乳酸菌の保健機能と応用
Physiological Function of Lactic Acid Bacteria for Human Health
[コードNo.2007T566]

■監修/ 上野川修一(日本大学 生物資源科学部 教授)
■体裁/ B5判 321ページ
■発行/ 2007年 8月 (株)シーエムシー出版
■定価/ 68,250円(税込価格)

優れた保健機能で注目のプロバイオティクス乳酸菌!
免疫機能に深く関わる腸内細菌叢と乳酸菌の関係を詳述!
ゲノム解析、抗アレルギー、感染症防御、医療、食品、化粧品など各分野での最新の知見を掲載!

※ 本書籍はご試読頂けません ※

はじめに
 乳酸菌は人類誕生と同時にわれわれの腸内に棲みつき、長い間友好的に人類と共生してきた。われわれの体の外で生きてきた多くの乳酸菌をも利用してヨーグルト、納豆、そして酒をはじめとした発酵食品をつくり出している。乳酸菌は、かくの如く、われわれに生きる力と生きる楽しみを与えてくれていたのである。
 そして今、この乳酸菌に多くの人たちが注目している。それこそ、長い人類と乳酸菌の歴史のなかで、乳酸菌に注目が集まったのは、パスツールの乳酸発酵の発見、そしてメチニコフのヨーグルト長寿説以来のことである。
 では、なぜこの様な状況が生まれたのであろうか。その背景には、このところの生命科学の大きな発展がある。生命の営みが細胞そして分子レベルで理解できるようになり、そこで培われた新しい研究・実験方法が乳酸菌の研究に適用されるようになった。そして乳酸菌そのものや生体に対する有益な働きが解き明かされた。その結果、乳酸菌が予想以上にわれわれの"いのち"に関係していることを知ることになったからである。
 本書『乳酸菌の保健機能と応用』は以上の状況を背景に、わが国において、この分野で活躍中の第一線の研究者にお願いして執筆いただいたものである。
 まず、乳酸菌そのものについて、詳細かつ厳密に述べられる。いうまでもなく腸内には乳酸菌が生息しているが、それらが生体にどのような作用をするのかについて述べられる。そして、腸内乳酸菌から調製した体に有益な作用をする微生物すなわちプロバイオティクスについて詳細に解説される。さらに、感染症、アレルギー、自己免疫疾患等の発症と腸内細菌との関係や、プロバイオティクスを用いた予防について、臨床試験、動物実験を例にして詳説される。
 専門家にとっては、研究の手引書として役に立つと確信する。また、乳酸菌やその機能に関する専門家以外の方が読まれれば、意外な事実の連続に知的な好奇心を満足させていただけるものと思う。
 いずれにせよ、大学・企業の研究者をはじめ、そして、これから研究をはじめる大学生を含めて、大いに読まれ、役に立っていただきたいと願っている。
(「はじめに」より抜粋)
2007年8月 上野川修一

執筆者一覧(執筆順)
上野川修一日本大学 生物資源科学部 教授
細野明義(財)日本乳業技術協会 常務理事;信州大学名誉教授
柳橋努日本大学 生物資源科学部
細野朗日本大学 生物資源科学部 准教授
伊藤喜久治東京大学大学院 農学生命科学研究科 獣医公衆衛生学研究室 准教授
村島弘一郎明治製菓(株) 食料健康総合研究所 主任研究員
藤原茂カルピス(株) 健康・機能性食品開発研究所 上級マネージャー
梅ア良則(株)ヤクルト本社中央研究所 基礎研究二部 主席研究員;理事
檀原宏文北里大学 薬学部 微生物学 教授
石橋憲雄(社)日本乳業協会 広報部 部長
森田英利麻布大学 獣医学部 准教授
藤英博(独)理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター 研究員
服部正平東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授
浅見幸夫明治乳業(株) 研究本部 食機能科学研究所 機能評価研究部 ゲノミクスG 課長
佐々木泰子明治乳業(株) 研究本部 食機能科学研究所 ゲノミクスG
森毅明治乳業(株) 研究本部 食機能科学研究所 乳酸菌研究部 菌叢解析G 課長
矢嶋信浩カゴメ(株) 総合研究所 プロバイオティクス研究部 部長
田中重光九州大学大学院 生物資源環境科学府 生物機能科学専攻 博士課程;日本学術振興会特別研究員
八村敏志東京大学大学院 農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 准教授
中山二郎九州大学大学院 農学研究院 生物機能科学部門 准教授
志田寛(株)ヤクルト本社中央研究所 応用研究二部 免疫研究室 主任研究員
若林英行キリンビール(株) フロンティア技術研究所 研究員
川瀬学タカナシ乳業(株) 研究開発部 商品研究所 研究員
何方タカナシ乳業(株) 研究開発部 商品研究所 マネジャー
野本康二(株)ヤクルト本社中央研究所 基礎研究二部 臨床微生物研究室 副主席研究員
保井久子信州大学大学院 農学研究科 機能性食料開発学専攻 教授
木村勝紀明治乳業(株) 研究本部 食機能科学研究所 乳酸菌研究部 課長
松岡隆史(株)フレンテ・インターナショナル 新規事業部
古賀泰裕東海大学 医学部 基礎医学系 教授
松崎健(株)ヤクルト本社中央研究所 応用研究二部 薬効・薬理研究室 主任研究員
山本直之カルピス(株) 健康・機能性食品開発研究所 次長
五十君靜信国立医薬品食品衛生研究所 食品衛生管理部 室長
高木敦司東海大学 内科学系総合内科 教授
出口隆造東海大学 内科学系消化器内科 講師
竹田和則(株)米沢ビルシステムサービス
尾西弘嗣(株)米沢ビルシステムサービス
高木昌宏北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス研究科 教授
曽根俊郎(株)ヤクルト本社中央研究所 応用研究二部 主任研究員
水町功子(独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 畜産物機能研究チーム チーム長
丸橋敏弘カルピス(株) 飼料事業部 マネージャー
※檀原宏文先生の「檀」の正しい表記は、つくり部が「旦」でなく「且」となります。

構成および内容
【総論編】
第1章乳酸菌とは何か(細野明義)
1パスツールの偉業と乳酸菌の発見
2乳酸菌の定義
3分類学上の乳酸菌の位置
4乳酸菌の種類
5糖代謝の特徴
6タンパク質代謝の特徴
7脂質代謝
第2章プロバイオティクス乳酸菌と免疫(柳橋努、細野朗、上野川修一)
1はじめに
2腸管免疫系
3免疫系によるプロバイオティクス乳酸菌の認識
4プロバイオティクス乳酸菌のIgA産生誘導
5プロバイオティクス乳酸菌のNK活性
6プロバイオティクス乳酸菌のアレルギー抑制効果
7おわりに
第3章腸内フローラとプロバイオティクス乳酸菌(伊藤喜久治)
1はじめに
2腸内フローラ
3腸内フローラの変動要因
4腸内フローラ構成菌としての乳酸菌
5プロバイオティクスとしての乳酸菌
5.1プロバイオティクスとして用いられている乳酸菌
5.2プロバイオティクスの条件
6おわりに
第4章腸内フローラとプレバイオティクス(村島弘一郎)
1プレバイオティクスとは?
1.1プレバイオティクスの定義
1.2プレバイオティクスに分類される食品成分
2プレバイオティクス摂取による腸内フローラ構成の変化
2.1腸内フローラ構成の解析法
2.2プレバイオティクス摂取試験の一例
2.3プレバイオティクス摂取による腸内フローラの変化と老化による変化との関連
2.4プレバイオティクス摂取により腸内フローラ構成が変化するメカニズム
3プレバイオティクスの生理機能と特定保健用食品
3.1整腸作用
3.2ミネラル吸収促進作用
3.3その他の生理機能(特に腸管免疫修飾作用)
3.4副作用
第5章バイオジェニクス(藤原茂)
1はじめに―食品の生体機能修飾についての探究―
2「バイオジェニクス」の概念
3広義の「バイオジェニクス」と狭義の「バイオジェニクス」
4生きていることに対する信奉
4.1生命活動の重要性とは
4.2生菌到達率の問題
4.3経口摂取における有効摂取量の問題
5「バイオジェニクス」定義の背景/学術研究の進展―その黎明期―
6「プロバイオティクス」、「プレバイオティクス」および「バイオジェニクス」の定義とこれらの関連について
7「バイオジェニクス」の研究の進展のために
7.1乳酸菌・食品微生物の生理機能研究の深化
7.2機能探索のハイスループット化
7.3研究ツールの整備
7.4機能表示の問題
7.5横断的研究プロジェクトの必要性
8「バイオジェニクス」の研究例
8.1整腸関連機能
8.2血圧降下作用
8.3免疫調節作用
8.4抗アレルギー作用
9健康人であり続けるための「バイオジェニクス」開発の可能性
10おわりに
第6章腸内フローラと生体のクロストーク(梅ア良則)
1はじめに
2腸管腔に存在する腸内細菌に対する認識と応答に関与する腸上皮細胞と樹状細胞
2.1腸上皮細胞と腸内細菌
2.2M細胞、粘膜樹状細胞と腸内細菌
3腸上皮細胞と腸内細菌のクロストーク
3.1常在性腸内細菌に対する宿主腸上皮細胞の遺伝子発現応答
3.2プロバイオティクス株に対する宿主腸上皮細胞の遺伝子発現応答
3.3宿主の形質発現の変動に対応した腸内フローラの変化
4おわりに
第7章腸内の病原性細菌と腸内フローラ(檀原宏文)
1腸内の病原性細菌と感染症
1.1三類感染症
1.1.1腸管出血性大腸菌感染症とenterohemorrhagic Escherichia coli
1.1.2腸チフス、パラチフスとSalmonella enterica serovar Typhi,Salmonella enterica serovar Parayphi A
1.1.3細菌性赤痢とShigella dysenteriaeなど
1.1.4コレラとVibrio cholerae O1
1.2細菌性食中毒
1.2.1感染型食中毒とSalmonella enterica serovar Enteritidisなど
1.2.2毒素型食中毒とClostridium botulinum,Staphylococcus aureus
1.3敗血症・尿路感染症
1.3.1敗血症とBacteroides fragilisなど
1.3.2カテーテル敗血症とSerratia marcescens,Pseudomonas areuginosa
1.3.3尿路感染症とEscherichia coliなど
1.4菌交代症
1.4.1偽膜性大腸炎とClostridium difficle
1.4.2MRSA腸炎とmethicillin-resistant Staphylococcus aureus
1.5自己免疫病
1.5.1強直性脊髄関節炎とKlebsiella pneumoniae,リウマチ熱とStreptococcus pyogenes
2腸内フローラと病原性
2.1腸内フローラとグラム陽性細菌
2.2常在細菌の脱フローラ化
第8章プロバイオティクスの安全性評価(石橋憲雄)
1プロバイオティクスとは
2プロバイオティクスの安全性
3プロバイオティクスの安全性に関係する要因
3.1菌の病原性、感染性
3.2菌の代謝活性(有毒物質の生成に関係する酵素活性)
3.3血小板凝集活性、粘膜分解活性、抗生物質耐性他
4おわりに
【ゲノム解析編】
第9章乳酸菌・ビフィズス菌のゲノミクス・プロテオミクス(森田英利、藤英博)
1はじめに
2細菌のゲノム解析
3乳酸菌のゲノム解析
3.1個別菌種のゲノム解析
3.2比較ゲノム解析
4ビフィズス菌のゲノム解析
5乳酸菌ゲノム情報を利用したプロテオーム解析
5.1細胞増殖に関わる解析
5.2付着因子に関わる解析
5.3ストレス応答に関する解析
5.4有害物質産生に関する解析
6ビフィズス菌ゲノム情報を利用したプロテオーム解析
7おわりに
第10章腸内細菌叢のメタゲノム解析(服部正平)
1はじめに
2ヒト腸内細菌叢のメタゲノム解析
2.1細菌叢ゲノムDNAのシークエンシング
2.2配列データのアセンブリと遺伝子の同定
3腸内細菌叢ゲノムの情報学的解析
3.1腸内細菌叢遺伝子の機能注釈
3.2腸内細菌叢に特徴的な遺伝子
4メタデータからの菌種の特定
5個人サンプル間の配列類似度
6腸内細菌叢メタゲノム解析の国際動向
7おわりに
第11章ニュートリゲノミクス(浅見幸夫)
1はじめに
2バイオマーカー
3オミクス技術と乳酸菌の機能解析
3.1トランスクリプトミクス
3.2プロテオミクス
3.3メタボロミクス
4腸内細菌研究の重要性と今後の展望
第12章DNAマイクロアレイを用いた腸内フローラと乳酸菌の解析(佐々木泰子)
1はじめに
2マイクロアレイを用いたプロバイオティクス乳酸菌のトランスクリプトーム解析
2.1Lactobacillus plantarum WCFS1株(オランダ)
2.2Lactobacillus acidophilus NCFM株(USA)
2.3Lactobacillus johnsonii NCC533株(スイス)
2.4Lactobacillus gasseri OLL2716(LG21)株(日本)
2.5Bifidobacterium breve Yakult株(日本)
3マイクロアレイを用いた腸内フローラの解析
3.1腸内フローラを構成する菌の同定
3.2腸内菌叢に与える食品などの影響の解析
3.3アレイによる抗生物質耐性遺伝子など特定遺伝子の検出
3.4Comparative Genome Hybridization法
4おわりに
【応用編】
<食品由来乳酸菌>
第13章発酵乳(ヨーグルトなど)などに用いられる乳酸菌の機能(森毅)
1発酵乳の歴史
2主な発酵乳乳酸菌の特徴
3発酵乳における乳酸菌の共生と利用
4腸内細菌の働き
5発酵乳の生理機能
6栄養生理機能
7乳糖不耐症
8整腸作用
9医療分野での栄養管理
10おわりに
第14章植物性食品から採取した乳酸菌の機能(矢嶋信浩)
1はじめに
2L.brevis KB290によるインターフェロン(IFN)-αの産生能亢進
3L.brevis KB290の人工消化液耐性
4ヒトにおける腸内到達性と整腸作用
5マウスを用いたDNAマイクロアレイを用いた遺伝子発現の網羅的解析
6おわりに
<保健機能>1 乳酸菌とアレルギー反応
第15章腸内フローラとアレルギー発症の関係(田中重光、八村敏志、中山二郎)
1はじめに
2腸内フローラの構築と腸管免疫系の発達
3腸管免疫系における腸内細菌の認識と応答および寛容
4腸内フローラとアレルギー罹患に関する疫学研究
5腸内フローラに影響する外因子とアレルギーの誘発および抑制
6プロバイオティクスによる腸内フローラの改善とアレルギー抑制実験
7今後の研究展望
第16章乳酸菌のアレルギー反応抑制の機構(志田寛)
1はじめに
2Th1/Th2バランスとアレルギー
3衛生仮説とプロバイオティクスによるアレルギー制御の可能性
4L.casei Shirota株によるTh1細胞応答の活性化とIgE産生抑制―細胞培養系での検討―
5L.casei Shirota株によるTh1細胞応答の活性化とアレルギー反応抑制―アレルギーモデルマウスでの検討―
6乳酸桿菌のIL-12産生誘導活性
7プロバイオティクスのアレルギー抑制効果を検討した臨床試験
8発展する衛生仮説と今後の展望
第17章乳酸菌の抗アレルギー作用(1)(若林英行)
1バイオジェニックスとしての乳酸菌の機能
2抗アレルギー効果を持つ乳酸菌Lactobacillus paracasei KW3110株の発見
3花粉症モデルとアトピー性皮膚炎モデル
4乳酸菌のアレルギー抑制メカニズム
5乳酸菌の抗アレルギー活性本体
6プロバイオティクス効果も持つLactobacillus paracasei KW3110株
7おわりに
第18章乳酸菌の抗アレルギー作用(2)(川瀬学、何方)
1はじめに
2花粉症の発症メカニズム
3花粉症モデル動物実験
3.1ラットを用いた鼻粘膜血管透過性試験
3.2モルモットを用いた鼻腔抵抗性試験
4花粉症患者由来の末梢血単核球(PBMCs)に対する作用
5スギ花粉症患者を対象とした臨床試験
6おわりに
<保健機能>2 乳酸菌と感染症
第19章プロバイオティクスによる腸管感染防御(野本康二)
1はじめに
2急性下痢症に対するプロバイオティクスの感染防御作用
2.1ロタウイルス感染性下痢に対する作用
2.2抗生剤誘導下痢症
2.3旅行者下痢症
3新生児および小児科領域におけるプロバイオティクスの効果
4消化器外科領域における感染性合併症の予防
5実験的腸管感染症に対するプロバイオティクスの効果
6プロバイオティクスの腸管感染防御作用の研究:今後に向けて
第20章乳酸菌のウイルス感染防御作用(保井久子)
1はじめに
2ウイルス感染症
3液性免疫増強作用を有するビフィズス菌の抗ロタウイルス作用及び抗インフルエンザ作用
3.1抗ロタウイルス作用
3.2抗インフルエンザ作用
4細胞性免疫増強作用を有する乳酸桿菌の抗インフルエンザ作用
5おわりに
第21章Helicobacter pylori抑制作用(木村勝紀)
1はじめに
2H.pyloriとは
3H.pylori感染症とプロバイオティクス
4プロバイオティクスのH.pylori抑制作用
4.1in vitroにおけるH.pylori抑制作用
4.2in vivoにおけるH.pylori抑制作用
4.2.1動物実験
4.2.2ヒト試験
5おわりに
第22章歯周病予防(松岡隆史、古賀泰裕)
1歯周病
2歯周病原菌
2.1Porphyromonas gingivalis
2.2Tannerella forsythensis
2.3Treponema denticola
2.4その他の歯周病原菌
3乳酸菌による歯周病原菌抑制効果
3.1in vitro試験
3.2唾液試験
3.3歯肉縁下プラーク試験
4口臭予防
5おわりに
<保健機能>3 乳酸菌の医療応用
第23章抗癌作用(松崎健)
1はじめに
2乳酸菌の宿主の免疫を介した抗腫瘍効果
3乳酸菌の発癌抑制効果
3.1宿主の免疫細胞・機能におよぼす影響
3.2乳酸菌の発癌抑制作用におけるNK活性の関与
4おわりに
第24章血圧降下作用(山本直之)
1はじめに
2L.helveticus発酵乳の血圧降下作用
2.1ACE阻害ペプチドについて
2.2発酵乳内のACE阻害ペプチド
2.3血圧降下ペプチドの加工
2.4乳酸菌蛋白質分解系の比較
3その他乳酸菌の血圧降下作用
4おわりに
第25章乳酸菌組換えワクチン(五十君靜信)
1はじめに
2経口粘膜ワクチンの抗原運搬体としての乳酸菌組換え体
3乳酸菌における遺伝子組換え技術の発展
4抗体産生を誘導する組換え乳酸菌ワクチン
5細胞性免疫を誘導する組換え乳酸菌ワクチン
6生産動物用のワクチン開発
7まとめ
第26章プロビオメディクスへの展開―Helicobacter pylori感染症に対する医薬品とプロバイオティクスの併用効果について―(高木敦司、出口隆造、古賀泰裕)
1はじめに
2H.pylori感染の除菌療法とその問題点
3H.pylori感染の胃粘膜障害機序
4H.pylori感染とプロバイオティクス
5医薬との併用の可能性
6科学的根拠(EBM;evidence based medicine)に基づく医療の観点とプロバイオティクス
7プロバイオティクスの今後
<化粧品>
第27章新種乳酸菌の単離と複合培養産物の化粧品への応用(竹田和則、尾西弘嗣、高木昌宏)
1はじめに
1.1複合微生物系とは?
1.2研究の背景
1.3新種の乳酸菌について
2試験方法
2.1抗酸化作用
2.2メラニン生成抑制作用
2.3前臨床における安全性評価
2.4皮膚炎症抑制作用
3結果
3.1抗酸化作用
3.2メラニン生成抑制作用
3.3前臨床における安全性評価
3.4皮膚炎抑制作用
4考察
5おわりに
第28章乳酸菌を用いた植物発酵液の作用と化粧品への応用(曽根俊郎)
1はじめに
2乳酸桿菌/アロエベラ発酵液
2.1乳酸菌株のスクリーニングおよび保湿作用の測定
2.2AFLの保湿成分
2.3抗炎症作用
3大豆ビフィズス菌発酵液
3.1試料の調製とイソフラボン組成
3.2保湿作用
3.3皮膚のヒアルロン酸産生の促進
3.4弾力性の改善
<その他>
第29章乳酸菌を利用した家畜生産技術(水町功子)
1はじめに
2ヒトに対する安全性確保のための乳酸菌
3健全な家畜生産のための乳酸菌
3.1生産性の向上
3.2免疫機能の賦活化
3.3感染防御作用
3.4環境への配慮
4おわりに
第30章プロバイオティクスとしての乳酸菌の畜産への応用(丸橋敏弘)
1畜産用生菌剤の必要性
2肉用鶏向け乳酸菌生菌剤
2.1肉用鶏の飼育形態
2.2応用の方法と求められる効果
3採卵鶏用乳酸菌生菌剤
3.1飼育形態
3.2求められる効果と考えられる応用例
4豚用乳酸菌生菌剤
4.1飼育形態
4.2求められる効果と考えられる応用例
5生菌剤の畜産での使用菌種例

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