TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20110609   このセミナーの受付は終了しています

★非在来型という呼称が相応しくない程、開発・生産が拡大しているシェール・ガス、シェール・オイルの現況と、
 これらが世界の天然ガス、LNG市場、原油価格などに与える影響を分析・予測し、ビジネス・チャンス、技術動向、
 今後の見通しについて、業界に精通しておられる岩間博士に詳しく解説頂きます。

シェール・ガス、シェール・オイルをめぐる
最新動向とビジネスチャンス
●講 師 和光大学
経済経営学部 教授
経済学科長
博士(経済学)
岩間剛一 氏
  <講師紹介>
1981年東京大学法学部卒業、1981年東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行、
本店営業第2部部長代理(エネルギー業界融資担当)、本店産業調査部部長代理
(エネルギー分野調査分析担当)、石油公団企画調査部(米国のエネルギー政策、
原油価格予測モデル担当)、日本格付研究所(ソブリン格付け、エネルギー企業
格付け担当)出向を経て、2003年から和光大学経済経営学部教授経済学科長
(資源エネルギー論、マクロ経済学)、東京大学工学部非常勤講師(金融工学)。
新聞、雑誌、テレビへの寄稿、講演多数。

<主な著書>
「資源開発プロジェクトの経済工学と地球環境問題」とりい書房、
「ガソリン本当の値段」アスキー新書、
「石油がわかれば世界が読める」朝日新書、ほか。
●日 時 2011年 6月 13日(月) 13:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・5F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 42,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき37,800円)
※テキスト代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

石油・天然ガスの世界で起こっている革命的事象に関心のある方。
今後の国際エネルギー情勢に興味のある方。
原油価格、天然ガス価格がどのように推移するかということに関心がある方。
国際エネルギー問題、今後のガソリン価格や電気料金がどのようになっていくかに興味がある方。
日本経済、世界経済の今後とその基礎となるエネルギー問題に対して興味のある方。
【予備知識】

エネルギーに関する専門的な知識は特に必要ありません。
【習得知識】

これまで考えられなかった大きな革命が、石油の世界、天然ガスの世界で起こっていることを分かりやすく解説する。日本では考えられなかった国際エネルギー情勢の変貌を理解することができる。
【講師の言葉】

2009年には考えられなかった100年に1度といえるエネルギー革命が2010年に世界で起こっている。それは、米国におけるシェール・ガスをはじめとした非在来型天然ガスの劇的な生産コストの低下による天然ガス生産増と、天然ガス価格の暴落である。21世紀は環境の世紀と呼ばれ、天然ガス需要は急増の一途を辿り、天然ガス価格は百万Btu(ブリティッシュ熱量単位)当たり20ドルを突破すると考えられてきた。ところが、多くのエネルギー専門家の予想に反して、思いがけない米国の天然ガス生産増によって、天然ガス価格は2009年9月には2.4ドルまで暴落し、冬場を迎えた2010年12月も4ドル程度で推移している。これは、チェサピークをはじめとした米国の中堅石油企業による既存技術の組み合わせによる革命的ともいえる、非在来型天然ガスの生産コストの低減に起因する。そして、シェール・ガス革命は、非在来型石油であるシェール・オイルの分野にも拡大しつつある。米国の原油生産量は1970年をピークに減少を続けてきた。しかし、シェール・オイルの開発により、米国の原油生産量は増加傾向にある。まさにエネルギーの世界における革命ともいえる、シェール・ガス、シェール・オイルの開発状況のフロンティアと今後の世界のエネルギー動向に影響を与えるビジネス・チャンスについて詳細に分析する。
T.シェール・ガスに関する国内外の動向と今後の見通し及びビジネスチャンス

 1.国際天然ガス市場を巡る劇的な変化
 2.国際LNG市場の現状と今後の見通し
 3.米国における天然ガス生産量の動き
 4.非在来型天然ガス(シェール・ガス)とは何か
 5.非在来型天然ガス資源の可能性
 6.欧州における天然ガス市場の変貌と今後の見通し
 7.天然ガス大国ロシアとカタールの現状と今後の見通し
 8.アジアのLNG市場の現状と今後の見通し
 9.国内外のシェール・ガスに関するプロジェクト・ビジネス・企業動向と今後の見通し
  (1)海外の動向
  (2)日本の動向
  (3)シェール・ガス開発を推進する政策動向
  (4)国内外企業の戦略  〜注目される企業の動向〜
  (5)国内外におけるビジネスの市場予測
 10.シェール・ガス生産における技術動向とビジネスチャンス
  (1)シェール・ガス生産用設備の現状と開発動向
  (2)シェール・ガス生産用装置など主要機器の現状と開発動向
  (3)シェール・ガス生産に関するビジネスチャンス
   〜どのような課題があり、求められる技術とは何か?〜


U.シェール・オイルに関する国内外の動向と今後の見通し及びビジネスチャンス

 1.シェール・オイルをはじめとした非在来型石油とは何か
 2.米国におけるシェール・オイル開発の現状と今後の見通し
 3.回復する米国の原油生産量
 4.タイト・オイル資源の可能性
 5.タイト・オイルの生産コストとは
 6.国内外のシェール・オイルに関するプロジェクト・ビジネス・企業動向と今後の見通し
  (1)シェール・ガスとシェール・オイルが起こす国際エネルギー情勢への影響
  (2)米国の中堅石油企業の開発動向
  (3)米国メジャー(国際石油資本)の動き
  (4)欧州諸国におけるシェール・オイル開発の現状と今後の見通し
  (5)中国におけるシェール・オイル開発の現状と今後の見通し
  (6)シェール・オイル開発を推進する政策動向
  (7)国内外におけるビジネスの市場予測
 7.シェール・オイル生産における技術動向とビジネスチャンス
  (1)シェール・オイル生産用設備の現状と開発動向
  (2)シェール・オイル生産用装置など主要機器の現状と開発動向
  (3)シェール・オイル生産に関するビジネスチャンス
   〜どのような課題があり、求められる技術とは何か?〜


V.世界の天然ガス価格、原油価格の今後の動向



W.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。