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セミナーコード:20081201   このセミナーの受付は終了しています

★昨今のバイオマスブームの中、我が国に豊富に存在し資源・食料との競合を避けられ、又、
 高いCO吸収能力を有し、海水・淡水・排水の中でも育ち、エネルギー源として、優れた特性
 を有した藻類が様々な用途に利用できる次世代バイオマスとして注目されている!!
★本セミナーでは、藻類系バイオマスの現状及び利用技術を始め、大量培養・バイオ燃料化、
 バイオエタノールの生産事例、水素生産等、各種エネルギー変換・利用技術について、斯界
 の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。

〜次世代バイオマスエネルギー最前線〜
藻類系バイオマスのエネルギー変換・利用技術

●講 師 東京海洋大学 大学院
海洋科学技術研究科 准教授
(社会連携推進共同研究センター兼務)
理学博士
中村 宏 氏 
●講 師 (株)ユーグレナ 研究開発本部
知的財産グループ 主任研究員
博士(農学)
嵐田 亮 氏 
●講 師 東京海洋大学 海洋科学部
海洋環境学科 教授
工学博士
浦野直人 氏 
●講 師 (株)KRI 環境・エネルギー技術コンサルティング部
コンサルタント
独立行政法人 産業技術総合研究所
セルエンジニアリング研究部門 客員研究員
国際エネルギー機関(IEA)/水素実施協定(HIA),
Annex21,委員/事務局
博士(工学)
若山 樹 氏 
●日 時 2008年 12月 17日(水) 9:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F・402室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター


9:30〜11:00
T.藻類系バイオマスの現状とエネルギー変換・利用技術及び   今後の展望
 1.藻類系バイオマス燃料に対する関心の高まり   (1)バイオマス・ニッポン総合戦略について    〜バイオマスのエネルギー利用に関するシナリオ〜   (2)報道動向   (3)昨今の注目すべき報道  2.藻類系バイオマスとは   (1)藻類系バイオマスの種類   (2)藻類系バイオマスが注目される理由 〜海の生産性と栄養塩〜   (3)水産廃棄物  3.藻類系バイオマス変換技術   (1)バイオマスの変換技術について   (2)メタン発酵への取り組み  4.これまでの主な取り組み   (1)米国の海洋牧場構想(大型海藻)   (2)CO対策と有価物の生産(微細藻類) 〜微細藻類利用の利点と課題〜   (3)微細藻培養とCO固定  5.海藻バイオマスのエネルギー利用に関する技術的な流れと最近の動き   (1)特許技術動向   (2)水産庁海藻バイオマス燃料化事業   (3)アポロ&ポセイドン構想2025   (4)地方での海藻利用の動き   (5)バイオ水素生産と炭化水素生産など  6.まとめ 〜水産学と海洋生物学の貢献〜  7.質疑応答
(中村 氏)
11:00〜12:30
U.微細藻類ユーグレナの大量培養とCO固定化・バイオ燃料化に   向けた取り組み
 1.ユーグレナの生物的特徴と産業への応用   (1)ユーグレナの生物特性と有用性   (2)ユーグレナの光合成能力と生産性   (3)ユーグレナの大量培養   (4)ユーグレナ加工食品の事業展開   (5)ユーグレナの食品以外への応用  2.CO固定化・バイオ燃料化に向けた取り組み   (1)バイオ燃料生産をめぐる考え方と問題点   (2)海外の藻類系ベンチャー企業の動向   (3)CO固定化又は燃料化に適した藻類の探索及び育種   (4)工場等の排出ガスを利用した藻類培養の可能性と課題   (5)CO固定化・バイオ燃料化に向けたユーグレナ社の取り組み  3.今後の展望  4.質疑応答
(嵐田 氏)
13:30〜15:00
V.藻類系バイオマスからのエタノール製造技術の開発事例
 1.藻類系バイオマスの選定   (1)海水圏 〜アオサ、アカモク、アラメ、ホンダワラ等〜  (2)淡水圏 〜ホテイアオイ、オオカナダモ、ウォーターレタス等〜 2.最適糖化条件の確率  〜希硫酸処理+酵素(セルラーゼ等)処理のポイント〜 3.最適発酵酵母の選抜   (1)酵母のスクリーニング  〜東京湾、東京周辺河川・湖沼、伊豆温泉廃水路、群馬県吾妻川上流、     幼虫飼育槽〜   (2)最適エタノール発酵収率の測定 4.事例紹介 5.今後の展望 6.質疑応答
(浦野 氏)
15:00〜16:30
W.藻類系バイオマスからの水素製造技術とその利用
 1.微生物による水素生産の原理と特徴   (1)水素を生産する微生物の特徴   (2)微生物による水素生産原理   (3)微生物による水素生産メカニズム   (4)微生物による水素生産システムと特長  2.藻類系バイオマスからの水素生産とその利用   (1)フォトバイオリアクター   (2)藻類系バイオマスを用いた水素生産システム   (3)藻類系バイオマスを用いた水素生産の効率とコスト   (4)世界の技術開発動向  3.今後の展望  4.質疑応答
(若山 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。