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<セミナー詳細>

セミナーコード:20130404   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、目的とするサブミクロン・ナノ粒子の製造・利用のために、微小ビーズ対応ミル・ナノ粒子分散機などの
 特徴・開発動向から、粉砕・分散の理論と具体的な操作条件及びポイント、又、最新の粒子微粉砕例、ナノ粒子分散実施
 例などについて、斯界の第一線でご活躍中であり経験豊富な院去博士に詳説頂きます。

〜ナノ・サブミクロン分散を実現する〜
微小ビーズ対応ミルによる微粉砕・分散技術と
条件最適化及び適用例
●講 師 寿工業(株) 化工機事業部 技師長 博士(工学) 院去 貢 氏
  <講師紹介>
[専門]
ナノ粒子分散、粉砕、ろ過
[職歴、受賞]
1972年3月、広島大学工学部化学工学科 卒業。
1972年4月、寿工業入社。
1972年〜現在、ろ過機の開発(40年間)
1980年〜現在、遠心分離機、粉砕機、分散機の開発(32年間)
2007年3月、広島大学 工学博士学位取得。
「微小ビーズを用いたナノ粒子用分散機の開発と性能評価」。
2007年4月、文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)受賞。
「ナノ粒子分散機械装置の開発」。
2008年3月、化学工学会 化学工学会賞 技術賞 受賞。
「ナノ分散機の開発」。
2009年7月、ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞 製品・技術開発部門。
「液晶テレビ顔料を含め電子材料でナノ粒子の実用化を可能とした
世界初ナノ粒子分散装置」。

●日 時 2013年 4月 18日(木) 13:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆1日受講42,000円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき37,800円)】
◆両日受講57,750円
  【1名につき(※受講者が1日目と2日目で違う場合でも可)】
※4月17日(水)開催「粉砕の基礎・メディアミル(ボールミル・ビーズミルなど)
  の操作と粒径変化予測・操作条件最適化及び最適設計法」
セミナーと
  両日受講もお受付け致しております。

※テキスト代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

サブミクロン、ナノレベルの粉砕・分散技術に初めて携わる初心者から、微粒子の用途開発、現場で実機レベルでの生産を計画している技術・研究・設計・設備担当の方々など。
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

サブミクロン、ナノ粒子の微粒化における基本的な考え方
ビーズミルでのサブミクロン、ナノ分散における最適な運転条件の求め方
多くのサブミクロン、ナノ粒子の分散例を紹介
【講師の言葉】

電子材料を始め多くの機能性材料分野でサブミクロン、ナノレベルの微粒子が使用されているが、最も効率的に生産する装置は微小ビーズ対応ミルである。
このビーズミルの利用にあたり、操作条件、分散原理を十分理解してないと、良い機能性材料を作製することは難しい。
特にナノ粒子の利用にあたり、粉砕操作ではサブミクロンまでしか微粒化できず、気相法、液相法により、直接、ナノ粒子を得ようとしても凝集化するため、高度な分散操作が必要となる。
本講座では、上記課題に対応できるよう、微小ビーズ対応ミルにおける、機械の原理・特徴と操作条件、分散メカニズム、また最新の粒子微粉砕例、ナノ粒子分散実施例を示す。
【プログラム】

T.媒体撹拌ミルの開発と最近の動向

 1.歴史
 2.分類と特徴
 3.種類とおもなメーカー一覧
 4.媒体撹拌ミル以外の分散機
 5.当社微粉砕機とナノ粒子分散機について
  ・導入技術
  ・微小ビーズ対応ミルの開発
  ・ナノ粒子分散機の開発
  ・マーケット
  ・粉砕・分散技術にたいする評価
  ・受賞内容
 6.最近の他社微粉砕機、ナノ粒子分散機


U.微小ビーズ対応ミルの粉砕・分散原理
 〜ナノ粒子分散の必要性、分散原理〜


 1.サブミクロン、ナノレベルの微粒化の必要性
  〜ナノ粒子分散の必要性〜
 2.ナノ粒子の製造方法
 3.微粉砕・分散原理
 〜微小ビーズ対応ミルによる凝集ナノ粒子の分散原理


V.微小ビーズ対応ミルにおける機械的な条件とポイント

 1.ビーズの分離方式
  ・従来機との分離方式比較
  ・分離性能
 2.ビーズ径、材質の選定方法
 3.機械的な条件設定
  ・分散機構成材質
  ・軸封(メカニカルシール)
 4.熱収支 分散エネルギー
 5.運転方式
  ・パス、循環
 6.粉砕性と微粒子形状におよぼす媒液の影響
 7.衝突速度と砕成物粒子の形状との関係
 8.添加剤による分散系の安定性
 9.スケールアップのポイント
  ・スケールアップの注意点
  ・スケールアップ方法
  ・スケールアップ例
 10.コンタミネーションの発生要因とその対策
  ・コンタミ発生のメカニズム
  ・原料スラリーの影響と対策
  ・ビーズ径の影響と対策
  ・管理方法
 11.媒体摩耗対策
  ・装置材料から見た摩耗対策
  ・媒体特性から見た摩耗対策
  ・装置設計と操作設計からみた摩耗対策


W.微粉砕・分散実施例
 〜実際のナノ粒子の分散について〜


 1.サブミクロンまでの微粉砕・分散
 2.ナノレベルまでの分散
  ・酸化チタンにおける分散条件による分散性能への影響
   〜ビーズ径、ローター周速の影響:到達粒子径、分散速度〜
 3.その他の分散例
  ・水系、溶媒系分散:酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、有機顔料、
   フタロシアニンブルー、チタン酸バリュウム

  ・モノマー系分散:ナノスラリー(酸化チタン)、コンポジット化


X.微小ビーズ対応ミル・ナノ分散機の将来

 1.市場の広がり
 2.機械的な性能アップ


Y.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。