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不織布の技術と市場    
Technology and Market of the Nonwoven Fabric
[コードNo.2017S818]

※ 本書籍はご試読頂けません ※

■体裁/ B5判 270ページ
■発行/ 2017年8月1日 (株)シーエムシー出版
■定価/ 91,800円(税・送料込価格)
■ISBNコード/ 978-4-7813-1254-5

 
★市場拡大を続ける不織布!用途開発が進み、産業や生活のあらゆる分野に進出!
★【技術編】では、不織布の高機能化や製造技術、各種用途への展開、ナノファイバー不織布やポリ乳酸繊維・不織布の開発、製造設備、物性測定について、各分野の専門家が解説!
★【市場編】では、不織布の市場動向、用途分野別動向、メーカー動向などについて、図表・写真を多用して最新のマーケット情報を分かりやすく掲載!

キーワード

製造技術 / 製造設備 / 機能性付与 / コスメ用途 / 農業用資材 / 電界紡糸 / 生分解性 / バイオメディカル / ナノファイバー不織布 / 水処理 / ポリ乳酸繊維 / 物性測定 / 触感評価 / 市場動向 / 業界動向 / 用途展開(衣料・インテリア、医療・衛生、土木・建築、自動車、農業、生活資材、産業資材) / 企業動向

刊行にあたって

 不織布とは文字通り「織らない布」である。多孔質である不織布は、通気性・ろ過性・保温性などの特性を持つ。多様な原料や製法の組み合わせによって、用途や目的に応じて様々な機能を付加することができる。その不織布の需要が好調である。

国内における不織布の需要はリーマン・ショック時に落ち込んだがその後徐々に回復、経済産業省の調査によると、2015年の不織布の国内生産量は過去最高となる34万1、954トンとなった。2016年も33万9、616トンとほぼ横ばいで推移し堅調を維持している。

不織布が使われる用途は、衣料・インテリア、医療・衛生、土木・建築、自動車、農業、生活資材、産業資材など広範にわたる。近年は紙おむつなど医療・衛生用途での需要が世界的にも拡大、市場を牽引してきた。また、2016年は自動車向けの生産量が5万1、675トンで依然好調である。これは内装材や吸音材、外気吸入フィルターなどへの採用増が要因と考えられる。

このように市場が拡大し続ける不織布について、技術動向と市場動向の全体を把握できる書籍をまとめたいという考えから本書を企画した。

【技術編】では、不織布の高機能化や製造技術、コスメ用途や農業用途そしてバイオメディカル材料などへの展開、ナノファイバー不織布の開発と水処理への応用、生分解性を有するポリ乳酸繊維・不織布の実用化動向、不織布製造設備の最新動向、不織布の触感などの物性測定について、各分野の代表的な専門家の方々に解説して頂いた。

【市場編】では、市場動向(製法別生産量と動向、需給動向、海外展開)、用途分野別動向(衣料・インテリア、医療・衛生、土木・建築、自動車、農業、生活資材、産業資材)、メーカー動向(50社)などに関して、独自取材に基づき、図表・写真を多用して最新のマーケット情報を分かりやすく掲載している。

不織布の原反・加工・機械メーカーや商社はもとより、繊維、医療、衛生用品、化粧品、農業資材、建築資材、自動車、エレクトロニクスなど、広く不織布に関心をお持ちの方々の情報収集の一助となれば幸いである。


シーエムシー出版 編集部

著者一覧

矢井田修日本不織布協会
牧原弘子ダイワボウポリテック(株)
紺野義広ユニチカ(株)
宇山浩大阪大学
岸本吉則廣瀬製紙(株)
向井康人名古屋大学
望月政嗣元・京都工芸繊維大学
丸山裕伊藤忠システック(株)
井上真理神戸大学

目 次

【技術編】
第1章不織布の高機能化・生産技術と用途展開
1はじめに
2不織布の定義
3不織布業界の現状
4不織布用繊維
5不織布製造方法
5.1ウェブの形成方法
5.2ウェブの接着(結合)方法
6不織布の技術開発動向
6.1不織布の高機能化
6.2最近の不織布製造技術の動向
7不織布の用途開発動向
8おわりに
第2章コスメ用不織布の開発動向
1はじめに
2コスメ用不織布の歴史
3コスメ用不織布のマーケットと要求特性
3.1化粧品市場
3.2オプショナルケアの市場
3.3フェイスマスクの市場
3.4要求性能
3.5制汗シートの市場と要求性能
3.6クレンジングシートの市場と要求性能
4今後の展望
5おわりに
第3章農業用不織布資材の効果と用途の動向
1はじめに
2農業用資材としての不織布
2.1温室ハウス用カーテン資材
2.2べたがけ資材
2.3育苗用下敷き資材
2.4底面給水保水マット
2.5透水・防根シート
3農業用途資材を取り巻く環境とニーズ
4おわりに
第4章電界紡糸不織布のバイオメディカル材料への応用
1はじめに
2電界紡糸
3バイオ系高分子の電界紡糸
4電界紡糸不織布の生分解性評価
5ドライスピニング
6バイオマテリアルへの応用例
7おわりに
第5章エレクトロバブルスピニング法とナノファイバー複合不織布
1はじめに
2EBS法
2.1紡糸法
2.2無加圧接着法による複合化
3ナノファイバー複合不織布
3.1湿式不織布との比較
3.2セラミックスとの複合化
3.3高保液性ナノファイバー複合不織布
3.4バクテリア捕集効率と圧力損失
4おわりに
第6章高度水処理のためのナノファイバー不織布フィルターの開発
1はじめに
2濾過処理への応用
2.1使用した濾過フィルター
2.2水透過および濾過試験方法
2.3水透過性能の評価
2.4粒子捕捉性能の評価
2.5不織布の調製条件の影響
2.6基本性能のまとめと展望
3吸着処理への応用
3.1タンパク質
3.2重金属(銅、鉛、ニッケルなど)
3.3六価クロム
3.4
3.5セシウム
3.6その他
第7章ポリ乳酸繊維・不織布の実用化動向と今後の展望
1はじめに
2PLA繊維・不織布の分類
3PLA繊維の基本特性…PET繊維との比較
3.1糸質特性
3.2環境負荷特性
3.3安全性と食品衛生性
4PLA繊維・不織布の有する高機能性
4.1生分解性…耐久性との両立
4.2抗菌・防黴性…優れた安全・衛生性
4.3防炎・難燃性…燃え広がり難い自己消火性
4.4耐光・耐候性…屋外暴露環境下における耐久性
4.5吸・放湿特性…衣服または住宅内環境における快適性
5PLA繊維・不織布の用途分野
5.1農林・園芸・土木資材分野
5.2食品・生活衛生・医療分野
5.3インテリア・寝具・生活雑貨用途
5.4新規用途
6今後の展望
第8章不織布製造設備の最近の動向
1はじめに
2Diloグループ製造機械
2.1Dilo Spinnbau/新型カード機
2.2DI-LOOM特殊ニードル機
2.3新たな市場への取組
2.4新商品【Dilo HyperTex】
2.5HyperTex
3CAMPENエアレイド加工装置
3.1エアレイドとは
3.2エアレイドプロセス
3.3新しい生分解性ワイプスの基盤となるエアレイド
3.4エアレイドの歴史―ワイプスは使い捨てに―
3.5エアレイドとスパンレースプロセスの開発
3.6CAMPEN Machineryについて
第9章不織布の物性測定
1不織布の構造と性質
2不織布の試験方法
2.1厚さ(ISO法)と重さ(ISO法)
2.2引張強さ及び伸び率(ISO法)
2.3引裂強さ(JIS法及びISO法)
2.4破裂強さ(JIS法)
2.5摩耗強さ(JIS法)
2.6剛軟度(JIS法及びISO法)
2.7通気性(JIS法)
2.8吸水性(JIS法)
2.9寸法変化率、燃焼性、遮光性及び透光性、耐光堅ろう度、圧縮率及び圧縮弾性率(JIS法)
2.10その他
3不織布の触感評価
3.1触感の主観評価
3.2布の触感の客観的評価に用いられる物理特性
3.3客観評価式
【市場編】
第1章不織布の市場動向
1不織布の製法別生産量と動向
1.1ケミカルボンド
1.2サーマルボンド
1.3ニードルパンチ
1.4スパンレース
1.5スパンボンド/メルトブロー
1.6湿式
1.7その他
2不織布の需給動向
2.1生産量
2.2輸出量
2.3輸入量
2.4国内需要量
2.5国産原反、輸入原反の需要量の推移
2.6輸入動向
3海外展開
3.1不織布メーカーの海外進出動向
3.2不織布メーカーの海外生産動向
第2章用途分野別動向
1はじめに
2衣料・インテリア分野
2.1衣料・インテリア用不織布の種類と特性、用途、市場規模
2.2各種製品動向
3医療・衛生分野
3.1医療・衛生用不織布の種類と特性、用途、市場規模
3.2各種製品動向
4土木・建築分野
4.1土木・建築用不織布の種類と特性、用途、市場規模
4.2各種製品動向
5自動車分野
5.1自動車用不織布の種類と特性、用途、市場規模
5.2各種製品動向
6農業分野
6.1農業用不織布の種類と特性、用途、市場規模
6.2各種製品動向
7生活資材分野
7.1生活資材用不織布の種類と特性、用途、市場規模
7.2各種製品動向
8産業資材分野
8.1産業資材用不織布の種類と特性、用途、市場規模
8.2各種製品動向
第3章不織布のメーカー動向(各項目共通事項:概要、製品動向、企業動向)
1旭化成
2阿波製紙
3アンビック
4池田紙業
5王子キノクロス
6オーツカ
7オーミケンシ
8金井重要工業
9金星製紙
10倉敷繊維加工
11クラレクラフレックス
12呉羽テック
13KBセーレン
14サンケミカル
15三昭紙業
16JX ANCI
17JNC
18シンワ
19スリーエムジャパン
20ダイニック
21ダイワボウポリテック
22
23田中
24タピルス
25ツジトミ
26デュポン
27東洋クッション
28東洋紡
29東レ
30トーア紡マテリアル
31三澤繊維
32西川ローズ
33日清紡テキスタイル
34ニッポン高度紙工業
35日本バイリーン
36ハビックス
37廣瀬製紙
38フジコー
39フタムラ化学
40前田工繊
41丸三産業
42三木特種製紙
43三井化学
44三菱製紙
45三菱ケミカル
46ユウホウ
47ユニセル
48ユニチカ
49ユニ・チャーム
50レンゴー・ノンウーブン・プロダクツ



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