ニュー・アグリビジネス農業の企業化
New agri-business & Industrializing Agriculture
[コードNo.99091002]

■編著/ 大澤信一 (株)日本総合研究所
■体裁/ A4判・250頁
■発行/ 1999年 8月 (株)シーエムシー出版
■定価/ 68,250円(税込価格)

★地域活性化を担うニュー・アグリビジネス
★企業の技術力、事業化推進力によるアグリビジネスの開発を解説
★ニュー・アグリビジネスの成功事例を網羅

※ 本書籍はご試読頂けません ※

刊行のねらい
 卸売市場を介さない「市場外流通」の発達、「農政改革大綱」による農業法人の
規制緩和、有機農産物の市場拡大、ハイテクを駆使した植物工場など、日本農業の
システム、あり方が大きく変わりつつある。また、農業への企業参入により、消費
者ニーズに即した、企業主導の新しいアグリビジネスが創られ、農村地域の活性化
を生みつつある。
 本書は、企業の技術力、事業化推進力を活用したアグリビジネスの開発戦略と有
機農産物、植物工場、生産流通システムなど、新しいアグリビジネスの成功事例を
まとめた。アグリビジネスに参入しようとするメーカーの方々、アグリビジネスを
軸に地域活性化をめざす企業や自治体の方々、農業資材、農業機械、肥料、種苗、
農薬など、農業周辺関連産業の方々、食品・農産物の流通関連の方々など幅広い方々
にご購読をお勧めする。

執筆者一覧(執筆順)
大澤信一
成田重行
大澤真介
磯村信夫
久住高章
奥野義博
内片俊英
後藤文之
吉原利一
増田太郎
佐々木秀夫
山川 理
米川惇一

山根精一郎
角田幸雄
加藤容子
竹内良一
(株)日本総合研究所 ニュービジネス創造戦略クラスター長
(株)エム・エー・エム・アソシエーション 代表取締役社長
日本たばこ産業(株) アグリ事業部 課長
(株)大田花き 代表取締役社長
サントリー(株) 花事業部 部長
NKK 物流・流通システム営業部 担当部長
(株)オークネット 花き事業部 課長
(財)電力中央研究所 生物科学部 主任研究員
(財)電力中央研究所 生物科学部 主任研究員
(財)電力中央研究所 生物科学部 研究員
キユーピー(株) 植物開発センター 所長
農林水産省九州農業試験場 甘しょ育種研究室長
東芝プラント建設(株) 環境事業推進部
グリーンシステム推進担当部長
日本モンサント(株) アグロサイエンス事業部 事業部長
近畿大学 農学部 教授
近畿大学 動物発生工学研究所 講師
(株)荏原製作所 ゼロエミッション事業計画室 室長

構成と内容
第1部 総論編:  企業の技術力、事業化推進力を活用したアグリビジネスの開発戦略
第1章 「食料・農業・農村基本問題調査会」最終答申と今後の農政改革     〜高付加価値アグリビジネスの事例分析〜  1 基本問題調査会答申の課題と展望  2 施設園芸にみる日本型アグリビジネスの可能性  〜カゴメ(株)の事例から〜  3 事例から再検討する最終答申の4つの課題     食料の安定供給/自給率向上/株式会社の農地所有/中山間地への     直接所得保障  4 新しいアグリビジネス創造への提言   (1)農業生産と関連ビジネスの融合   (2)施設園芸の規制緩和   (3)「農」を核とした地域振興   (4)官公庁横断型タスクフォースによる食料自給率向上   (5)農業企業化のためのリスク管理 第2章 新しいアグリビジネスが先導するわが国の農業改革  1 はじめに(ビジネス要素の欠けた日本農業)  2 わが国の農業の現状〜自律的な再生メカニズムを問われる日本農業  3 新しいアグリビジネスの事例分析     輸入野菜の急増/有機農産物宅配ビジネスの急成長/     カジュアルフラワーマーケット/通信衛星による花バーチャル市場  4 事例からの提言 第3章 地域特性を活かした日本農業の再生戦略       1 はじめに  〜日本農業の再生とは〜  2 4地域の事例分析   2.1 大規模畑作経営型北海道農業の特性と帯広南部・中札内村の事例分析    2.1.1 大規模農業経営型北海道農業の地域特性   2.2 水田集約規模拡大型東北農業の特性と宮城県北部・南方町の事例分析   2.3 首都圏食材供給型東関東農業の特性と茨城県中部・八郷町の事例分析   2.4 有機農業重視型南九州農業の特性と鹿児島県北東部・末吉町の事例分析  3 日本農業のリストラクチャリングとビジネス展望   3.1 再建に向けた基本的アプローチの転換   3.2 「民」と「官」の役割分担による農業再建策 第4章 「有機農業」関連ビジネスの現状とビジネス戦略  1 「有機農業」ブームの現状     「有機農業」関連ビジネス/ 市場規模/「有機農業」ブームの成立プロセス      /「有機農業」のニーズとは  2 日本農業と「有機農業」関連ビジネス  3 「食」ビジネスの経営戦略と有機農業  4事例からの提言
第2部 事例編:事例から見たニューアグリビジネス
第1章 農業の新たな価値創造に向けて  −テクノロジーと人間の最適な融合−  1 MAMAの誕生  2 新しい農業の創造     農業の企業的取り組み/農業 と先端テクノロジーの融合/     農業分野におけるハード・ソフト  3 MAMAの事業概念  4 千歳プロジェクト  5 都市と農村の融合  6 生産中心の農業から生活充実産業へ 第2章 オリジナル野菜の流通  1 野菜流通への参入の理由と背景     高付加価値野菜へのニーズ/青果物流の現状/高付加価値野菜の     開発・供給の可能性  2 野菜流通のフレーム     商品開発/生産/販売  3 オリジナル野菜の流通状況  4 今後の展開     新商品の開発/安定生産/取扱量の拡大 第3章 花の生産流通  1 食品流通改善促進法がもたらしたもの  2 生鮮食料品花の多チャンネル化  3 産地,流通業者の革新  4 市場法の改定を受けて 第4章 花卉の分子育種  1 花の色の分子育種     アントシアニンの生合成/白い花の分子育種/     ペラルゴニジンを生産する花卉の分子育種/青い花の分子育種  2 日持ちする切り花 第5章 花きの卸売市場流通システム  1 卸売市場流通の現状と課題  2 花き流通システムの現状  3 花き卸売市場流通システム     概要/取引システム/自動セリシステム/予約取引システム/     市場情報管理システム/物流システム/切花の物流システム/     鉢物の物流システム/花き一貫流通システム 第6章 衛星通信オークションシステム  1 既存オークション流通の課題  2 衛星通信オークションシステム  3 花き事業参入の背景  4 花きオークションシステム  5 参加会員の特徴  6 物流 第7章 遺伝子組換えレタスの開発  1 フェリチン  2 レタスの遺伝子導入法  3 フェリチン遺伝子導入レタスの特徴     鉄含有量/成長量  4 今後の課題     安全性試験/バイオレメディエーション 第8章 無農薬水耕栽培技術  1 TSファームの開発経緯  2 TSファームのシステム概要および特徴  3 TSファーム内の環境制御     光/気温/CO2濃度/養液  4 生産物の特徴     農薬栽培/異物,夾雑物,土砂の混入の心配がない/品質が揃っている/     低細菌野菜  5 植物工場製野菜(TS野菜)の品位 第9章 サツマイモ加工利用の動向と新戦略  1 焼酎,醸造酒用の動向     いも焼酎/醸造酒  2 伝統的加工食品用の動向     蒸切干し/焼きいも/カリントウ,チップス  3 新しい加工食品の動向     ペースト,パウダー/ジュース  4 茎葉利用の動向 第10章 施設園芸におけるコージェネレーションシステム  1 コージェネの観点から見た日本農業の背景  2 コージェネレーションシステムシステムとは?  3 日本でのコージェネシステム導入の現状  4 CGS導入で先行する欧米と日本との比較  5 日本におけるCGS普及の課題と方向づけ  6 生研機構委託のコージェネシステム研究開発 第11章 遺伝子組換え技術の農業への意味  1 遺伝子組換え技術とは  2 除草剤ラウンドアップの影響を受けない作物  3 害虫抵抗性作物  4 成分を改変した作物  5 遺伝子組換え作物の食品としての安全性  6 消費者の受け入れ  7 遺伝子組換え作物の今後 第12章 クローン牛  1 初期胚割球を用いたクローン家畜の作出  2 培養細胞を用いる方法     初期胚由来の培養細胞/体細胞由来の培養細胞  3 家畜の育種・改良  4 有用生理活性物質を生産する     トランスジェニック家畜の作出 第13章 堆肥センター  1 堆肥とは  2 堆肥の生産方法     好気性発酵の方法/嫌気性発酵の方法  3 有機性廃棄物のコンポスト化事例     生ごみからの堆肥化例/馬糞からの堆肥化例/     食品加工汚泥からの堆肥化例/下水汚泥からの堆肥化例/     貝からの堆肥化

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