)  6.防水シート   6.1 防水シートの業界構造   6.2 防水シートの種別生産状況   6.3 非塩ビ系防水シートの需要見通し  7.電線被覆材   7.1 電線被覆材料の消費量推移   7.2 エコ電線の開発動向   エコ電線規格/エコ電線のメーカー動向   7.3 エコ電線用被覆用材料と塩ビ被覆材料の需要見通し  8.建築用ガスケット   8.1 建築ガスケットの種類   8.2 建築ガスケットの種類別原料別生産推移   8.3 塩ビ代替ガスケットの開発動向と今後の展望

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