TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20180208   このセミナーの受付は終了しています
≫「関連セミナー実績」


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、MBR【Membrane Bio Reactor】(膜分離活性汚泥法)とROシステムの設計とトラブル(ファウリング)
 対策について、膜および膜モジュールの基礎事項から、水の再利用に関する国際標準化(ISO/TC282)の動向を含めた
 排水回収フローの組み立て方、具体的なMBRおよびROの設計ポイントと、重要な課題である膜目詰まり(ファウリング)
 などのトラブルと対策について、多くの事例と最近の膜の開発動向を織り交ぜ、実務の第一線でご活躍中の田中講師に
 詳しく解説頂きます。

MBR(膜分離活性汚泥法)+ROシステムの
設計法と膜目詰まり(ファウリング)対策
●講 師 栗田工業(蘇州)水処理有限公司
設計部門 計画設計部 試験技術センター
部長代理
田中 有 氏
  <講師紹介>
2016年3月まで、栗田工業(株) プラント事業本部 プラント部門
電子・水供給設計部 設計一課 現在に至る。
●日 時 2018年 2月 7日(水) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

水処理に携わっておられる、エンジニア・技術・研究・設計・施設・工務・運転管理・水質分析のご担当の方など。
環境管理部署、プラント及び工場管理・計画、営繕部門などのご担当の方など。
水処理関連分野の商品・製品を扱っておられる方。
膜分離活性汚泥法(MBR)に興味のおありの方。排水回収に興味のおありの方。

【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

膜と膜モジュールの基礎知識
MBR+ROシステムの設計のポイント
MBRおよびROのトラブル解決策

【講師の言葉】

近年、排水回収のニーズが高まってきており、清澄な生物処理水を単一ユニットで確保できるMBRは排水回収に適した処理方法であり、急速に適用が広がっています。本講座では、膜および膜モジュールの基礎知識から、MBR+ROシステムの設計方法、膜処理の課題である膜目詰まり(ファウリング)について、事例を紹介しながら対策をご説明します。
【プログラム】

T.膜の基礎
 〜膜の材質からモジュール構造まで、膜の基本的な考え方をご理解いただき、
  数多くある膜の選定方法をご説明します。〜


 1.膜の種類 〜分離対象、材質、モジュール構造〜
 2.膜の基本性能
 3.浸透圧について
 4.濃度分極モデル


U.排水回収フローの組み立て方
 〜排水回収フローの組み立て方を、MBR+ROに限定せず、事例に触れながら
  ご説明します。合わせて、日本を幹事国に2014年から始まった、水の再利用に
  関する国際標準化(ISO/TC282)の動向についても解説します。〜




V.MBRおよびROの設計ポイント
 〜MBRおよびROを設計する際に必要な設計条件の根拠を解説します。
  ご理解をより深めていただくため、計算例を準備しております。〜


 1.MBR膜の仕様による設計の違い
 2.基本フロー
  (1)MBR(槽内型)の場合
  (2)MBR(槽外型)の場合
 3.MBR設計のポイント
  (1)前処理
  (2)生物反応槽と膜浸漬槽
  (3)膜洗浄用曝気
  (4)膜洗浄ライン
  (5)フラックス
  (6)余剰汚泥
  (7)使用薬品
 4.RO設計のポイント
  (1)有効圧
  (2)回収率
  (3)除去率
 5.設計例


W.MBRおよびROのトラブル事例の原因と対策
 〜現場で経験してきたMBRおよびROのトラブル事例について、原因と対策を
  解説します。特に膜の目詰まり(ファウリング)は、膜を取り扱う上で重要な
  ポイントとなりますので、膜目詰まりについては、原因を体系的に分類し、
  対策を詳しくご説明します。〜


 1.MBRのトラブル事例と対策
  (1)トラブルの原因と対策
  (2)膜が詰まるとは?
  (3)膜目詰まりの原因と対策
  (4)排水回収におけるMBR
 2.ROのトラブル事例と対策
  (1)MBR処理水を原水としたRO
  (2)ROのトラブル事例
  (3)スライムコントロール剤の適用

X.MBR+ROの実際
 〜既存技術と比較したMBR+ROの実際のデータを公開します。〜




Y.膜の開発動向
 〜膜開発の方向性をご説明しながら、最新の開発状況をご紹介します。〜




Z.質疑応答(適宜)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

関連セミナー実績

2016. 2.19  MBR(膜分離活性汚泥法)+ROシステム
2015. 2.13  MBR(膜分離活性汚泥法)+ROシステム
2013.10.23  MBR(膜分離活性汚泥法)+ROシステム
2012.12.11  MBR(膜分離活性汚泥法)+ROシステム