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<セミナー詳細>

セミナーコード:20120615   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、リチウムイオン電池(LIB)など二次電池(ニッケル水素電池)用レアメタル(リチウム、コバルト、
 ニッケル、マンガン)の分離・回収・リサイクルに焦点をあて、LIB用レアメタルの特性(最近の成分組成を含め)から、
 LIB及びNi−MH電池用レアメタルリサイクルの技術開発動向と、具体的な各種分離・回収・リサイクル技術及び
 その方法・ポイントについて、最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

リチウムイオン電池など二次電池からの
レアメタル分離・回収・リサイクルの技術開発動向

●講 師 関西大学 環境都市工学部
エネルギー・環境工学科 教授
環境資源工学会 会長
工学博士
芝田隼次 氏
  <講師紹介>
大阪大学非常勤講師、宮崎大学非常勤講師など多数。
(社)化学工学会 環境部会 元幹事、現顧問会議メンバー、
(社)日本金属学会 材料化学研究会 元委員長、
(社)資源・素材学会 元副会長、理事、
日本溶媒抽出学会元会長、理事など。
<主な著書>
「物理化学」(朝倉書店、2011年)、
「工業排水・廃材からの資源回収技術」(シーエムシー出版、2010年)、
「レアメタル便覧」(丸善、2010年)、
「Li二次電池電極材料のスラリー調整」(技術情報協会、2009年)、
超微粒子の分散技術とその評価」(サイエンス&テクノロジー、2009年)、
「ゼータ電位利用集、―基礎/測定/解釈・濃厚/非水系・分散定性―」(情報機構、2008年)、
貴金属・レアメタルのリサイクル技術集成」(エヌ・ティー・エス、2007年)
いずれも共著。その他多数。
<研究テーマ>
@レアメタルの回収・精製技術
AIT関連産業から生じる廃混酸の再生や廃液からの金属・貴金属の回収再生技術
B廃棄物由来の人工鉱物の合成と物性評価
C微粒子分散のメカニズムと分散技術
(芝田先生研究室:http://www.cheng.kansai-u.ac.jp/Shigen/)
●講 師 室蘭工業大学 大学院 工学研究科
もの創造系領域 材料工学ユニット 教授
工学博士
平井伸治 氏
●講 師 成蹊大学 理工学部
物質生命理工学科 教授
工学博士
山崎章弘 氏
●日 時 2012年 6月 18日(月) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・5F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:30
|
12:30
T.リチウムイオン電池及びニッケル水素電池からのレアメタル分離・回収・リサイクル

 1.リチウムイオン電池用レアメタルの特性
  〜金属成分の特性と最近の傾向
  (1)リチウムイオン電池の組成
  (2)各部品に含まれる金属成分の特性
   @焼成後のリチウムイオン電池に含まれる金属成分の組成
   A焼成リチウムイオン電池粉末の粒度分布とその組成
   B各粒径のリチウムイオン電池粉末に含まれる金属成分の割合
  (3)最近の成分組成
 2.リチウムイオン電池及びニッケル水素電池用レアメタルリサイクルの基本と
   技術開発動向

  〜プロセスフロー、乾式法、湿式法、ハイブリッド法、不純物の除去
  (1)焼成・粉砕・分級プロセス
  (2)抽出・分離・回収プロセス
   @金属イオンの分離技術の基本
   A沈澱分離法(水酸化物沈澱法、硫化物沈澱法、シュウ酸塩・炭酸塩沈澱法)
   B溶媒抽出法
 3.リチウムイオン電池及びニッケル水素電池用レアメタルリサイクル技術(事例含む)
  (1)リチウムの回収・リサイクル技術
  (2)コバルトの回収・リサイクル技術
  (3)ニッケルの回収・リサイクル技術
  (4)マンガンの回収・リサイクル技術
 4.質疑応答・名刺交換
(芝田 氏)
13:30
|
14:45
U.リチウムイオン二次電池からのレアメタルの分離回収

 1.電解液の不活化
 2.リサイクルのための電池の粉砕分離
 3.湿式法、乾式法によるレアメタルの回収技術
 4.炭素還元を利用したレアメタルの回収
 5.質疑応答・名刺交換
(平井 氏)
15:00
|
16:30
V.キレート剤を用いたバイポーラ膜電気透析によるリチウムイオン電池からの
   コバルト回収技術


 1.電気透析法の原理
 2.金属イオンとキレート生成平衡
 3.キレート法を用いた電気透析法による金属分離法
 4.リチウムイオン電池からのコバルト回収法
 5.電気透析法の他の環境、リサイクルプロセスへの展開
 6.質疑応答・名刺交換
(山崎 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。