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<セミナー詳細>

セミナーコード:20120402   このセミナーの受付は終了しています
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★本セミナーでは、シール選定・活用における基本的な考え方を始め、メカニカルシールの構造・特徴・使用条件などからみた
 選定のポイントとトラブル改善事例を含めた適用の留意点、又、最近のシール技術に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の
 宮本講師にわかりやすく解説頂きます。

メカニカルシールの使用条件に合った選定・活用と
トラブル改善事例、最近の技術動向
●講 師 日本ピラー工業(株)
品質保証部 部長
宮本正樹 氏
●日 時 2012年 4月 11日(水) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

メカニカルシールの利用及び関連する装置・機器・製品を扱っておられるエンジニア・技術・研究・開発・設計・生産・施設・設備管理・保全のご担当の方々。
シールにご関心がお有りの方。
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

(1)シール選定・活用の基本的考え方
(2)メカニカルシールの選び方
(3)トラブル改善事例
(4)最近の技術動向
【講師の言葉】

 本セミナーではメカニカルシールの基礎から取り扱い方法、改善事例、最近の技術動向などについて説明してまいります。
 メカニカルシールは、高速のコンプレッサー、ポンプから低速の撹拌機等の機器、サイズはφ8mmくらいからφ800mmくらいまで、さらには圧力も真空から20MPaの高圧まで広範な仕様で使われています。また、取り扱う流体も多岐にわたりますので、それらの使用条件にマッチしたメカニカルシールを選定し使いこなしていくのが重要です。
 本セミナーを受講するみなさんは既にメカニカルシールを取り扱われているものと思います。
 本セミナーで知り得た知識をもって、現在取り扱われているメカニカルシールが、今後、安定・安全にご使用いただけるものにしていくことへの一助となればと思います。
【プログラム】

1.シール選定・活用における基本的な考え方

 1)漏れ現象と密封技術の基本的な考え方
 2)各種軸封方法とその特徴
  @グランドパッキン
  Aオイルシール
  Bブッシュ
  Cフローティングブッシュ
  Dセグメントシール
  Eラビリンスシール


2.メカニカルシールの構造と各部品の機能

 1)基本構造と各部品の機能
 2)シール原理と基本的設計の考え方
 3)基本的構造の種類と特徴
  @アンバランスシール
  Aバランスシール


3.メカニカルシールの選び方と形式分類、及び特徴

 1)回転形と静止形について
 2)Oリング形とVリング形について
 3)マルチスプリング形とシングルスプリング形について
 4)インサイド形とアウトサイド形について
 5)その他の代表的形式の特徴について
  〜流体圧力、回転速度、使用温度、流体の性状、を考慮したシールの選び方


4.各種周辺付属機器の特徴

 1)冷却装置(フラッシングクーラー)について
 2)補助装置(ストレーナ、サイクロンセパレータ)について
 3)加圧タンク(主に撹拌機用途)について


5.メカニカルシールの各部品の材質選定と注意事項

 1)摺動部品(静止環、回転環)
 2)二次シール部品(Oリング、Vリング等)
 3)構造部品


6.トラブル改善事例

 1)摺動材(シール端面部品)のトラブル
 2)二次シール部分(Oリング)のトラブル
 3)その他代表的トラブル


7.ノンコンタクトガスシールについて

 1)動圧タイプガスシール
 2)静圧タイプガスシール


8.メカニカルシールの最近の動向

 1)難シール性流体対策
  @スラリー(固形分)含有流体
  A高粘度流体
 2)環境対策
  @VOC流体の大気への漏えい防止
  A作業環境改善
 3)省エネ対策
  @シール自身のデザインによる省エネ
  Aフラッシング(シール冷却)配管プラン見直しによる省エネ
 4)製品へのコンタミネーション対策(クリーン対策)


9.質疑応答
※事前に本セミナーに関するご質問・ご要望を頂けましたら、可能な限り講義に反映、
  もしくは講演後などに個別対応させて頂きます。
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

関連セミナー実績

2011. 2. 3 メカニカルシール選定・活用の留意点とシール技術