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<セミナー詳細>

セミナーコード:20111211   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、CO2貯留に関する現状から、CO2の地中貯留・船舶輸送・モニタリングなど技術開発の動向と
 CO2マイクロバブル地中貯留、原油回収率向上技術(CO2EOR)、CO2の昇圧・搬送技術、CO2輸送パイプライン
 について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

CO2貯留に関する技術開発の最新動向
●講 師 (財)電力中央研究所 客員研究員
(元)(財)地域環境産業技術研究機構(RITE)
CO2貯留研究グループ 主席研究員
理学博士
大隅多加志 氏
●講 師 (株)大林組
技術本部 技術研究所
地盤技術研究部 上席研究員
博士(工学)
鈴木健一郎 氏
●講 師 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構
技術部 開発技術課 (併) EOR課
Ph.D.
高橋 悟 氏
●講 師 エリオットグループ
アジアパシフィック統括
技術計画部 課長
深作善郎 氏
●講 師 (株)荏原製作所
風水力機械カンパニー
開発統括部 製品開発室長
吉川 成 氏
●講 師 JFEエンジニアリング(株)
技術総括部 経営スタッフ
古川博宣 氏
  <講師紹介>
平成17年9月1日〜23年8月31日:財団法人エンジニアリング振興協会に出向
(平成23年4月より名称変更:一般財団法人エンジニアリング協会)
平成17年9月1日〜:(財)地球環境産業技術研究機構(RITE)主任研究員(上記と兼務)
●日 時 2011年 12月 8日(木) 9:30〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
11:00
T.CO2貯留に関する最新状況と技術開発動向

 1.CO2貯留に関する最新動向
  (1)海外の動向
  (2)国内の動向
 2.CO2貯留の可能性
  (1)ポテンシャル
  (2)今後の見通し
 3.油田へのCO2貯留とEOR
  (1)CO2-EORプロジェクト動向
  (2)CO2-EOR技術
 4.CO2の貯留技術
  (1)CO2地中貯留のメカニズム
  (2)サイト選定のポイント(リスク評価・環境影響評価・法および規制)
  (3)圧入技術と廃坑手順
  (4)CO2地中貯留技術の効果の持続性とコスト低減策
 5.二酸化炭素船舶輸送技術
  (1)パイプライン輸送の検討が進んだ理由
  (2)大きなタンカーが適していない理由
  (3)シャトル輸送
  (4)船上からの直接の圧入
 6.CO2モニタリング技術
  (1)貯留層の評価
  (2)CO2の挙動解析とモニタリング
 7.課題と展望
 8.質疑応答
(大隅 氏)
11:10
|
12:10
U.CO2マイクロバブル地中貯留の成立性に関する研究

 1.貯留概念の整理とシステムの特性の整理
  (1)CO2マイクロバブルの特性の整理
  (2)貯留システム概念の検討
  (3)技術的に貯留が成立する地質条件の整理
  (4)技術的に貯留が成立する条件
  (5)帯水層貯留との比較
 2.CMS(Carbon Dioxide Micro Bubble Storage)貯留システムのモデル構築
  (1)我が国の地質条件に対応した地質区分の検討
  (2)想定モデル地点の選定
  (3)ガス注入方法・位置の検討
 3.まとめ
  (1)技術的成立性の課題
  (2)経済性・安全性の課題抽出
  (3)まとめ
 4.質疑応答
(鈴木 氏)
13:00
|
14:00
V.二酸化炭素を利用した原油回収率向上技術(CO2EOR)

 1.原油の回収法の種類
  (1)一次回収法:自噴と人工採油
  (2)二次回収法:水攻法とガス攻法
  (3)EOR
 2.原油回収技術(EOR)
  (1)EORの種類と適用範囲
  (2)CO2-EORの原油増産メカニズム
  (3)CO2-EORの検討方法:実験とシミュレーション
  (4)CO2-EORの適用事例
 3.JOGMECにおけるEORのプロジェクト動向
 4.質疑応答
(高橋 氏)
14:10
|
15:40
W.CO2の昇圧・搬送技術
 〜CO2分離回収・貯留(CCS)における流体機械〜


 1.CO2分離回収・貯留(CCS)における流体機械:遠心圧縮機
  (1)CO2分離回収・貯留(CCS)における流体機械
  (2)CO2の昇圧プロセス
  (3)圧縮機タイプの選定
  (4)CCSに使用される遠心圧縮機の構造
  (5)遠心圧縮機のCCS適用への注意点
 2.CO2分離回収・貯留(CCS)における流体機械:ポンプ
  (1)ポンプ部品に使用する材料
  (2)構造上の注意点
  (3)バランス配管
  (4)圧力と軸動力、温度・密度変化
  (5)回転体の設計
  (6)超臨界域における健全性
  (7)シール
  (8)実績の紹介(アシッドガス)
 3.質疑応答
(深作 氏)(吉川 氏)
15:50
|
16:50
X.CO2輸送パイプライン

 1.CO2パイプラインの概念設計
  (1)国内の適用法規・基準
  (2)設計手法
  (3)施工方法(陸上、および、海底パイプライン)
 2.ケーススタディ
  (1)排出源の選定
  (2)輸送ルートの想定
  (3)大規模排出地域の検討
 3.海外の技術動向
 4.質疑応答
(古川 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。