酵素開発・利用の最新技術
Current Technologies of Development and Application of Enzyme
[コードNo.2006T540]

■監修/ 今中忠行(京都大学大学院 教授)
■体裁/ B5判 309ページ
■発行/ 2006年 12月 (株)シーエムシー出版
■定価/ 68,250円(税込価格)

酵素の「探索」、「改変」、「安定化」、「反応場・反応促進」、「固定化」の最新研究を掲載。酵素の開発・利用技術の最新動向が分かる一冊!!
酵素メーカーはもちろん、酵素を利用する食品、ファインケミカル合成、診断薬、検査薬、試薬、環境関連などのメーカーの研究者にもおすすめ!!

※ 本書籍はご試読頂けません ※

発行のねらい
 触媒とは、特定の化学反応(自発的に起こり得る反応)を促進する物質で、自身は反応の前後で変化しないものをいう。酵素は生体触媒である。細胞の中で数千に及ぶ酵素はそれぞれに特異的な反応を触媒し、秩序を保っている。一般的に無機触媒と比較して、(1)常温、常圧、中性付近のpHなど穏やかな条件下で反応を進め、(2)基質特異性を有し、(3)活性部位を持っており反応効率が高いことが特徴であろう。さらに近年になって、極限環境微生物由来の酵素は極限環境で機能する場合が多いことも明らかになってきた。例えば超好熱菌由来の酵素は好熱性であるように。
 一方、酵素に関する研究の歴史を振り返ってみると、19世紀後半に酵素という概念が発表され20世紀に入って、反応速度論、タンパク酵素の確認、結晶化、1次構造(アミノ酸配列)決定、立体構造決定、触媒機構の理解、リボザイム(RNA酵素)の発見、タンパク質工学など重要な発見・研究が続き、現在に至っている。特殊酵素の探索、酵素の改変、酵素の安定化、反応促進、酵素の固定化などは、酵素の産業利用にとって重要なポイントであるし、それぞれに面白い工夫が加えられている。これらの最新技術を各分野の第一線の研究者が執筆してまとめたのが本書である。それぞれの興味あるアイデアを、読者自身の技術と組み合わせることにより、産業化に向けて大きく発展されることを期待している。
「はじめに」より
2006年12月 今中忠行(京都大学大学院 工学研究科 教授)

執筆者一覧(執筆順)
今中忠行京都大学大学院 工学研究科 合成・生物化学専攻 教授
尾崎克也花王(株) 生物科学研究所 第1研究室 室長
伊藤進北海道大学 創成科学共同研究機構 特任教授
北林雅夫東洋紡績(株) 敦賀バイオ研究所 チームリーダー
西矢芳昭東洋紡績(株) 敦賀バイオ研究所 グループリーダー
栗原達夫京都大学 化学研究所 助教授
江崎信芳京都大学 化学研究所 教授
伊藤伸哉富山県立大学 工学部 生物工学科 教授
牧野祥嗣富山県立大学 工学部 生物工学科 助手
秦田勇二(独)海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター 深海バイオ事業化推進計画 グループリーダー
大田ゆかり(独)海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター 深海バイオ事業化推進計画 研究推進スタッフ
日高祐子(独)海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター 深海バイオ事業化推進計画 研究員
能木裕一(独)海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター 微生物系統解析研究グループ グループリーダー
福崎英一郎大阪大学大学院 工学研究科 生命先端工学専攻 助教授
宮崎健太郎(独)産業技術総合研究所 生物機能工学研究部門 酵素開発研究グループ グループ長;
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 メディカルゲノム専攻 連携助教授
中村聡東京工業大学 大学院生命理工学研究科 生物プロセス専攻 教授;バイオ研究基盤支援総合センター長(兼務)
春木満日本大学 工学部 物質化学工学科 助教授
金谷茂則大阪大学大学院 工学研究科 生命先端工学専攻 教授
麻生祐司島根大学 教育学部 人間生活環境教育講座 講師
永尾潤一京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 分子細胞科学講座 エネルギー変換細胞学分野 博士研究員
中山二郎九州大学大学院 農学研究院 生物機能科学部門 応用微生物学講座 微生物工学分野 助教授
園元謙二九州大学大学院 農学研究院 生物機能科学部門 応用微生物学講座 微生物工学分野 教授
梶野 勉(株)豊田中央研究所 福嶋特別研究室 主任研究員
福嶋喜章(株)豊田中央研究所 福嶋特別研究室 室長
香田次郎広島市立大学 情報科学部 情報機械システム工学科 助手
矢野卓雄広島市立大学 情報科学部 情報機械システム工学科 教授
岸本高英東洋紡績(株) バイオケミカル事業部
佐々木真宏セーレン(株) 研究開発センター 主任
浜地格京都大学 工学研究科 合成・生物化学専攻 教授
伊藤敏幸鳥取大学 工学部 物質工学科 精密合成化学講座 教授
広瀬芳彦天野エンザイム(株) 岐阜研究所 メディカル開発部 メディカル開発部長
原田敦史大阪府立大学大学院 工学研究科 助教授
中野道彦豊橋技術科学大学 エコロジー工学系 博士研究員
水野彰豊橋技術科学大学 エコロジー工学系 教授
宮崎真佐也(独)産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門 マイクロ・ナノ空間化学グループ 主任研究員;
九州大学大学院 総合理工学府 物質物理工学専攻 新素材開発工学講座 助教授
本田健(独)産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門 マイクロ・ナノ空間化学グループ 特別研究員
前田英明(独)産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門 マイクロ・ナノ空間化学グループ グループ長;
九州大学大学院 総合理工学府 物質物理工学専攻 新素材開発工学講座 教授
大内将吉九州工業大学 情報工学部 生命情報工学科 助教授
谷野孝徳神戸大学 大学院自然科学研究科 博士課程後期
近藤昭彦神戸大学 工学部 応用化学科 教授
斎藤恭一千葉大学 工学部 共生応用化学科 教授
下村雅人長岡技術科学大学 工学部 生物系 助教授
坪井泰之北海道大学大学院 理学研究院 化学部門 助教授
田中大輔三菱重工業(株) 技術本部 名古屋研究所 材料・強度研究室 主任
高蔵晃タカラバイオ(株) ドラゴンジェノミクスセンター 部長
原暁非筑波大学 大学院数理物質科学研究科 準研究員
長崎幸夫筑波大学 学際物質科学研究センター 教授
岸田昌浩九州大学 工学研究院 化学工学部門 教授
松根英樹九州大学 工学研究院 化学工学部門 助手
金野智浩東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻 助手
石原一彦東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻 教授
大西徳幸マグナビート(株) 代表取締役

構成および内容
【第1編 酵素の探索】
第1章アルカリ酵素(尾崎克也、伊藤進)
1アルカリ酵素と好アルカリ性微生物
2アルカリ酵素の産業用途
3アルカリプロテアーゼ
4アルカリセルラーゼ
5アルカリα-アミラーゼ
6その他のアルカリ酵素
7アルカリ酵素の高生産化
第2章耐熱性DNAポリメラーゼ(北林雅夫、西矢芳昭)
1耐熱性酵素の宝庫:極限環境微生物
2産業用酵素としての耐熱性DNAポリメラーゼ
3新規な耐熱性DNAポリメラーゼの探索
4KOD DNAポリメラーゼのPCRへの応用
5KOD DNAポリメラーゼの更なる改良:耐熱性アクセサリータンパク質の探索
6今後の展望
第3章好冷性酵素(栗原達夫、江ア信芳)
1低温適応生物と好冷性酵素
2好冷性酵素の特性
3好冷性酵素の構造的特徴
3.1疎水性相互作用
3.2表面親水性
3.3静電相互作用
3.4二次構造
3.5ループ構造
3.6その他の構造的特徴
4好冷性酵素の利用
4.1洗剤用酵素
4.2食品加工用酵素
4.3分子生物学研究用酵素
4.4その他の利用法
5将来展望
第4章有機溶媒耐性酵素(伊藤伸哉、牧野祥嗣)
1はじめに
2有機溶媒耐性について
3酵素反応に使用する有機溶媒について
4有機溶媒耐性からみた酵素の修飾と固定化
5有機溶媒耐性酵素のスクリーニング戦略
6進化分子工学的手法による有機溶媒耐性酵素の創製
7おわりに
第5章深海微生物からの有用酵素の探索(秦田勇二、大田ゆかり、日高祐子、能木裕一)
1はじめに
2深海環境と微生物多様性
3深海微生物由来アガラーゼの探索
3.1海洋未利用資源としての紅藻類
3.2新規アガラーゼの探索
3.2.1ネオアガロ6糖生成 β-アガラーゼ
3.2.2耐熱性ネオアガロ4糖生成 β-アガラーゼ
3.2.3ネオアガロ2糖生成 β-アガラーゼ
3.2.4α-アガラーゼの探索とその利用
4ラムダカラギナーゼの発見
5酸化剤耐性アミラーゼの発見
6トレハロース生成酵素の発見
7おわりに
第6章メタボローム解析の原理と応用(福崎英一郎)
1はじめに
2メタボロミクスに用いる質量分析
3質量分析計を用いる場合の定量性について
4メタボロミクスにおけるデータ解析
5おわりに
【第2編 酵素の改変】
第1章進化工学的手法による酵素の改変(宮崎健太郎)
1はじめに―蛋白質は進化の所産である―
2定方向進化―蛋白質分子の優生学―
3遺伝子バリエーションを生み出すさまざまな変異方法
3.1点突然変異(ランダム点変異)
3.2サチュレーション変異(Saturation mutagenesis)
3.3DNAシャフリング(ランダム遺伝子組換え)
4選択圧の設定―What you get is what you screen for.
4.1正しいガイドに沿った例
4.2経路からそれてしまった例
5おわりに
第2章極限酵素の分子解剖・分子手術―アルカリキシラナーゼを例にとり―(中村聡)
1はじめに
2アルカリ性条件下で高活性を示す新規アルカリキシラナーゼ
2.1キシラナーゼの分類
2.2アルカリキシラナーゼ生産菌の検索とキシラナーゼ遺伝子の解析
3触媒ドメインの解析
3.1キシラナーゼの反応機構と立体構造
3.2触媒活性に関与するアミノ酸残基の特定
3.3アミノ酸置換による反応至適pHの変換
4キシラン結合ドメインの解析
4.1キシラナーゼに見られる付加ドメイン
4.2C末端機能未知領域の機能解明
4.3キシラン結合に関与するアミノ酸残基の特定
4.4変異型XBDを利用したキシラナーゼの機能向上
5おわりに
第3章酵素のハイブリッド化による新機能の付与(春木満、金谷茂則)
1はじめに
2DNAを連結したリボヌクレアーゼHによるRNAの配列特異的切断法の開発
2.1大腸菌RNase HIを用いたハイブリッド酵素の作成
2.2高度好熱菌RNase HIを用いたハイブリッド酵素の構築
3おわりに
第4章ランチビオティック工学における新規酵素反応(麻生祐司、永尾潤一、中山二郎、園元謙二)
1はじめに
2ランチビオティックの分類と生合成・自己耐性機構
2.1タイプAランチビオティック
2.2タイプBランチビオティック
2.3ランチビオティックの生合成・自己耐性機構
3ランチビオティック修飾酵素の種類と特徴
3.1異常アミノ酸形成酵素(LanB,LanC/LanM)
3.2脱炭酸酵素(LanD)
3.3リーダーペプチダーゼ(LanP)
3.4菌体外輸送タンパク質(LanT)
4ランチビオティックnukacin ISK-1に関する研究
5ランチビオティック工学における新規酵素反応
5.1nukacin ISK-1における研究
5.2他のランチビオティックにおける研究
5.3ランチビオティック工学における自己耐性機構の解析
6おわりに
【第3編 酵素の安定化】
第1章ナノ空間場におけるタンパク質の機能と安定化(梶野勉、福嶋喜章)
1はじめに
2メソポーラス多孔体が有するナノ空間場
3ナノ空間場に固定された酵素の機能
3.1細孔径に依存した酵素の安定化
3.2FSM/Manganese Peroxidase(MnP)複合体による連続酵素反応
3.3FSM/Myoglobin複合体の基質特異性
3.4膜タンパク質の安定化
4ナノ空間場における酵素の安定化メカニズム
5今後の展望
第2章超好熱菌由来シャペロニン共包括による固定化酵素の安定化(香田次郎、矢野卓雄)
1緒言
2シャペロニン
3シャペロニンによる遊離酵素、固定化酵素の安定化
4シャペロニンによる高温における遊離酵素の安定化効果
5シャペロニンによる低温における酵素の長期安定化効果
6ゲル包括酵素に対するシャペロニンの安定化効果
7結言および今後の展望
第3章セリシンによる酵素の安定化(岸本高英、佐々木真宏)
1はじめに
2酵素安定化剤
3セリシンとは
3.1セリシンの特徴
3.2保湿性
3.3熱安定性
3.4セリシンペプチド
4セリシンによる酵素の安定化
4.1凍結保護作用
4.2酵素安定化作用
5おわりに
第4章酵素をラッピングする糖アミノ酸誘導体型ヒドロゲル(浜地格)
1はじめに
2糖アミノ酸誘導体から形成される自己組織的なヒドロゲル
3糖アミノ酸誘導体型ヒドロゲルによる酵素/タンパク質のラッピング
4セミウエットな酵素/タンパク質チップへの応用
【第4編 酵素の反応場・反応促進】
第1章イオン液体を反応媒体に用いる酵素触媒反応(伊藤敏幸)
1はじめに
2イオン液体と生体触媒
3イオン液体溶媒中のリパーゼ触媒不斉反応
4イオン液体の純度の重要性
5イオン液体の種類と酵素活性
6PEGアルキルスルホン酸イミダゾリウム塩イオン液体によるリパーゼの活性化
7おわりに
第2章有機溶媒での酵素反応(広瀬芳彦)
1はじめに
2水中と有機溶媒中での酵素反応の比較
3有機溶媒による立体選択性への影響
4有機溶媒中での酵素の反応性向上
5おわりに
第3章内核に酵素反応場を有するコア−シェル型ナノ組織体(原田敦史)
1はじめに
2酵素内包ポリイオンコンプレックスミセル
3可逆的なミセル形成に同期した酵素機能のON-OFF制御
4ナノスコピックな酵素反応場としてのミセル内核
5パルス電場に応答した酵素機能のON-OFF制御
6コア架橋型酵素内包ポリイオンコンプレックスミセル
7まとめ
第4章Water-in-Oilエマルションを用いた微小反応系の構築(中野道彦、水野彰)
1微小反応場を提供するW/Oエマルション
2微小反応場としてのW/Oエマルションの利用
2.1無細胞タンパク合成系への応用
2.2PCRへの応用
2.3顕微鏡下あるいはマイクロチャンネル微小反応装置でのW/Oエマルションの利用
3W/Oエマルションの形成方法
3.1試験管内で反応を行う場合
3.2顕微鏡下あるいはマイクロチャンネル微小反応装置での液滴の形成
4まとめ
第5章マイクロリアクターを用いる酵素反応プロセス(宮崎真佐也、本田健、前田英明)
1はじめに
2マイクロリアクターを用いる酵素反応プロセス技術
2.1液相反応
2.2マイクロチャネル内部への固定化酵素の導入
2.3マイクロチャネル表面への酵素の固定化
2.4膜形成による固定化
3マイクロリアクターを用いる酵素反応プロセス
4今後の展望
第6章酵素反応を促進するマイクロ波の効果(大内将吉)
1はじめに
2マイクロ波加熱のしくみと、マイクロ波有機化学
3酵素反応の促進のためのマイクロ波利用の事例
4リン酸エステル加水分解酵素へのマイクロ波利用
5遺伝子増幅反応へのマイクロ波利用
【第5編 酵素の固定化】
第1章酵母表層への酵素の固定化と応用(谷野孝徳、近藤昭彦)
1はじめに
2酵母表層ディスプレイ法とアンカータンパク質
3リパーゼアーミング酵母とその応用
3.1ROLアーミング酵母の開発ならびにバイオディーゼル燃料生産への応用
3.2ROLアーミング酵母の光学分割反応への応用
3.3CALBアーミング酵母の開発ならびに重合反応への応用
4アーミング酵母を用いたバイオマスからのバイオエタノール生産
4.1アミラーゼアーミング酵母の開発ならびにデンプンからのエタノール生産
4.2セルラーゼアーミング酵母の開発並びにセルロースからのエタノール生産
5酵母細胞表層ディスプレイ法とコンビナトリアル・バイオエンジニアリング
6その他の宿主細胞表層ディスプレイとその応用
7おわりに
第2章多孔性膜への酵素の固定化と応用(斎藤恭一)
1多孔性膜を酵素固定用担体として用いる利点
2放射線グラフト重合法による多孔性膜へのグラフト鎖の付与
3グラフト鎖搭載多孔性膜への酵素の固定
4酵素固定多孔性膜の性能
4.1α-アミラーゼ
4.2アミノアシラーゼ
4.3アスコルビン酸オキシダーゼ
4.4環状オリゴ糖合成酵素
4.5デキストラン合成酵素
4.6ウレアーゼ
4.7コラゲナーゼ
5おわりに
第3章導電性高分子への酵素固定とバイオセンサーおよびバイオ燃料電池への応用(下村雅人)
1はじめに
2生物関連物質の分子認識
3バイオセンサーの構成
4生物関連物質の固定化
5電流検知型バイオセンサー
6酵素固定化電極を用いるバイオ燃料電池
7おわりに
第4章レーザーを用いた固体基板への酵素固定(坪井泰之)
1はじめに
2パルスレーザー堆積法による酵素固定
3レーザー転写法による酵素固定
4LIFT法によるルシフェラーゼ固定型ATP検出チップ
第5章繊維への酵素の固定化、エアフィルターへの応用(田中大輔、高蔵晃)
1はじめに
2室内空気環境
3酵素によるアレルゲンの不活化
4超耐熱性酵素
4.1超耐熱性酵素とは
4.2Pfu Protease S
4.3Pfu Protease Sの性状(安定性、基質特異性)
4.4Pfu Protease Sの応用
5エアフィルターへの酵素の応用
5.1エアフィルターへの酵素の加工
5.2バイオクリアフィルターの特徴
6おわりに
第6章PEG/酵素共固定化金ナノ粒子の調製と機能(原暁非、長崎幸夫)
1はじめに
2酵素の固定方法
3固定した酵素の安定性
3.1高イオン強度下での分散安定性
3.2耐熱安定性
4他酵素の固定化
5おわりに
第7章磁性ビーズへの酵素の固定化(岸田昌浩、松根英樹)
1無機担体への酵素の固定化技術
2磁性シリカナノビーズへのラッカーゼの固定化
3磁性シリカビーズ固定化ラッカーゼの調製条件の最適化
4ビーズ中におけるラッカーゼの固定化状態
5有機溶媒中で活性発現する磁性ナノビーズ固定化ラッカーゼ
6おわりに
第8章リン脂質ポリマーナノ粒子表面への酵素の固定化とナノ診断デバイスの構築(金野智浩、石原一彦)
1はじめに
2生体分子を固定化するリン脂質ポリマーの分子設計
3表面にタンパク質分子を固定化できるリン脂質ポリマーナノ粒子
4酵素固定化ナノ粒子の機能
5複合固定化ナノ粒子の機能
6新しい診断デバイスの構築
7おわりに
第9章磁性ナノ粒子への酵素の固定化(近藤昭彦、大西徳幸)
1はじめに
2革新的な磁性ナノ粒子
3熱応答性高分子とは
4熱応答性磁性ナノ粒子の合成
5タンパク質分離および選択的な固定化への応用
6酵素固定化への応用
7将来展望

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