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<セミナー詳細>

セミナーコード:20080322   このセミナーの受付は終了しています

★バイオマスのエネルギー変換におけるキーテクノロジーとなる“前処理技術”の最新動向を探る!!
★目的・状況に合った前処理技術をいかに選び、最適なシステムを構築するか!?
★本セミナーでは、バイオマス資源の特徴・問題点を始め、物理的・生物的・化学的・熱化学的前処理
 技術のポイント、又、それを活かした高効率エネルギー変換プロセスへの具体的な展開について、斯
 界の第一線でご活躍中の前博士に詳しく解説頂きます。

〜ガス、液体、固体製品、熱への合理的な変換を実現する〜
バイオマスのエネルギー変換における前処理技術

●講 師 京都大学 大学院
地球環境学堂 地球親和技術学廊 教授
工学研究科 化学工学専攻 教授(両任)
博士(工学)
前 一廣 氏 
●日 時 2008年 3月 14日(金) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・404室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
※テキスト代、昼食代、喫茶代、消費税分2,380円を含む
●主 催 (株)技術情報センター


T.バイオマスのエネルギー変換における基本的な考え方と   前処理の役割
 1.バイオマスのエネルギー変換における考え方とそのポイント   (1)バイオマスの有効利用の位置づけ    @バイオマスが果たすべき役割    A「バイオマスニッポン」を超えて「戦略的バイオマス利用」へ   (2) バイオマス資源の特徴と欠点    @ウェット系バイオマス資源    Aドライ系バイオマス資源  2.バイオマスのエネルギー変換における前処理の役割   (1)バイオマス資源の構造・成分(リグニン、セルロースなど)に立脚した     エネルギー変換技術    @ケミカルズの選択的製造のための前処理と反応設計    A官能基反応制御とタール生成の関連性    Bリグニン構造の改質によるガス化速度の増進   (2)廃熱/バイオマスからのコプロダクション    @エクセルギー再生スキームと前処理の重要性    A廃熱価値評価とそれを用いた乾燥前処理スキームの構築(水分除去)   (3)廃棄物系バイオマスのエネルギー変換と前処理の考え方    @廃棄物系で必要な前処理(有害物質除去、臭気除去)    A安定操業のための前処理     〜多種多様バイオマス資源の品質(成分、カロリー、H/C)の制御〜    B入口原料物性予測法   (4)固体製品設計の考え方    @バイオマスの官能基の反応挙動の制御    A多機能固体製品のための前処理
U.バイオマスのエネルギー変換における前処理技術のポイント
 1.物理的前処理技術   (1)機械的微粉砕法    〜ハンマーミル、ボールミル、振動式ボールミル、ロールミル〜   (2)蒸煮/爆砕法   (3)気流脱水法   (4)油中脱水改質法  2.生物的前処理技術   (1)リグニン分解微生物/リグニン分解酵素   (2)水素発酵/酸発酵   (3)好気高熱性細菌  3.化学的前処理技術   (1)酸処理法 〜硫酸、亜硫酸、硝酸、リン酸〜   (2)アルカリ法 〜苛性ソーダ、亜硫酸ソーダ、アンモニア、石灰〜   (3)有機溶媒法 〜低沸点溶媒、高沸点溶媒〜   (4)オゾン処理法   (5)加水分解法   (6)セルロースの膨潤、溶解   (7)セルロースの酸加水分解、アルカリ分解  4.熱化学的前処理技術最前線   (1)水蒸気改質法   (2)水熱処理法 〜H処理、水/アセトン処理   (3)超臨界処理   (4)熱分解前処理 〜反応分離前処理として〜
V.前処理を組み合わせた高効率バイオマスエネルギー変換   プロセスへの展開  〜目的・状況に合った前処理の選定〜
 1.高効率ガス化コプロダクションシステム   〜発電/水素/CO併産型システムの考え方とプロセススキーム〜  2.エネルギー自立型食品廃棄物処理システム   (1)廃棄物処理から高付加価値水の製造の視点へ   (2)水産物残渣の亜臨界分解とメタン発酵の複合化プロセス  3.炭化/メタン発酵複合によるエネルギー自立型プロセス  4.湿潤系バイオマス変換における新規リン回収吸着剤による経済性付与  5.成分分離を基軸にしたバイオマスリファイナリーシステム構想  6.金属担持前処理による熱分解タール削減法  7.バイオマスサプライチェーンの確立へ
W.質疑応答

−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

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