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<セミナー詳細>

セミナーコード:20140418   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、CCS:Carbon (Dioxide) Capture and Storage及びEOR:Enhanced Oil Recoveryの最新動向から、
 CO2貯留ならびに具体的なCCSプロジェクトへの取組み・成果と、詳細な技術・装置・材料(三菱重工のCO2回収技術、
 CO2コンプレッサー、CO2インジェクションポンプ、CO2圧入井掘削)について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に
 解説頂きます。

CCS(分散型CCS含む)とCO2輸送・貯留(EOR含む)に関する
研究開発及び装置・材料・技術などの動向
●講 師 (公財)地球環境産業技術研究機構 RITE
企画調査グループサブリーダー
企画調査チームリーダー
高木正人 氏
●講 師 三菱重工業(株) エネルギィー・環境ドメイン
化学プラント・社会インフラ事業部
執行役員 フェロー
飯嶋正樹 氏
  <略歴>
1974年、東京大学工学部 産業機械工学科 卒業。
同年、三菱重工業(株)入社。
入社以来、エネルギー・化学プラントの基本設計に従事。
1977年から1990年までは主に中東の石油・天然ガス生産設備の
設計・建設・試運転に従事。
1990年より関西電力株式会社と共に温暖化対策を目的とした
発電所等の排ガスからのCO2回収技術開発に従事、
世界で最も省エネの排ガスからのCO2回収技術を開発すると共に、
1999年には、この技術を用いての初の商用機を納入。
現在CO2回収装置及びエネルギィー全般の事業に取組み中。
●講 師 (公財)深田地質研究所
理事 研究部長 主席研究員
高橋 亨 氏
●講 師 (株)ニュージェック
国内事業本部 技師長
志田原 巧 氏
  <略歴>
1976年、東京大学大学院工学系研究科(資源開発工学専攻)終了、
同年、(財)電力中央研究所 入所、
2008年、(財)電力中央研究所 退職、同年、現職。
入所以来、電力土木施設建設のための地質評価に携わるとともに、
原子力発電新立地技術、放射性廃棄物地層処分技術、
圧縮空気貯蔵ガスタービン発電技術に関する研究プロジェクトに参加してきた。
2003年以降は、CO2地中貯留における地下水環境影響評価に関する
経済産業省補助事業、貯留ポテンシャルに関する調査研究などの
CO2地中貯留技術にかかわる研究プロジェクトに参加し、最近では、
一般財団法人エンジニアリング協会が実施したマイクロバブルによる
CO2地中貯留の成立性に関するJKA補助事業に、
実務を担当する専門委員として携わった。
●講 師 東京大学 大学院工学系研究科
エネルギー・資源フロンティアセンター 助教
博士(工学)
長縄成実 氏
●講 師 (株)荏原製作所 風水力機械カンパニー
カスタムポンプ事業統括 企画管理統括部
吉川 成 氏
●日 時 2014年 4月 18日(金) 9:30〜17:40
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
10:40
T.CO2回収・貯留(CCS)技術とRITEの研究開発、取組み動向と展望
 〜現状技術・主要装置、RITEにおける研究開発・取組み、
  今後必要な機器・素材・技術の展望〜


 1.CCSと温暖化対策技術としてのCCSの位置づけ
 2.CCSの最新動向
  (1)海外動向
  (2)国内動向
 3.CCSの技術動向とRITEの取り組み
  〜現状技術・主要装置などを含め
  (1)CO2回収技術
   〜吸収法、吸着法、膜分離法〜
  (2)CO2貯留技術
   〜貯留層の評価、シミュレーション、モニタリング〜
 4.CCSの国際標準化
 5.CO2貯留地点の選定と経済性検討
  〜NEDO革新的ゼロエミッション石炭火力発電プロジェクト
 6.次世代CO2貯留・利用システム(SUCCESS)
  〜より経済的で安全なCO2貯留システムの構築に向けた取組み
 7.課題と展望
  〜今後必要な機器・素材・技術の展望
 8.質疑応答・名刺交換
(高木 氏)
10:50
|
12:00
U.世界のCCS及びCO2EORの動向、
  三菱重工の排ガスからのCO2回収技術とCO2コンプレッサーそれらの実績


 1.世界の温暖化対策の動向
 2.世界のCCS動向
 3.シェールガス革命がエネルギー、CCSに与える影響
 4.三菱重工のCO2回収技術とその実績
 5.三菱重工のCCSに係わるコンプレッサーの事例紹介
 6.今後予想される展開と我が国企業の方向性
 7.質疑応答・名刺交換
(飯嶋 氏)
12:50
|
13:50
V.インドネシア・グンディガス田におけるCCSパイロットプロジェクトの
  研究開発動向と展望


 1.なぜインドネシアか? −研究の背景と目的−
 2.プロジェクトの概要
  (1)実施体制
  (2)プロジェクト目標と実施工程
  (3)プロジェクトサイト
 3.研究の現状と成果
  (1)CO2貯留サイトの選定
  (2)CO2貯留層の評価
  (3)CO2モニタリング計画
 4.今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(高橋 氏)
14:00
|
15:10
W.分散型CCSとしてのCO2マイクロバブル地中貯留の成立性について

 1.分散型CCSの概念
  (1)CCSの概念
  (2)CO2の特性
  (3)CO2排出源
  (4)集中型CCSと分散型CCS
 2.CO2マイクロバブル地中貯留(CMS貯留)システムの概念
  (1)CO2マイクロバブルの特性
  (2)CMS貯留システムの概念
 3.想定モデル地点でのCMS貯留の検討
  (1)想定モデル地点の選定
  (2)想定モデル地点での貯留可能量評価
 4.CMS貯留システムの経済性の概略検討
  (1)CMS貯留システムのコスト試算
  (2)経済性の検討
 5.法規制等
  (1)諸外国における動向
  (2)国内における動向
 6.まとめと課題
 7.質疑応答・名刺交換
(志田原 氏)
15:20
|
16:30
X.CO2圧入井の掘削技術と装置・材料

 1.圧入井の掘削技術と坑井の仕組み
  (1)ロータリー掘削
  (2)坑井の仕上げ
  (3)廃坑
 2.CCS圧入井に要求される仕様と技術
  (1)想定されるCO2漏洩経路
  (2)坑井の健全性
  (3)耐CO2機器、材料と技術
 3.実証プロジェクトの紹介と技術課題
 4.質疑応答・名刺交換
(長縄 氏)
16:40
|
17:40
Y.CO2分離回収・貯留(CCS)用ポンプ 〜CO2インジェクションポンプ技術〜

 1.ポンプ部品に使用する材料
 2.構造上の注意点
 3.バランス配管
 4.圧力と軸動力、温度・密度変化
 5.回転体の設計
 6.超臨界域における健全性
 7.シール
 8.実績の紹介
 9.質疑応答・名刺交換

(吉川 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。