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<セミナー詳細>

セミナーコード:20120205   このセミナーの受付は終了しています


★電力不足の長期化、補助金など設備導入を促す国の動きなどから、自家発電・コージェネレーションが注目されている。
★本セミナーでは、各種自家用発電装置の利用形態・適用範囲、設備導入における補助金・支援制度など最近の動向から、
 計画・システム選定の留意点(電力システム、排熱利用・回収システム、換気・排気管・放熱設備、付帯設備、環境対策)
 と、導入検討ならびに経済性評価(対象負荷の選別と運転法案の検討、関連法令、各費用の積算、事業採算性評価、
 リスクヘッジなど)について、実務経験豊富な中丸講師に詳しく解説頂きます。

自家用発電設備・コージェネレーションの
計画と経済性評価
●講 師 地域社会パートナーズ(株) 代表取締役
特定非営利活動法人 環境技術教育アドバイザー協会 専務理事
特定非営利活動法人 アクト川崎 理事
中丸 正 氏
  <講師紹介>
1978年、東京商船大学機関学科卒業、1979年、山武計装株式会社入社、
1990年、株式会社東芝入社、都市システム事業開発、公共プラントの発電事業計画
等の業務に従事。
2007年、地域社会パートナーズ株式会社設立、代表取締役に就任。
都市における未利用エネルギー及び新エネルギーの活用に向けた事業プロデュース、
コンサルティングに従事。
1999年より、財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター未利用エネルギー活用研究会主査、
2006年〜2010年の間、川崎市新エネルギー推進協議会委員を務める。

●日 時 2012年 2月 9日(木) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

自家発電設備・コージェネレーションの導入を検討されておられる工場・事業所やプラントにおけるエネルギー管理、エンジニア、生産管理、施設、工務ご担当者。
自家発電装置・コージェネレーションに関わるエンジニア・設計・技術者など。
企業、行政においてエネルギー効率向上の計画立案に関わっているエンジニアなど。
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

・自家発電設備・コージェネレーションの導入に関する計画から運用段階までの必要な業務内容を理解できます。
・自家発電設備・コージェネレーションの導入メリットの判定に関するノウハウを習得できます。
・節電やBCPという観点からの自家発電設備・コージェネレーションの貢献について理解できます。
【講師の言葉】

東日本大震災以降、電力確保のための自家発電への期待が高まってきている。しかしながら、小規模な発電システムは低効率であり、その使い方によってはコスト負担が大きくなり、使用を中断するようなケースも見受けられる。従って、上流である計画段階で、自家発電の目的や設計方針を入念に検討する必要がある。また、コージェネレーションに関しては、熱利用が重要なポイントとなる。単一用途の業務ビルなどでは、年間熱需要が小さく、コージェネレーションの効果を発揮しにくいケースがある。自家発電だけの検討という狭い視野でなく、施設全体や周辺施設を含めた総合的な検討が望まれる。
本講演で、自家発電の導入には多角的な検討が必要であることを認識していただければ幸いです。
【プログラム】

T.自家発電を巡る最近の動向

 1.自家用発電設備の概要と設計方針
  (1)自家用発電設備の構成
  (2)常用・非常用の違い
  (3)各種自家用発電装置の利用形態とその適用範囲
   〜蒸気タービン発電、ガスタービン発電、ディーゼルエンジン発電、
    ガスエンジン発電、ボイラ〜
 2.自家発電設備・装置の導入・設置状況
 3.自家発電に関する推進施策動向(補助金、支援制度など)


U.自家用発電設備・コージェネレーションの計画とシステム選定の留意点

 1.電力システムの計画・選定の留意点
  (1)系統連系方式と系統分離方式の選択
  (2)発電機の容量と台数決定における留意点
  (3)非常用発電機兼用の留意点
  (4)保護装置
   〜系統連系保護装置、保護協調など〜
  (5)自然エネルギー発電(太陽光・風力・小水力など)との組合せにおける留意点
  (6)エネルギー供給機器(蓄電池、蓄熱機器など)との組合せにおける留意点
 2.排熱利用・回収システムの計画・選定の留意点
  (1)排熱の利用形態と回収方式
  (2)排熱利用計画とシステム選定のポイント
  (3)排熱回収計画とシステム選定のポイント
 3.換気・排気管・放熱設備の計画とシステム選定の留意点
 4.付帯設備の計画と選定の留意点
  (1)蓄電池
  (2)瞬低対策用高速限流遮断装置
  (3)単独運転検出装置
  (4)無停電電源装置
 5.環境対策の留意点


V.自家用発電設備・コージェネレーションシステムの導入検討と経済性評価

 1.負荷特性の分析
 2.対象負荷の選別と運転法案の検討
 3.事業(自家発自家消費、IPP、PPS)の検討と関連法令
 4.建設計画、運転計画、保全計画と各費用の積算
 5.事業採算性の検討と評価
 6.各種経済試算の例
  (1)既設設備での経済性評価
  (2)新設設備での経済性評価
  (3)増・改築における経済性評価
 7.リスクヘッジの考え方


W.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。