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<セミナー詳細>

セミナーコード:20150811   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、海外のみならず国内でもプロジェクトが進展している『地熱発電』に焦点をあて、地熱発電設備の
 設計、発電所の建設事例ならびに配管設計技術、また掘削機材と技術動向、更には超臨界地熱貯留層の可能性
 と涵養地熱系発電利用の展望について、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

2015年 地熱発電の開発技術動向
〜地熱発電設備と配管の設計技術、発電所の建設事例、
掘削機材・技術動向、超臨界地熱貯留層・涵養地熱系発電利用の展望〜
●講 師 富士電機(株)
発電プラント事業部 火力・地熱プラント総合技術部
プラント技術課 主任
安藤賢之 氏
●講 師 富士電機(株)
発電プラント事業部 火力・地熱プラント設計・建設部
配管設計課 主任
豊田宏之 氏
●講 師 日鉄鉱コンサルタント(株) 常務取締役 試錐部長
日本地熱学会 評議委員 経理委員長
(一社)全国ボーリング技術協会 会長
藤貫秀宣 氏
●講 師 東北大学大学院環境科学研究科
地球物質・エネルギー学研究室 教授
日本地熱学会 評議員(H18より)
(行事委員長,企画委員長を歴任し,現在学会賞委員長)
石油技術協会 理事
土屋範芳 氏
●日 時 2015年 8月 25日(火) 9:40〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:40
|
11:40
T.地熱発電設備の設計技術と建設事例

 1.蒸気発電設備技術
  (1)原理
   @背圧式と復水式発電設備
   A過熱蒸気型生産井を利用する発電設備
   Bシングルフラッシュサイクル
   Cダブルフラッシュサイクル
   Dトリプルフラッシュサイクル
  (2)最適化のポイント
   @復水タービンの型式選定
   A主蒸気圧力
   B復水器圧力
   C大気湿球温度
  (3)主要構成機器とそのポイント
   @蒸気タービン
   A発電機 〜腐食性ガスの侵入防止、絶縁強化〜
   B復水器 〜構造よる分類、配置による分類〜
   C温水ポンプ
   D冷却塔 〜通風方式による分類、流動方向の分類〜
   E冷却水設備 〜循環水システム、補機冷却水システム〜
   F不凝縮ガス抽出装置 〜構成機器、エジェクタ、機械式圧縮機〜
  (4)地熱蒸気発電特有の技術
   @スケール対策
   A腐食に関わる損傷
   Bドレンエロージョン対策
 2.海外の地熱発電所の建設事例
  (1)ニュージーランドの地熱発電所建設事例
   〜世界最大の139MWナ・アワ・プルア地熱発電所〜
  (2)インドネシアの地熱発電所建設事例
   @ラヘンドン地熱発電所
   Aウルブル地熱発電所
   Bカモジャン地熱発電所
 3.富士電機の地熱発電への取組み
  〜地熱発電プロジェクトへの取組み〜
 4.質疑応答・名刺交換
(安藤 氏)
12:30
|
14:00
U.地熱発電プラントの配管設計技術

 1.地熱発電プラント配置の特徴
  (1)生産井から発電所まで
  (2)発電所内配置
 2.配管設備としての特徴
  (1)配管仕様の考え方(材質、口径、肉厚選定)
  (2)各系統の配管レイアウト
  (3)蒸気系統のドレン処理
  (4)蒸気スクラビングシステム
 3.配管付属品の特徴
  (1)弁及び操作機の選定について
  (2)スチームトラップ等の選定について
  (3)その他
 4.質疑応答・名刺交換
(豊田 氏)
14:10
|
15:40
V.地熱発電における掘削機材と技術動向

 1.掘削設備概念
 2.櫓(やぐら)
  (1)スタンダード型
  (2)カンチレバー型
  (3)オイルスコープ型
  (4)ブロック型
 3.サブストラクチャー
 4.掘削機
  (1)ドローワークス
  (2)試錐機
  (3)補助ブレーキ
 5.泥水ポンプ
 6.泥水システム
  (1)シェルシェーカー
  (2)マッドクリーナー
  (3)セントリフュージ
  (4)冷却塔
 7.坑口装置
  (1)口元装置
  (2)暴噴防止装置(BOP)
 8.掘削ツールス
  (1)ビット
   〜コアリングビット、トリコンビット〜、PDCビット〜
  (2)スタビィライザー
  (3)ドリルカラー
  (4)ヘビィーウエートドリルパイプ
  (5)ドリルパイプ
  (6)ケリー
  (7)マッドモーター
  (8)ショックガード
  (9)ドリリングジャールス
 9.最近の掘削技術動向
  (1)トップドライブシステム
  (2)坑跡管理
  (3)コイルドチュービングシステム
  (4)ACコントロールとDCコントロール
  (5)遠隔操作システム
 10.質疑応答・名刺交換
(藤貫 氏)
15:50
|
17:00
W.超臨界地熱貯留層の可能性と涵養地熱系発電利用の展望

 1.日本の地熱環境の地質学的特徴
  (1)東北日本
  (2)熱水循環系
 2.超臨界地熱エネルギー
  (1)地殻流体の賦存状況
  (2)超臨界地熱貯留層とは
  (3)超臨界地熱貯留層のナチュラル・アナログ
  (4)都市近郊地熱発電
  (5)JBBP:Japan Beyond Brittle Project
 3.涵養地熱系発電
  (1)既存地熱貯留層の特徴
  (2)都市近郊地熱発電
  (3)今後の展望
 4.質疑応答・名刺交換
(土屋 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。