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<セミナー詳細>

セミナーコード:20100412   このセミナーの受付は終了しています

★地球規模でのエネルギー需要増が進む中、大量のCO2を削減する手段として、二酸化炭素回収・貯留(CCS=
 Carbon Dioxide Capture and Storage)技術が非常に注目されている!!
★本セミナーでは、CCSに関する政策・規制やプロジェクト・ビジネス動向を始め、CO2の各種分離・回収技術と
 昇圧・輸送技術及び貯留・EOR技術、又、発電プラントにおけるCO2回収技術の実際について、斯界の第一線で
 ご活躍中の講師陣に詳しく解説頂きます。

〜CCSの最新動向〜
CO2の分離・回収及び貯留・固定化・隔離に関する
国内外の最新動向と各種技術の開発動向

●講 師 (独)産業技術総合研究所
エネルギー技術研究部門
エネルギー社会システムグループ長
中央大学 理工学部 応用化学科 講師
工学博士
西尾匡弘 氏
●講 師 (財)地球環境産業技術研究機構
化学研究グループ グループリーダー
博士(工学)
風間伸吾 氏
●講 師 千代田化工建設(株)
フェロー 技術戦略研究所長
坂口順一 氏
●講 師 (財)石油開発情報センター(ICEP)
研究部
山本正隆 氏
●講 師 三菱重工業(株)
機械・鉄構事業本部
環境・化学プラント事業部 計画部 部長
荻野信二 氏
●日 時 2010年 4月 21日(水) 9:30〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
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10:45
T.CO2回収・貯留(CCS)に関する国内外の動向と展望

 1.温室効果ガス排出削減対策の全体像とCCS推進に至る背景
 2.国際的枠組の中でのCCSに関する議論
 3.国内外のCCSに関する法規制と方向性
 4.国内外のCCSに関する取り組み、プロジェクトの最新動向と事業化のポイント
  (1)海外におけるプロジェクト、事業化の動向
  (2)日本における実証、プロジェクトの動向
  (3)将来の事業環境の整備と留意点
 5.CCSビジネスの動向
  (1)国内外におけるビジネスの市場予測
   〜どの地域にどんな需要があるのか?〜
  (2)CCSを推進・義務化する国家政策動向
   〜カナダ、米国、ノルウェー、英国、中国、他〜
  (3)国内外企業の動向と戦略
  (4)CCSに関連するビジネスチャンス
 6.今後の展望
 7.質疑応答
(西尾 氏)
10:55
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12:10
U.CO2の各種分離・回収技術の開発動向と膜分離技術

 1.CO2分離・回収法の特徴と技術開発の動向
  (1)膜分離法によるCO2の分離・回収技術の開発動向
   〜国内外でのCO2分離膜の開発動向、分離膜の性能とCO2回収コスト、
    CO2分離膜の今後の展開〜
  (2)化学吸収法
  (3)吸着法
  (4)その他
 2.各プロセスにおけるCO2の分離・回収法の比較とコスト低減策
  (1)発電プラント
  (2)LNGを含めた天然ガスプラント
  (3)製鉄・鉄鋼プラント
 3.質疑応答
(風間 氏)
12:55
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14:10
V.CO2昇圧・輸送の技術開発の動向

 1.Pre-Combustion CCSとPost-Combustion CCSについて
 2.CO2の昇圧・脱水・輸送・注入について
  (1)各種システム構成の特徴
  (2)液化とガスでの昇圧の比較
  (3)Specific Power比較
 3.CO2コンプレッサーの技術開発の動向
 4.CO2ポンプの技術開発の動向
 5.技術課題と今後の展望
 6.質疑応答
(坂口 氏)
14:20
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15:35
W.油田へのCO2圧入とEOR(原油増進回収法)

 1.地中貯留のメカニズム
 2.油田の探査と坑井掘削
 3.原油ガスの採収
  〜一次回収、二次回収(水攻法)、三次回収〜
 4.EOR(原油増進回収)のポイント
  〜ケミカル攻法、熱攻法、ガスミシブル攻法等〜
 5.CO2−EORの特徴
  〜原油との相性〜
 6.世界のCO2─EORプロジェクト
 7.日本における事例紹介
 8.効果と経済性
 9.質疑応答
(山本 氏)
15:45
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17:00
X.発電プラントにおけるCO2回収技術と展望

 1.石炭ガス化複合発電(IGCC)でのCCS技術
  (1)特徴
  (2)プロセス比較
  (3)実施例
 2.ボイラー&タービン発電方式(BTG)でのCO2回収技術
  (1)特徴
  (2)プロセス比較
  (3)実施例
 3.質疑応答
(荻野 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。