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セミナーコード:20081103   このセミナーの受付は終了しています

★地球規模でのエネルギー需要増が進む中、大量のCOを削減する手段として、二酸化炭素回収
 ・貯留(CCS)技術が非常に注目されている!!
★本セミナーでは、国内外のCCSに関する政策や法規制を始め、プロジェクト動向・ビジネス展望と
 CO分離・回収・貯留・固定化・隔離技術の最新動向及びコスト低減策について、斯界の第一線で
 ご活躍中の西尾、大隅、両講師に詳しく解説頂きます。

〜CCS技術最前線〜
CO分離・回収と貯留・固定化・隔離技術

●講 師 (独)産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門
エネルギー社会システムグループ長
中央大学 理工学部 応用化学科 講師
工学博士
西尾匡弘 氏 
●講 師 (財)電力中央研究所 客員研究員
(元)(財)地域環境産業技術研究機構(RITE)
CO貯留研究グループ 主席研究員
理学博士
大隅多加志 氏 
●日 時 2008年 11月 11日(火) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・402室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 48,300円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき43,050円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター


10:00〜12:00
T.CO分離・回収及び貯留・固定化・隔離についての動向と   今後の見通し  〜国内外におけるCCSの最新動向と展望〜
 1.地球環境問題の本質とCO排出の実態   (1) IPCC第四次評価報告書に見る気候変動の実体と要因   (2) 気候変動の緩和  2.温室効果ガス排出削減対策の全体像とCCS推進に至る背景  3.国際的枠組の中でのCCSに関する議論   (1) 国際エネルギー機関でのCCSの検討   (2) CSLF(炭素隔離リーダーシップフォーラム)の動き   (3) G8主要国首脳会議での議論の進捗(グレンイーグルズから洞爺湖まで)  4.国内外のCCSに関する法規制と方向性   (1) ロンドン条約・議定書における国際的位置付け   (2) 海洋汚染防止法による国内規制の位置付け   (3) 将来の推進に向けた法制度の方向性  5.国内外のCCSに関する取り組みと今後の見通し   (1) 短期的取り組み(京都議定書目標達成計画)   (2) 中・長期的取り組み(国際動向と将来枠組みの構築)   (3) CCSの持続可能な社会の構築に対する役割とは  6.国内外のCCSに関するプロジェクト動向と事業化のポイント   (1)海外における事業化の動向   (2)日本における実証の動向   (3)将来の事業環境の整備と留意点  7.CCSに関連するビジネスの可能性   (1)CCSのEarly Opotunity:EOR/EGR/ECBM   (2)炭素価格・クレジットとCCS:CDMとETS(EUの排出権取引制度)   (3)Capture ReadyとStorage Ready:ソースとサイトのマッチング   (4)その他  8.今後の展望  9.質疑応答
(西尾 氏)
13:00〜16:00
U.CO分離・回収及び貯留・固定化・隔離技術の開発動向と   コスト低減策
 1.CO分離・回収技術の開発動向(吸収・吸着・膜分離等分離技術も含めて)   〜原理・特徴・比較とコスト低減策〜   (1)COの燃焼後回収技術   (2)COの純酸素燃焼による回収技術   (3)石炭ガス化複合発電(IGCC)など発電高効率におけるCO回収   (4)二酸化炭素回収貯留技術(CCS)における回収技術の本質   (5)プラントベースの固定化技術   (6)今後の展望  2.CO貯留・固定化・隔離技術の開発動向   (1)石油(原油)増進回収(EOR)法におけるCOの利用と固定化    @クリーン開発メカニズム(CDM)での期待と早期機会     (Early Opportunity)としての意義    A北米大陸での40年あまりの経験の活用   (2)COの帯水層貯留技術    @CO地中貯留のメカニズム    Aサイト選定のポイント(リスク評価・環境影響評価・法および規制)    B圧入技術と廃坑手順    Cモニタリング管理のポイント    DCO地中貯留技術の効果の持続性とコスト低減策   (3)COの炭層固定化技術    @炭層固定化技術の特徴    A炭層固定化技術の国内外の動向   (4)COの多様な隔離技術    @CO海洋隔離は葬りさられたままになるのか?    A岩石との反応による隔離(高温岩体・蛇紋岩ほか)    B今後の展望  3.質疑応答
(大隅 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。