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セミナーコード:20071120   このセミナーの受付は終了しています


★高級・上質と感じる、色・光沢・質感とは!!
★本セミナーでは、製品開発に携わる技術・研究・設計・企画担当者等を対象に、人の感性から
 みた色・光沢の見た目・高級感・質感の感じ方を始め、高級感の出し方・質感の高め方のポイン
 ト、又、高級感・質感の評価方法と新製品開発における付加価値向上策に至るまで、経験豊富
 な福島先生に詳しく解説頂きます。

−色・光沢・オリジナルな表面加飾による−
高級感の出し方・質感の高め方
〜評価法から新製品開発における付加価値の向上まで〜

●講 師 福島材料技術研究所 代表
技術士(金属部門) 工学博士
福島敏郎 氏 
<講師紹介>
東京都立工業奨励館(現在(独)東京都立産業技術研究センター)
化学部にて表面処理の試験研究と工場現場における技術指導。
スイス、ベルン大学客員研究員。
千葉大学工学部非常勤講師(表面工学)。
科学技術庁金属材料技術研究所(現在(独)物質・材料研究機構)
にて研究協力官、表面処理研究室長、国際協力研究。
琉球大学工学部教授(材料工学、表面工学)を歴任。
現在、福島材料技術研究所代表。技術士、工学博士。
通商産業大臣表彰、(社)表面技術協会協会賞。
論文賞。関係団体の特別技術功労賞を受賞。
●日 時 2007年 11月 14日(水) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


T.人の感性と色・光沢の見た目・高級感・質感の感じ方
 1.人の感性とは   〜人は、何をもって高級と感じるのか    :感性価値創造(日本感性工学会、日本デザイン学会の紹介)〜  2.色の見え方   (1)色が感じられてゆく経路   (2)色と光の定義   (3)色の光学的要因と光源の区別   (4)色が問題になる工業分野  3.光沢について   (1)光沢、光沢度、つや、反射率の意味   (2)光源と開き角、受光角、反射角と入射角   (3)光沢度の影響因子    〜各種の表面粗さなど〜  4.高級感・質感の感じ方   (1)高級感とは   (2)質感とは    〜上質感とは、どういったものか〜  5.日本と海外の比較(感性(嗜好)の差異、高級感の考え方)   〜欧米、中国、インド、その他〜
U.色・光沢・表面加飾による高級感の出し方・質感の高め方
 〜繊維、プラスチック、金属、ガラス、セラミックス、木、紙、ゴム、   表面処理した品物(塗装、めっき、アルマイト、ブラストなど)   :「色彩感覚 データ&テスト」(専門家による詳細な資料を配布)〜  1.色による高級感の出し方・質感の高め方   (1)配色の基本的な考え方   (2)高級基本色   (3)高級感・質感を表現するための配色のポイント  2.光沢による高級感の出し方・質感の高め方   (1)物体の表面性状   (2)表面処理法    〜電解研磨、機械研磨、圧延素材の成分・性質〜  3.表面加飾による高級感の出し方・質感の高め方   (1)表面加飾の考え方   (2)表面加飾の留意点   (3)表面加飾の具体的な進め方  4.各材料における高級感の出し方・質感の高め方の実際   (1)繊維の表面改質のポイント    @画像解析    A同時対比効果    B同時生起コントラスト    CGretagMacbethのColorCheckerを展示   (2)プラスチックの表面改質(表面処理、表面保護)のポイント    〜つや消し、メタリック、ハーフミラー、パール、乳白、スモークなど     100種類以上のサンプル((社)日本インダストリアルデザイナー協会     (JIDA)で販売)を展示〜    @塗装    Aめっき    B成形加工    C金型の表面処理   (3)金属の表面改質のポイント    @めっきによる高級感・光沢感の付与    A塗装による表面改質    Bステンレス・アルミニウムの電解研磨・陽極酸化発色・染色による質感向上    Cマグネシウム合金の陽極酸化・塗装    Dチタン・ニオブの着色(資料展示)   (4)ガラス・セラミックス・木材の表面加飾技術
V.高級感・質感の評価方法と製品開発への活かし方
 1.高級感・質感の測定と評価法   (1)測定・評価の留意点    @測定手順とその進め方     〜何を、何で、どのように測ればよいか〜    Aデータ収集のポイント   (2)試験・測定方法    @目視観測者の色彩識別能力を試験する方法     〜人による眼の良し悪しを検査するやり方      (100色相配列検査器−旧色彩弁別器−を展示して実験)〜    A新しい光沢測定法     〜光輝面とつや消し面の写像性、着色光輝面とつや消し面の写像性測定結果〜    B色と光沢の測定法の将来     〜曲面の測定、測定値の無線記録と解析〜   (3)評価データの解析法  2.高級感・質感の製品開発への活かし方   〜如何にして製品価値を向上させるか〜   (1)専門家の育成   (2)関係者のチーム編成と組織的活用    〜デザイン、営業、マーケット調査、品物の材料、成形加工、     表面処理などによる専門家のチーム編成〜   (3)色・光沢・照明に関する情報収集    〜自分の専門外の広い分野に目を向ける〜    @色・デザインの研究所    A測色機器メーカによる講習    B公立試験研究機関の色彩部門の利用
W.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。