|
|
2007 高分子添加剤の市場
|
|
Market of Plastic Additives 2007 |
|
[コードNo.2007Z179]
|
|
■体裁/
|
B5判 206ページ
|
|
■発行/
|
2007年 5月 (株)シーエムシー出版
|
|
■定価/
|
68,250円(税込価格)
|
| ★ |
高分子の高機能化・性能向上に重要な役割を果たす主要添加剤19分野の概要・需要・メーカー・価格など市場動向を調査! |
| ★ |
各種添加剤の製品開発、環境対応など最新動向も調査! |
※ 本書籍はご試読頂けません ※
| 序 論 |
プラスチック添加剤は、プラスチックの特性向上・機能性付与のために不可欠である。これまでも、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤など各種添加剤が使用されてきたが、最近は、プラスチックの新しい用途を開拓するための機能性の付与や成形加工性の改善を目的とした新しい添加剤の開発が活発化している。
また、添加剤のある種のものについては、安全性や環境汚染の懸念から他の添加剤への代替が進められている。いかに機能的に優れた添加剤であっても、人体や自然環境に悪影響を与えるものは排除されてきており、より安全性の高い添加剤の開発が求められている。
さらに、プラスチックリサイクルが要求される社会的環境の中にあって、再生プラスチックの機能向上が課題となっているが、廃プラスチックのプラスチック材料への変換やリサイクルを促進する上でも添加剤の役割はますます大きくなっている。
新しい添加剤の開発では、ポリ乳酸が生分解性プラスチックとして期待されているが、用途を広げるためには耐衝撃性や耐熱性の改良が必要とされ、機能性を付与する添加剤が求められている。また、プラスチックリサイクルでは、複数の種類のプラスチックが混入するため実用的な相溶化剤の開発が求められており、プラスチック複合材においては各種フィラーをナノサイズ化したナノコンポジットの研究が活発化し、ナノサイズ微粒子を均一分散させる添加剤なども期待されている。
プラスチックの種類、用途が年々拡大し、それに伴い添加剤に対するニーズも変化している。その傾向をみるうえで、1999年に弊社でまとめた主要添加剤の需要量と最近(2005年)の需要量を並べその推移を比較してみた。
これによると添加剤需要は最近の7年間で868,100トンから833,100トンとなり約4%減少している。
全体として電気・電子機器、OA機器、自動車などの分野で要求される機能を付与する添加剤、またプラスチックリサイクルで求められる添加剤が増加傾向にあり、熱安定剤、可塑剤など塩ビ製品の影響を受けている添加剤が減少している。
1998年から需要が著しく伸びている添加剤は、紫外線吸収剤、難燃剤、発泡剤、帯電防止剤、滑剤、カップリング剤、光重合開始剤、相溶化剤、抗菌・防カビ剤、耐衝撃向上剤、導電性付与剤などである。一方、需要が減少しているのは、熱安定剤、可塑剤、核剤、防曇剤などである。その他、酸化防止剤、エポキシ樹脂硬化剤はほぼ横ばいで推移している。
しかし、2005年前後の動きをみると、可塑剤に関する安全性の問題が解消され、安定剤も中国需要が活発化するなど、低迷していた添加剤の需要にも好転の兆しがみえている。
今日、プラスチックの利用分野はますます拡大する傾向にあり、新しい用途のニーズに対する機能性を付与する添加剤が求められ研究・開発が活発に行われ、同じ機能を持つ添加剤の中では環境に対する安全性を兼ね備えた添加剤が要求されている。
弊社ではこれまで、高分子添加剤に関する書籍を発行してまいりました。今回8年ぶりに市場動向をまとめました。本書が高分子添加剤メーカーはもとより、プラスチックメーカー、コンパウンドメーカーなど関係各位のお役に立てることを願っております。 |
| 2007年5月 シーエムシー出版 編集部 |
|
|