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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160810   このセミナーの受付は終了しています


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★補助金対象講座★
★本セミナーでは、発電用ボイラ本体の構造から、設計温度・圧力の決め方と材料の使い分け、周辺設備
 (補機設備や環境技術動向)と、長時間使った場合の損傷とその損傷寿命評価方法、ならびに高効率化、
 運用柔軟性、また各種発電システムの経済性に至るまで、実務経験豊富且つ最前線でご活躍されている
 吉田講師に解説頂きます。

発電用ボイラの基本と実際(将来展望も含む)
●講 師 一般社団法人 高効率発電システム研究所 理事
株式会社 IHI 技術士受験対策講座講師
芝浦工業大学 技術士機械部門受験対策講座講師
元株式会社 IHI ボイラ保守統括部 主幹(部長)
技術士(機械部門)
吉田敏明 氏
  <職歴>
1968年(昭和43年)に石川島播磨重工業(現IHI)入社以来、
ボイラ設計業務=5年、原子力開発業務=10年、
燃料電池開発業務=12年、ボイラメンテナンス業務=18年半の
合計45年半を一貫して動力エネルギー関係業務に従事。
2013年(平成25年)9月にIHIを退職し、同年10月から現職として
国の補助事業である700℃級先進超々臨界圧発電技術の中の
ボイラ関係業務を担当している。
従って、2016年3月末現在で動力エネルギー関係の仕事に
通算48年従事している。
●日 時 2016年 8月 30日(火) 10:00〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
〈昼食・お茶代1,500円(税込)を含む〉
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

経済産業省 平成28年度「ものづくり中核人材育成事業」の指定講座につき、
中小企業の方には受講料の2/3,交通費の2/3,宿泊費の2/3の補助金が支給されます

 中小企業従業員で、事前の申請が認可採択されると、受講料等費用の2/3が補助されるセミナーです。
 詳細は下記URLにてご確認願います。
 ※補助を受けるためには事前の申請が必要です。ご注意ください。
   補助金申請の締切 7月28日(木)  (注:予算が無くなり次第終了)→補助金は予算達成となりました。

   事務局ホームページ http://www.isid-ao.co.jp/bss/h28chukaku/index.html
   [お問い合わせ]
   H28年度ものづくり中核人材育成事業 事務局 e-mail:q-chukaku@isid-ao.co.jp
   電話 : 03-6713-5504  (受付時間 10:00〜12:00、13:00〜17:00 ※土日祝除く)


●セミナープログラム●
【習得知識】

1.火力発電所の分類
2.発電用ボイラ本体の構造と材料
3.発電用ボイラの周辺設備
4.発電用ボイラの保守技術と損傷度評価方法(寿命評価方法)
5.今の時代に求められる発電用ボイラの機能と実際(将来展望も含む)
6.各種発電システムの経済性
【講師の言葉】

 2015年7月に経済産業省が「2030年の電源構成」を決定し、その中で、2030年にはCO2を排出しない太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー(再生エネ)による発電を24%程度取りこむとの目標が示された。また、2016年4月から一般家庭までを含めた電力の全面自由化が始まった。全面自由化により開放される7.5兆円とも推定される巨大市場をめぐって新規参入した会社の数は、既に450社を突破したとの事。
 お天気任せの再生エネが増えつつある中で迎える電力自由化時代の発電用ボイラに求められる技術は何かについて解説する。最初に、1)ボイラ本体の構造と2)周辺機器、また、3)長時間使った場合の損傷とその損傷寿命評価方法について学んでもらった後、4)今の時代に求められる発電用ボイラの機能と実際、および5)各種発電システムの経済性について説明する。
【プログラム】

1.火力発電所の分類


2.発電用ボイラ本体の構造と材料

 2.1 ボイラ伝熱面の構成
 2.2 火炉
 2.3 過熱器・再熱器
 2.4 設計温度・圧力の決め方と使用材料の使い分け


3.発電用ボイラの周辺設備(補機設備)

 3.1 水・蒸気系統の機器(配管、配管サポート方法、弁)
 3.2 空気系統の機器(通風機、GAH、SAH)
 3.3 燃料系統の機器(各種燃料用バーナ、微粉炭機)
 3.4 排煙処理系統の機器(電気集塵器、脱硝装置、脱硫装置)


4.発電用ボイラの保守技術と損傷度評価方法(寿命評価方法)

 4.1 ボイラの損傷形態と損傷例
 4.2 ボイラのメンテナンス方式と注意点
 4.3 ボイラ損傷度の評価方法


5.今の時代に求められる発電用ボイラの機能と実際(将来展望も含む)

 5.1 高効率化(火力発電の変遷、我が国の蒸気圧力・温度の変遷、700℃級A-USCボイラの開発)
 5.2 運用柔軟性(負荷変化、最低負荷等)


6.各種発電システムの経済性

 6.1 発電原価の計算方法
 6.2 各種発電システムの発電原価計算例


7.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。