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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160419   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、午前中に、国内で入手可能なほとんどすべてのデシカントローターをテストした実績があり、
 本格的に液式デシカントの研究を行っている早稲田大学の齋藤先生と山口先生から、デシカント空調システム
 の最近の技術開発状況や高効率化のポイントと性能・コスト評価などを、午後からは企業の方々から、各装置・
 システムの詳細、簡易設計法・高効率化を含めた要素技術と適用事例について詳説頂きます。

デシカント空調システムの
技術開発動向と高効率化・適用事例
●講 師 早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部
機械科学 航空学科 教授
環境エネルギー技術総合研究所 所長
齋藤 潔 氏
●講 師 早稲田大学 理工学術院総合研究所
主任研究員 研究院准教授
山口誠一 氏
●講 師 新晃工業(株)
営業第1部 デシカント空調機担当 課長代理
山口雅弘 氏
●講 師 (株)竹中工務店 技術研究所 環境計画部
主任研究員 技術士(衛生工学)
和田一樹 氏
●講 師 昭和鉄工(株) 技術部
ヒートポンプグループ 空調機チーム チーム長
安松直樹 氏
●講 師 ダイキン工業(株)
テクノロジー・イノベーションセンター 主席技師
松井伸樹 氏
●日 時 2016年 4月 27日(水) 9:40〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度がございます。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:40
|
11:40
T.デシカント空調システムの技術開発動向と高効率化・性能・コスト評価

 1.デシカント空調システムの技術開発動向と高効率化のポイント
  (1)デシカント空調システムの技術開発動向
   @デシカント空調システムの普及状況
   Aデシカント空調システムの技術開発動向
    ・冷却(冷却/再熱)式
    ・ローター式(Solid Desiccant)、吸着・収着式
    ・液式(Liquid Desiccant)、吸収式
    ・ハイブリッド式、複合システム
   B吸着材・収着材と吸収材の開発動向
  (2)デシカント空調システム高効率化のポイント
   @デシカントローターの水蒸気除去能力の向上策
   A空調機の最適制御
   B高効率システム構築の考え方
   C分散型電源・自然エネルギーとの組み合わせによる高効率化
    〜コージェネレーション、燃料電池、太陽熱など〜
   D他の空調システムとの組み合わせによる高効率化
    ・圧縮・デシカントハイブリッド空調システム
     〜リキッドデシカント〜
    ・間接蒸発冷却器との組み合わせ
 2.デシカント空調システムの性能評価とコスト評価
  (1)エネルギー消費効率(COP)
  (2)除湿能力及び快適性
   〜調湿(moisture buffering)と湿度制御(humidity control)、露点制御〜
  (3)制御性・取り扱い性・運転管理性
  (4)環境負荷性
  (5)コスト試算
 3.デシカント空調システムのシミュレーション技術
 4.質疑応答・名刺交換
(齋藤 潔 氏)(山口誠一 氏)
12:30
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13:30
U.デシカント除湿機の簡易設計と生産施設などへの低温再生型除湿機導入の実際
 〜低温排熱を利用したデシカント除湿システム〜


 1.デシカント除湿機の簡易設計手法
  (1)吸着・脱着を繰り返すデシカントロータ
  (2)空気線図でみるデシカントロータの動き
  (3)デシカントロータの発現率
  (4)収支法則
  (5)再生温度と除湿量
  (6)予冷を行った場合の除湿量
  (7)再生コイルの設計上の注意点
  (8)簡易的にデシカント除湿機の能力を求める
  (9)デシカント除湿機の制御
  (10)総括
 2.生産施設などへの低温再生型除湿機導入事例
  (1)工業炉への排熱利用型低温再生デシカント除湿システム
  (2)CO2ヒートポンプ組込型低温再生デシカント除湿機
 3.質疑応答・名刺交換
(山口雅弘 氏)
13:40
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14:40
V.湿度調整と高効率な外気処理を実現する調湿外気処理ユニットの開発

 1.開発の背景
  (1)ゼロエネルギー化に向けたアプローチ
  (2)これまでの調湿システム開発事例
 2.調湿外気処理ユニットの概要
  (1)ユニットの構成
  (2)ユニットの特徴
 3.調湿外気処理ユニットの評価
  (1)全熱交換モジュールの評価
  (2)流路切替装置の評価
  (3)ユニットの調湿性能評価
  (4)適用事例
 4.質疑応答・名刺交換
(和田一樹 氏)
14:50
|
15:50
W.リタンエア除湿方式による高効率外気処理と適用事例

<講演要旨>
 換気時の排気空気を有効利用し、デシカントと全熱交換器を組合わせることで、低温再生を可能としたデシカント外気処理機を紹介する。また、導入事例も紹介する。

 1.開発の経緯
 2.リタンエアデシカントの機器構成
 3.外気処理方式の省エネ比較
 4.導入事例
 5.フィールドデータの紹介
 6.質疑応答・名刺交換
(安松直樹 氏)
16:00
|
17:00
X.デシカント外調機を用いた潜熱・顕熱分離空調システム

 1.開発の背景
 2.調湿機能付き外調機
 3.ZEBに向けたエネルギー消費量削減の取り組み
 4.実証結果
 5.性能予測技術(エネルギーシミュレーション)・性能検証
 6.エネルギー消費量削減効果のケーススタディー
 7.今後の取り組み 〜新研究所における検証
 8.質疑応答・名刺交換
(松井伸樹 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。