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<セミナー詳細>

セミナーコード:20131209   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★分散型電源や輸送用途のエネルギー源の一つとして水素エネルギーの活用が期待されており、自動車メーカー
 及び石油・ガス事業者などによる燃料電池自動車(FCV)の2015年国内市場投入と水素供給インフラ整備に向けた
 取組み、また「水素供給グリッド」「水素発電所」なども注目されています。
★本セミナーでは、水素ステーション用水素製造装置、水素分離型リフォーマー、水素利用による循環型再生可能
 エネルギーシステム、次世代エネルギーシステム開発における水素・燃料電池の活用、木質バイオマス及び
 下水汚泥から高純度水素製造、世界初となる水素エネルギー大量貯蔵輸送技術の実用化などについて、斯界の
 最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

水素製造・貯蔵・輸送・利用技術と実証・研究開発の最新動向
〜講師6名による充実のラインナップ〜
●講 師 三菱化工機(株) プラントプロジェクト部
プロセス・開発G 部長代理
谷口浩之 氏
●講 師 東京ガス(株) 基盤技術部
エネルギーシステム研究所 水素システムチーム
博士(工学)
黒川英人 氏
●講 師 (株)日立製作所 中央研究所
エネルギーエレクトロニクス研究部 主任研究員
石川敬郎 氏
●講 師 筑波大学 システム情報系
構造エネルギー工学域 教授 博士(工学)
石田政義 氏
●講 師 東北大学 名誉教授 工学博士
農水省「緑と水の環境技術革命プロジェクト事業
(バイオマスからの水素製造)」委員
齋藤文良 氏
●講 師 千代田化工建設(株)
技術開発ユニット 兼 水素チェーン事業推進ユニット
技師長 博士(工学)
岡田佳巳 氏
●日 時 2013年 12月 17日(火) 9:30〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
10:30
T.水素ステーション用水素製造装置(HyGeia-A)の開発

<講演要旨>
次世代エコカーである燃料電池自動車の普及に向けて、水素ステーションの建設が進められている。
三菱化工機は長年にわたる水素製造プラントの建設実績をもとに、より小規模な水素ユーザー向けに、コンパクトで低コストな小型水素製造装置を開発した。
この装置は都市ガスやLPGなどを原料に、水蒸気改質反応で水素を発生させ、PSAで高純度水素を精製する方式で、スキッドマウント型のため、現地工事を大幅に削減できる。最近ではオンサイト水素ステーションで使用されるケースも増えている。
さらにこのたび水素ステーション用水素製造装置「HyGeia-A」を開発した。
本講演では新型装置を紹介し、オンサイト水素ステーションの展望について述べる。

<質疑応答・名刺交換>
(谷口 氏)
10:40
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11:40
U.水素分離型リフォーマーの開発動向と実用化への取組み

 1.水素分離型リフォーマーの概要
 2.40Nm3/h級システムの開発
  (1)40Nm3/h級システムの概要
  (2)長期運転試験
  (3)CO2回収実証試験
 3.触媒一体化モジュールの開発
  (1)触媒一体化モジュールの概要
  (2)耐久性向上と実用化への取組み
 4.質疑応答・名刺交換
(黒川 氏)
12:30
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13:30
V.水素利用による循環型再生可能エネルギーシステムの開発
 〜自然エネルギー備蓄回生システム〜


 1.自然エネルギー備蓄回生システムの特徴
 2.自然エネルギー備蓄回生システムの構成
  (1)変動電力による水電解システム
  (2)水素貯蔵/水素供給システム
  (3)水素混合エンジンシステム
 3.事例紹介
  (1)太陽光を利用したシステム事例
  (2)風力発電を用いたシステム事例
 4.おわりに
 5.質疑応答・名刺交換
(石川 氏)
13:40
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14:40
W.次世代エネルギーシステム開発における水素・燃料電池の活用

 1.次世代エネルギーシステムの考え方
 2.統合エネルギーシステム開発プロジェクト
   (新規水素精製、燃料電池による需給調整等を含む)

 3.開発成果の概要と実用化への取り組み
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換
(石田 氏)
14:50
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15:50
X.木質バイオマス及び下水汚泥から高純度の水素製造技術

<講演要旨>
演者らは、バイオマスなどからの水素発生の研究を推進し、その実証試験を進めている。水素発生の処理プロセスは、従来法とはコンセプトを異にするものであり、最大の特徴は、原料に石灰等の添加物を混合させることと、それを400〜500℃という従来法の約半分の温度で加熱することにある。これによって純度95%以上の水素が収率95%以上で生成することにある。原料の範囲はセルロース含有木質バイオマスをはじめ、樹脂、下水汚泥、鶏糞・豚糞など広範囲にわたる。本講演では、これら未利用バイオマスを原料とした場合の水素発生の原理、ガス組成と量、熱量、効率などについての検討結果を紹介する。

<質疑応答・名刺交換>
(齋藤 氏)
16:00
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17:00
Y.世界初となる水素エネルギーの大量貯蔵輸送技術の実用化と今後
 〜有機ケミカルハイドライド法水素貯蔵輸送技術“SPERA水素”システム〜


 1.水素エネルギーの特長
 2.エネルギーの貯蔵方法
 3.拡大する水素エネルギー利用分野
 4.水素サプライチェーン構想
 5.有機ケミカルハイドライド法
 6.脱水素触媒開発
 7.デモプラントの概要と性能
 8.実用化計画と今後
  〜水素供給グリッド、水素発電所など
 9.質疑応答・名刺交換
(岡田 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。