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<セミナー詳細>

セミナーコード:20120819   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★工場や事業所において、気候・設備の性能にもよりますが、一般的な事業所における空調用エネルギーのウェートは高めで、
 全電力使用量の半分以上を占めているケースもあるといわれており、節電対策の重要なテーマとなっています。
★本セミナーでは、工場・事業所などの空調設備における具体的な省エネ対策の立案、その効果を検証する方法、省エネ・
 低コスト化を実現するための様々な制御方法などについて、豊富な事例を交え、実務経験豊富な高橋講師に詳説頂きます。
 ※解析・評価ソフトを実際に活用した簡単な演習も行います。(ソフトはお持ち帰りできますので、実務でお役立て下さいませ。)
 ※ノートPC(日本語 Microsoft Excel 2000/2002/2003を搭載)をご持参頂けましたら、理解が深まります。

−【省エネのための解析・評価ソフト】による演習付き!!−
工場・ビル・施設の省エネルギーとコスト評価手法
●講 師 高橋空調制御技術研究室
(財)省エネルギーセンター
診断指導部
(元)高砂熱学工業(株) 参与
高橋隆勇 氏
  <講師紹介>
東京電機大学工学部電気工学科卒(1968年)。
高砂熱学工業(株)にて、ユニタリーヒートポンプ冷凍機の“ピーマック”開発に従事。
1976年より同社技術部電装課(その後計装システム部に名称変更)にて、
空調自動制御工事に従事。
パソコンを用いた蓄熱槽制御やデータ解析用プログラムなどで特徴のあるプログラム開発を行う。
日本計装工業会・日本空調衛生工事業協会・日本空調衛生学会・
日本ファシリティマネジメント協会などの省エネルギーをテーマとする各委員会に参加。
空調設備の省エネルギー技術の発展に寄与する。
現在、(財)省エネルギーセンター所属。

●日 時 2012年 8月 30日(木) 9:45〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

工場設備・ビル・建物・空調関連の設計・施工及び保守・管理技術者の方々
工場設備・ビル・建物・空調関連における環境・エネルギー管理ご担当者、その周辺技術者、
省エネご担当者の方々など
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございませんが、配布するソフトを理解するには、Excelの基本的な知識があることが望ましい。
【プログラム】

T.工場・ビル・施設における省エネの考え方
 〜空調の消費エネルギー量と省エネのポイント〜




U.工場・ビル・施設の省エネ制御技術とコスト評価

 1.二次ポンプの制御とコスト評価
  (1)送水圧力制御
  (2)二次ポンプ設備の適性
  (3)適切な送水圧力
  (4)圧力制御と動力消費量
  (5)送水圧力と動力消費量実測
  (6)制御データによる検証
   @差圧制御状況(事例1)
   A圧力制御と静水頭(事例2)
   B複雑なシステムの解析の例(事例3)
   C圧力設定が大きすぎる例(事例4)
   D適切な送水圧力(事例5)
   E設備の規模
   FDHC受入のブースターポンプ(事例6)
  (7)二次ポンプ動力算出シミュレーション
   @複合Q-H特性のExcel化
   A係数データの説明
   B負荷流量に対する動力消費量
   C負荷流量データ
   D算出結果のファイル作成
   E計測による計算式の検証
   F動力消費量の集計
  (8)ランニングコスト比較
 2.冷凍機の制御
  (1)送水温度と冷凍機出口温度
  (2)ハンチング
  (3)自動発停と低負荷運転
  (4)冷凍機台数制御推奨フロー
  (5)台数制御の問題点解決策
   @ヘッダーの問題
   A冷水負荷低温返送
   B推奨台数制御ロジック
  (6)運転事例
  (7)動力削減事例
 3.蓄熱槽の制御
  (1)蓄熱槽運用における問題点
  (2)氷蓄熱の瞬時v蓄熱量算出
  (3)放熱制御
   @蓄熱層の熱だけでまかなえる時の放熱制御
   A負荷が多い時の放熱運転
   B負荷熱量が少ない時の放熱制御
  (4)熱源台数制御(クローズ系)
  (5)氷蓄熱における省エネルギー運転
  (6)水蓄熱の制御
   @蓄熱冷凍機入口温度制御
   A放熱用熱交換機(HEX)制御
   B蓄熱量算出
  (7)熱負荷予測
 4.フリークーリング制御
  (1)フリークーリングの現状
  (2)問題点の整理と解決策
   @システムの条件
   A熱源システム起動時のフリークーリング可否判定
   B運転中のフリークーリング可否判定
   Cフリークーリングと冷凍機台数制御
   Dフリークーリング時の冷水送水温度
  (3)運転実績
  (4)外調機からの冷熱源取入れ
 5.空調機の制御
  (1)室内温度設定
  (2)VAVの制御
   @VAV制御の基本
   A室温と風量
   B給気温度とVAV風量
   Cロードリセット
   DCRT推奨画面
   E制御ブロック図
  (3)外気冷房と外気取入れ制御
   @外気冷房に適した外気の条件
   Aウォーミングアップ時の外気冷房
   B冷暖房時CO2制御
   C24時間運転の冬期夜間の外気冷房
   D外気冷房の基礎
   EVAV方式における最適外気取入れ
   F外気冷房制御のブロック図
   G冷暖房時のCO2制御の事例
 6.空調負荷の削減
  (1)室内温度設定変更と省エネルギー
   @事例1(VAV方式)
   A事例2(還り温度制御方式)
  (2)空調機潜熱負荷の削減による省エネルギー
  (3)VAV方式のビルでの事例
   @制御データの分析
   A制御状況の推理
   B給気温度と室内温度の相関
   C中間期の対応
  (4)給気温度と空調潜熱負荷削減の水平展開


V.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。