ご購入は、画面下の「書籍購入」ボタンから

リアプロジェクションTVの高画質化技術

[コードNo.06STA001]

■体裁/ B5判上製本 193ページ
■発刊/ 2006年 1月31日 S&T出版(株)
■定価/ 55,000円(税込価格)

★アメリカ、欧州、台湾、中国、日本市場で展開される第3の大画面FPD/MD-PTVの技術動向と企業戦略!
★MDデバイス、光学系設計、光学部材(レンズ・スクリーン・フィルム・・)と加工、光源技術が分かる!


著者一覧

中島義充元三菱電機(株)
内山貞住セイコーエプソン(株)
柴田恭志日本ビクター(株)
橋本俊一ソニー(株)
佐渡謙造フジノン(株)
古畑睦弥セイコーエプソン(株)
神野雅文愛媛大学
田口常正山口大学
秋山貴信東芝機械(株)
尾山卓司旭硝子(株)
廣嶋綱紀山梨大学
今西理大阪特殊硝子(株)
佐野高明(株)テクノ・システム・リサーチ

目次

第1章リアプロジェクションテレビの高画質化と光学システムの要素技術
1テレビの画質
 1.1画質とは(私見)
 1.2HDTV映像信号の基本特性
 1.3色の再現方法
 1.4ディスプレイの色再現範囲
 1.5テレビ信号処理
2リアプロジェクションテレビの概要
 2.1映像表示の装置の分類
 2.2CRT方式プロジェクターの原理
 2.3デバイスからの分類
 2.4各種表示デバイスの特徴
 2.5プロジェクションテレビ(PTV)の歴史(三菱電機)
 2.6プロジェクションの技術史
3リアプロジェクションテレビの画質の要因
 3.1製品の形態
 3.2画質の要因
 3.3画質の課題
 3.4リアプロジェクションテレビの特長
4新しいリアプロジェクションテレビ(MD-PTV)の画質改善
 4.1プロジェクション用ランプ
  4.1.1超高圧水銀ランプ構造
  4.1.2ランプの課題
  4.1.3寿命とW数(明るさ)とのトレードオフ
  4.1.4プロジェクション用ランプ一覧
  4.1.5色再現性
 4.2照明光学系
  4.2.1従来の照明系
  4.2.2ノンテレセントリック光学系
 4.3スクリーン
  4.3.1スクリーンの基本性能
  4.3.2スクリーンの構造
5薄型化
 5.1薄型リアプロジェクション光学系
  5.1.1投写光学系の薄型化
  5.1.2業務用薄型DLPレイアウト
  5.1.3ハイブリッドフレネルスクリーン
6テレビ用超広角160度光学系
 6.1新光学エンジン
 6.2新しい製品デザインイメージ
 6.3広角化のポジショニング
7リアプロジェクションテレビ市場動向
 7.1テレビラインナップ
 7.2リア投写テレビ(PTV)の価格
8リアプロジェクションテレビの今後の動向
<MDデバイス>

第2章プロジェクションテレビ用高温ポリシリコンTFT液晶パネルの技術動向
1プロジェクションTVの市場
2HTPS-TFT液晶パネルの概説
 2.1製造工程
 2.2特徴
 2.33LCD方式
3HTPS-TFT液晶パネルの最新技術動向
 3.1高輝度化(高光利用効率化)
 3.2高コントラスト化
 3.3高解像度化
 3.4高品位化
 3.5高信頼性化
4まとめ
第3章D-ILA技術について
1LCOS開発の歴史
2LCOSデバイスの特徴
3LCOSデバイスの2大構成要素
 3.1単結晶シリコン基板
 3.2液晶層
4D-ILAデバイスの特徴
 4.1高コントラスト化
 4.2動作速度
 4.3高信頼性
5高歩留まりを実現する量産プロセスのブレークスルーについて
6デジタル駆動D-ILAデバイス
 6.1動作原理
 6.2デジタルD-ILAの特長
  6.2.1均一性
  6.2.2階調性とその安定性
  6.3.3応答速度
7LCOSデバイス用光学系
8D-ILAデバイスの今後
第4章SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)デバイスの開発と商品化
1はじめに
2SXRDデバイス
 2.1デバイスラインナップとその特徴
 2.2他デバイスとの比較
 2.3SXRDデバイスの基本技術
 2.4SXRD狭セルギャップ垂直液晶反射型デバイスの諸特性
 2.5SXRD液晶パネル化量産プロセス技術 - ウエハ単位アセンブリプロセス-
31.55インチ4k2k SXRDデバイス
40.61インチFull HD SXRDデバイス
5SXRD新規量産ライン
6SXRD搭載商品
7SXRDの今後の展開
<光学系>

第5章光学系の設計と部材技術
1照明光学系
 1.1エタンデュー(Etendue)
 1.2透過型LCD用照明光学系6
 1.3ケラー照明方式
 1.4インテグレータ
  1.4.1フライアイインテグレータ方式
  1.4.2ロッドインテグレータ方式
 1.5PSコンバーターとエタンデュー
 1.6 DLP単板照明系
 1.7 LCOS照明系
  1.7.13PBS方式
  1.7.2カラクワッド方式
  1.7.31PBS方式
  1.7.4Off-Axis方式
2投影レンズ
 2.1屈折系投影レンズ
 2.2球面ミラー投影光学系
 2.3ハイブリッド投影光学系
第6章液晶プロジェクションTVの光学系設計
1プロジェクションTVの市場動向
23LCD方式の特徴
3HTPSの高画質化技術
4PTVに適した光学エンジンの高画質化技術
 4.1Gリレー光学系
 4.2PB(Pure Black)エンハンサー
5光学系の技術動向と今後の展開
第7章超高圧水銀ランプの特性と課題
1超高圧水銀ランプ
 1.1水銀の発光
 1.2超高圧水銀ランプの構造
2超高圧水銀ランプの課題
 2.1高輝度化
 2.2長寿命化
 2.3品質安定化
3無水銀高輝度ランプの可能性
第8章LEDによる光源の可能性
1高出力LEDの歴史と技術革新
2LEDの配光特性
3プロジェクター用LED光源の原理と特性
4まとめと今後の課題
<光学部材とその加工>

第9章スクリーンレンズ金型用精密加工機
1リアプロジェクションTVとスクリーン構造
 1.1フレネルレンズ(平行レンズ)
 1.2垂直視野角拡大レンズ(レンチキュラーレンズ)
  1.2.1直交レンチ
  1.2.2クロスレンチ
  1.2.3マイクロレンズ
2金型加工
 2.1フレネルレンズの金型加工
 2.2レンチキュラーレンズの金型加工
3機械要素及び環境
 3.1直動案内
 3.2空気軸受
 3.3制御
 3.4加工環境
  3.4.1環境温度
  3.4.2外部振動
4大口径フレネルレンズ加工機(Utdシリーズ)
5レンチキュラーレンズ金型加工機(ULRシリーズ)
第10章リアプロジェクションテレビにおける光学薄膜と成膜技術
1投射方式
2リアプロに使用されている光学薄膜
 2.1ミラー(Mirror)
 2.2ダイクロイックミラー(Dichroic Filter)
 2.3反射防止膜(AR:Anti-reflection Coating)
 2.4コールドミラー(Cold Mirror)
 2.5偏光分離膜(PBS:Polarising Beam Splitter)
 2.6カラーホイール(Color Wheel)
 2.7表面鏡(FSM:Front Surface Mirror)
3成膜技術
 3.1真空蒸着
 3.2スパッタリング
第11章プロジェクションテレビの無機配向技術
1プロジェクションLCD用配向膜に要求される基本的特性
2基本的な配向形態
3配向のメカニズム
4無機配向膜の形成技術
 4.1磁界印加表面吸着法
 4.2無機ラビング法
 4.3無機物の斜方蒸着法
  4.3.1SiOx斜方蒸着法
  4.3.2SiO回転斜方蒸着法
  4.3.3Nn型液晶MLC95-465の配向特性
5陽極酸化ポーラスアルミナ膜
6イオンビーム打込み法
第12章光源ランプ用リフレクタ
1リフレクタの形状
2多層膜リフレクタ
 2.1多層膜によるリフレクタの原理
 2.2多層膜の膜数と成膜物質の屈折率及び基板物質について
 2.3有害光無反射と広域可視光対応
 2.4膜量産化の技術課題
3多層膜リフレクタの製造方法
 3.1ガラスの特徴とガラスの多様性
 3.2多層膜リフレクタの2つの製造方法
4リフレクタに求められる特性
 4.1高い反射効率を得るためにガラス基板に要求される特性
 4.2ガラス基板の表面形状を設計仕様に合せるには
 4.3使用時に発生するランプの熱による、反射膜の剥離
 4.4使用時に発生するランプの熱による、リフレクタの割れ
<市場動向>

第13章リアプロジェクションTVと部材の市場動向
1価格競争の激化
2プロジェクションTV市場の展望
3PTVテクノロジー別推移 (生産ベース)
4CRT-PTV
5HTPS-PTV
6DLP-PTV
7LCOS-PTV
8PTV地域別推移
9パネルトレンド
10ランプトレンド
11新たな付加価値の模索



FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ
 弊社までご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
※PDF形式のファイルをご覧頂くための Adobe Reader は、アドビ システムズ社から無償提供されています。
                Adobe Reader 最新版ダウンロードはこちらから

■ お問い合わせの前に『よくあるご質問(書籍)』をご一読下さいませ ■
■ セミナー・講習会のご案内はこちらでございます ■


株式会社 技術情報センター  〒530-0038 大阪市北区紅梅町2-18 南森町共同ビル 3F
TEL:06−6358−0141  FAX:06−6358−0134