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<セミナー詳細>

セミナーコード:20150217   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、1日目に『地熱バイナリー発電(温泉発電など)』に関して、導入促進(JOGMECの方より)から
 不確実性(資源開発リスクや地元合意遅延リスク、運転中の蒸気減衰リスクや追加井の掘削失敗リスク等)と
 その留意点、小型バイナリー発電装置の実際を、2日目は『地熱発電』に関して、地熱発電導入拡大に向けた
 支援・取組み(経済産業省の方より)から、地熱発電所の建設(計画から建設事例まで)・性能管理と高効率発電
 のためのハイブリッド熱源発電システム、蒸気タービン性能・信頼性向上技術などについて、斯界の最前線で
 ご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★1日目のみ、2日目のみのご受講も受け付けております。

地熱発電と地熱バイナリー発電(温泉発電など)の
支援・導入促進と各種要素技術開発動向
〜温泉発電導入促進、地熱発電導入拡大支援から、不確実性への対応留意点、
小型バイナリー発電装置、地熱発電所の建設(計画から建設事例まで)・性能管理、
ハイブリッド熱源高効率発電技術、蒸気タービン性能・信頼性向上技術まで〜
●講 師 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
地熱部 担当審議役
當舎利行 氏
●講 師 (一財)電力中央研究所
環境科学研究所 環境化学領域
主任研究員
窪田ひろみ 氏
●講 師 (株)IHI 回転機械セクター開発部
バイナリー発電システムグループ 部長
高橋俊雄 氏
●講 師 経済産業省 資源エネルギー庁
資源・燃料部 政策課 係長
橋本 薫 氏
●講 師 富士電機(株) 発電プラント事業部
火力・地熱プラント総合技術部 プラント技術課 主任
小山 弘 氏
●講 師 (一財)電力中央研究所
エネルギー技術研究所 エネルギー変換領域
主任研究員
中尾吉伸 氏
●講 師 (株)東芝 電力システム社
火力・水力事業部 火力プラント技術部
参事
谷口晶洋 氏
●日 時 2015年 2月 24日(火) 13:00〜16:50
2015年 2月 25日(水) 10:00〜16:40
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆2日間受講       72,900円
  【1名につき(※受講者が 2月24日 と 2月25日 で違う場合でも可)】
◆2月24日のみ受講 40,500円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき35,100円)】
◆2月25日のみ受講 49,680円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
※テキスト代、消費税を含む (※アカデミック割引は1日ごとの適用となります)

<アカデミック割引>
【大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度があります。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
1日目   2月24日(火)
13:00
|
14:10
T.小規模地熱発電のうち温泉発電導入促進について

 1.小規模地熱発電概要
 2.温泉資源を利用した地熱発電(温泉資源の温度、湯量等の条件)
 3.バイナリー発電機選定の目安(温泉資源量に対応する発電規模)
 4.既存の小型バイナリー発電機(国内で入手可能な小型発電機)
 5.温泉発電の導入のための助成(JOGMEC事業の申請の流れ)
 6.助成案件(H25年度およびH26年度)
 7.事例紹介(土湯温泉、洞爺湖温泉)
 8.事業化までのキャッシュフロー
 9.電力の固定買取制度
 10.法的規制と規制緩和(電気主任技師、ボイラー・タービン主任技師など)
 11.質疑応答・名刺交換
(當舎 氏)
14:20
|
15:30
U.中小規模バイナリー地熱発電開発における不確実性と留意点

 近年、固定価格買取制度(FIT)や債務保証など国の経済的支援が充実してきたため、温泉熱を利用した中小規模のバイナリー発電開発が全国的に増加中である。
大規模開発とは異なり、温泉事業者や自治体が発電事業者となってFIT等の便益を得られることなどから、地元関係者の期待は高い。
しかしながら、特有の事業リスクや技術リスク、合意形成における課題が生じており、それらが事業性に影響を及ぼしているため、見切り発車せず慎重な開発が望まれる。
本講演では、具体的な事例を紹介しながら今後の開発における留意点を述べる。

(窪田 氏)
15:40
|
16:50
V.温泉等の温水を有効に活用する小型バイナリー発電装置

 1.IHIにおける小型バイナリー発電装置の開発経緯
 2.小型バイナリー発電装置 ヒートリカバリー“HRシリーズ”
 3.一般的な適用例について
 4.温泉発電用バイナリー発電システム
 5.必要な届け出や対応について
 6.質疑応答・名刺交換
(高橋 氏)
2日目   2月25日(水)
10:00
|
11:00
T.経済産業省の地熱発電導入拡大に向けた支援・取組みと今後の展開

 1.再生可能エネルギーの現状
 2.地熱発電の仕組みと特徴
  (1)地熱発電の仕組み
  (2)地熱開発のメリットについて
  (3)我が国の地熱資源の賦存量
  (4)日本の稼働中地熱発電所
  (5)政府における地熱発電の位置付け
 3.地熱発電の周辺への影響とその対応
  (1)地熱貯留層と温泉帯水層との関係
  (2)環境に配慮した地熱の開発
 4.規制・制度見直しと支援
  (1)地熱発電に関する規制・制度改革
  (2)地熱開発のリスク・コスト面の課題
  (3)地熱開発プロセスにおける支援措置について
  (4)現在進捗している主な地熱開発地点
 5.地熱開発の地元へのメリット
  (1)国内の地熱資源の活用事例
  (2)海外の地熱資源の活用事例
 6.質疑応答・名刺交換
(橋本 氏)
11:15
|
12:45
U.地熱発電所の建設事例 〜計画から発電所の完成まで〜

 1.発電所の計画および建設における留意点
  (1)計画
  (2)建設
 2.海外の事例
  (1)Ulubelu Unit1&2 Geothermal Power Plant
 3.富士電機の地熱発電への取組み
 4.質疑応答・名刺交換
(小山 氏)
13:45
|
14:55
V.地熱発電所の性能管理に関する研究開発動向
  地熱発電適用地域拡大のためのハイブリッド熱源高効率発電技術


 1.地熱発電所の性能管理に関する研究開発動向
  (1)地熱発電所における性能管理
  (2)EnergyWinとは
  (3)運転データ解析システムの開発
  (4)「運転データ解析システム」適用事例
 2.地熱発電適用地域拡大のためのハイブリッド熱源高効率発電技術
  (1)開発背景および目的
  (2)地熱蒸気過熱による高効率発電システムとは
  (3)評価対象とする地熱発電プラント
  (4)ハイブリッド熱源発電システムの成立性評価
   @ハイブリッド熱源地熱発電プラントのシステム解析
   Aバイオマス熱源によるシステムの開発地域選定
   B外部熱源としてのバイオマス設備の経済性
  (5)スケールセンサーの開発
   @室内試験におけるスケールセンサーの試験
   A簡易式過熱装置を用いた現場試験による評価
  (6)今後の課題
 3.質疑応答・名刺交換
(中尾 氏)
15:10
|
16:40
W.高効率地熱発電のための蒸気タービン性能・信頼性向上技術と最近の開発動向

 1.地熱発電プラント最新動向
  (1)東芝地熱タービン
  (2)地域共生型小型タービンについて
  (3)軸流排気・パッケージタービンについて
  (4)海外リハビリ事例について
 2.地熱タービン最新仕様・技術
 3.蒸気タービン性能・信頼性向上技術
 4.質疑応答・名刺交換
(谷口 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。