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<セミナー詳細>

セミナーコード:20070912   このセミナーの受付は終了しています

★配管における劣化・損傷・腐食・漏洩等のトラブル原因を未然に防止し、効果的で経済的な
 維持管理法をわかりやすく解説する!!
★本セミナーでは、配管の構成要素とその特徴を始め、維持管理を考慮した設計・施工・使用
 時におけるポイント、又、具体的なトラブル事例とその対策に至るまで、経験豊富な岡田講師
 に解説頂きます。

配管の維持管理とトラブル対策

●講 師 日揮(株) 装置配管設計・工事 総括 岡田 旻 氏 
<講師紹介>
1964年、慶応義塾大学工学部機械工学科卒業。同年、日揮(株)入社。
日揮では、石油精製、石油化学、LNG分野の配管設計、配管の振動
問題と熱応力解析、プラントの耐震設計および建設工法の技術開発な
どに従事。配管設計業務に従事中、配管の耐震設計技術習得のため、
1966年〜1967年、東京大学生産技術研究所に派遣される。1972年から
約10年間、社業のかたわら「高圧ガス設備等耐震設計基準」(高圧ガ
ス取締法告示515号)および神奈川県の「高圧ガス設備耐震設計基準」
制定作業に参画。1999年に日揮を退職し、石油学会でフランジ関係の
委員会活動に従事。主な著書は、「はじめての配管技術」(工業調査
会)、「配管設計の諸問題と対策」(工学図書、共著)、「化学プラ
ントの耐震設計」(丸善、共著)。
●日 時 2007年 9月 12日(水) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・5F・502室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


1.配管の構成要素とその特徴
 1.1 管および管継ぎ手   (1)エルボとベンド   (2)分岐用継ぎ手(ティー、オーレット、直接溶接)   (3)レデューサー   (4)スタブエンド   (5)高周波曲げ管  1.2 フランジ   (1)フランジの選定(形状、材料、圧力−温度基準)   (2)ガスケット座面の仕上げ  1.3 ガスケット   (1)ガスケットに関する最近の動向   (2)ガスケットの種類とアスベスト代替ガスケット   (3)ガスケットのシール性能と施工管理(リングガスケットとシートガスケット)  1.4 バルブ   (1)バルブの選定(機能、材料、圧力−温度基準)   (2)機能から見たバルブの分類   (3)バルブの材料(圧力保持部の材料と機能維持部の材料)   (4)バルブの圧力−温度基準  1.5 伸縮継ぎ手   〜伸縮継ぎ手の種類と選定〜
2.配管の維持管理のポイント
 2.1 維持管理を考慮した設計   (1)配管構成要素の選定(配管仕様書)   (2)維持管理を考慮した配置   (3)使用時の安全維持のための設計上のポイント     (耐圧強度、耐低サイクル疲労強度)  2.2 維持管理のための施工品質   (1)取り付け仕様書   (2)固定サポートの施工精度(特に高温・低温配管)   (3)スプリングサポートの施工時の留意点   (4)水圧試験のための仮サポート、仮補強の準備   (5)溶接の品質管理(溶接仕様書、溶接資格、溶接棒の管理、他)   (6)施工完了時の検査(溶接検査、耐圧、気密)   (7)その他  2.3 使用時の維持管理   (1)日常の巡回点検   (2)定期的な肉厚測定とその方法    〜経年劣化、損傷、腐食、漏洩等〜   (3)開放点検時の留意点   (4)トラブルを生じ易い配管箇所
3.配管のトラブル事例とその対策
 3.1 圧力脈動の増幅による遠隔場所での振動  3.2 往復動コンプレッサー出口配管の小径管の割れ  3.3 試運転時の一時的な運転条件による配管振動  3.4 減圧弁による配管振動  3.5 配管による熱油ポンプトラブル  3.6 ウォーターハンマーによるコントロールバルブの衝撃振動
4.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

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