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<セミナー詳細>

セミナーコード:20160611   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、第T部にバイオマス発電を巡る補助・支援制度の動向から、発電システムの事業スキーム、
 事例からみた成功・失敗分析と事業を行なっていく上での留意点、事業採算性評価など、失敗しない事業展開
 について湯木氏より、第U部では、プラント契約、燃料供給契約、バイオマス証明の偽装、事業計画の失敗、
 燃焼トラブルなど、木質バイオマス発電事業におけるトラブルと法的対応について森田氏より、それぞれ詳説
 頂きます。
★T部のみ、U部のみのご受講も受け付けております。

バイオマス発電の事業採算性と失敗しない確実な事業の進め方、
木質バイオマス発電事業に関し想定すべきトラブルと法的対応
●講 師 三菱UFJキャピタル(株) 戦略開発部 部長 湯木将生 氏
  <略歴>
東京大学大学院農学系研究科修了。
(株)三菱総合研究所にて地球温暖化対策や新エネルギー全般、
廃棄物・リサイクル分野におけるプロジェクトに多数従事。
1998年、電源開発(株)と(株)三菱総合研究所が起こした環境事業の
事業化コンサルタント会社において技術評価や事業採算評価などの
事業化支援等を多数実施。
2005年5月より(株)NTTデータ経営研究所において、バイオマス関連メーカの支援等を実施。
2008年1月より現職。
環境・エネルギー分野を中心に投資調査・投資先支援、技術・コスト等の調査を実施。
●講 師 西村あさひ法律事務所 弁護士 森田桂一 氏
  <講師紹介>
2007年東京大学法学部卒業、2009年東京大学法科大学院卒業、
2010年弁護士登録、建築・不動産事業者をメインクライアントとする法律事務所において、
契約法務・取引実務・業法に関する実務・各種紛争解決に従事。
再生可能エネルギー特別措置法施行後は、再生可能エネルギー案件を中心に
取扱い、再生可能エネルギー関係の契約法務・取引実務・各種紛争解決に関与し、
太陽光発電パネル反射光訴訟逆転判決等の実績がある。
現在は、バイオマス発電に関する案件も取扱っており、
また日経エコロジーでの講師経験なども有する。
2016年5月より西村あさひ法律事務所入所。
※講師の情報を更新致しました。
●日 時 2016年 6月 22日(水) 10:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆1日受講            54,000円
 (1名につき)(※テキスト代、消費税を含む)
◆プログラムTのみ受講   40,500円
 (1名につき)(※テキスト代、消費税を含む)
◆プログラムUのみ受講   29,700円
 (1名につき)(※テキスト代、消費税を含む)
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
※下記プログラムは、開催日までの情勢により若干変更する可能性がございます。
10:00
|
15:00
T.バイオマス発電(コージェネ含む)の事業採算性と失敗しない確実な事業の進め方
 〜資金供給・投資機関の立場から見た利益を出せる発電事業などについて〜


 1.バイオマス発電を取り巻く現状
  (1)バイオマス発電に関する補助・支援制度などの動向
   @固定価格買取制度(FIT)
    〜バイオマス・石炭混焼発電の買取制度などを含め〜
   A制度の見通し(規制緩和等)
  (2)バイオマスの特徴と技術
   @バイオマス種類ごとの特徴
   A技術の種類と現状レベル
   B各発電システムの事業スキーム
    a)木質系バイオマス
    b)畜産・ふん尿系バイオマス
    c)汚泥系バイオマス
    d)生ごみ・食品系バイオマス
    e)PKS(ヤシ殻)、ブラックペレットなど
 2.バイオマス発電の主要事例動向
  (1)各種バイオマス発電に関わる事例
   ・大規模事例
   ・電力会社等の石炭混焼利用事例
   ・下水汚泥等の固形燃料化事例
  (2)事例からみた成功・失敗分析
 3.バイオマス発電導入計画の立て方
  〜事業計画の立て方と落とし穴
  (1)バイオマス発電事業実現に向けたトータルシステムの構築
   @導入計画フロー
   A計画に占めるトータルシステムの重要性
   Bトータルシステムに占める副産物等の取り扱い
  (2)バイオマス発電の導入計画のポイント
   @参入検討のポイント
   A主要ポイントの解説
  (3)バイオマス発電システムの検討のポイント
   @設置条件
   Aインフラ整備のポイント
   Bエネルギー変換プロセス
   C契約等を行う上での留意点
 4.バイオマス発電システム導入における事業採算性評価
  (1)事業採算性評価に際しての事前検討のポイント
   @事業採算性評価の全体像 〜コスト試算項目
   Aバイオマス収集・輸送範囲とコスト試算の例示とポイント
    ・バイオマスの存在場所と輸送距離の試算
    ・バイオマス輸送におけるルート選定のポイント
    ・未利用木材破砕チップ(-50mm)の通常の価格、価格低減のポイント
    ・畜糞(鶏、牛、豚)の効率的な収集・運搬のポイント
   Bバイオマス発電施設の立地評価のポイント
    ・全量買取り制度の価格をふまえた事業収支試算のポイント
    ・プラント・設備費上限額の試算のポイント
  (2)事業採算性評価例
   @木質系バイオマス利用における事業採算性評価
    a)直接燃焼発電
    b)ガス化発電
    c)その他
   A畜産系・食品系・汚泥系バイオマス利用における事業採算性評価
    a)直接燃焼発電
    b)メタン発酵発電
    c)固形燃料化・炭化物利用
   Bその他
 5.バイオマス発電システムの事業のチャンス
 6.バイオマス発電の課題と今後の展望
 7.質疑応答・名刺交換
(湯木 氏)
 <12:00頃お昼休み>
15:15
|
17:00
U.木質バイオマス発電事業に関し想定すべきトラブルと法的対応

 1.バイオマス発電を巡るプラント契約段階におけるトラブルとその対応
  (1)プラント契約交渉と内示書の意義
  (2)プラント契約条項のチェックポイント
  (3)不具合が起きた場合の法的責任とその事前対応
 2.バイオマス発電を巡る燃料供給契約に関するトラブルとその対応
  (1)バイオマス発電における燃料調達の重要性と不確実性
  (2)労働力不足/天災による供給不履行の場合のリスク負担
  (3)燃料調達のための「契約」とそのリスク低減策
 3.バイオマス証明の偽装トラブルとその対応
  (1)バイオマス証明の内在的課題
  (2)知らずに関与した商社の責任
  (3)売電済みの電力を巡る法的考え方とその試案
  (4)リスク低減策として考えられる事項
 4.事業計画の失敗トラブルとその責任コンサルティング契約を中心に
  (1)コンサルティング契約と事業計画通りに事業が進まなかった場合の法的責任
  (2)早稲田大学事件(風力発電の事案)
  (3)コンサルティング会社が例外的に負う場合
 5.バイオマス発電燃焼トラブルに関するリスクとその分担のポイント
  (1)バイオマスプラントの燃焼トラブルとその原因
  (2)燃料供給に関するリスク事項
  (3)プラント事業者と合意しておくべき事項
 6.質疑応答・名刺交換
(森田 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。