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<セミナー詳細>

セミナーコード:20120802   このセミナーの受付は終了しています
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★本セミナーでは、固定価格買取制度(FIT)により、ますます導入が進む太陽光発電の系統連系と手続きに焦点をあて、
 実証試験・パワーコンディショナの構成・蓄電池の活用・マイクログリット・メガソーラーなどPVシステムの現状、規制・
 連系区分・電気方式など系統連系における留意点及び保護リレー・単独運転防止を含めた低圧・高圧配電線との
 連系技術、又、発電設備設置に係わる諸手続(連系協議や届出)等、ソフト・ハード両面について、斯界の第一線で
 ご活躍中の藤本講師に詳説頂きます。

太陽光発電における系統連系技術と
発電設備設置に係わる法令と諸手続の進め方
〜固定価格買取制度(FIT)の状況、系統連系規定を踏まえ解説〜
●講 師 (株)明電舎
電力システム事業部 電力技術部 専任部長
技術士(電気・電子部門)
藤本敏朗 氏
  <講師紹介>
1977年、早稲田大学理工学部電気工学科卒業。
(株)明電舎入社。
以来、電力系統用保護制御装置の開発、製品企画に従事。
電気学会上級会員。

●日 時 2012年 8月 22日(水) 13:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 42,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき37,800円)
※テキスト代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

太陽光等新エネルギーを利用した発電システムのエンジニア、設計、施工、管理関係技術者。
太陽光発電の導入をお考えの企業の企画、施設、工務、動力等のご担当の方々。
系統連系技術を学びたい方々。
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

太陽光発電システムの原理、種類、基本構成、普及状況
太陽光発電などの分散型電源の系統連系技術(ガイドライン対応)
【講師の言葉】

太陽光発電等の分散形電源が系統に連系されるケースが急増している。発電された交流若しくは直流の電力は,パワーコンデショナなど電力変換設備を通して低圧・高圧配電線につながれて運用される。本セミナーでは、太陽光を利用した発電システムの技術と商用電力系統にいかに連系しなければならないのか、連系装置や保護リレー技術も含めて解説致します。
【プログラム】

T.太陽光発電システムの基礎知識

 0.新エネルギーと太陽光発電
 1.太陽光発電システムの実証試験(例)
  (1)群馬県太田市
  (2)山梨県北杜市
  (3)北海道稚内市
 2.太陽光発電の導入状況
  (1)世界
  (2)日本
 3.太陽光発電システムの構成
  (1)低圧連系/住宅用システム
  (2)高圧連系/公共・産業用システム
  (3)システムの基本構成
  (4)システムの構成要素
 4.太陽電池
  (1)原理
  (2)種類
  (3)セル・モジュール・アレイ
  (4)特性
  (5)設置条件と発電量
  (6)モジュール仕様(例)
 5.パワーコンディショナの構成
  (1)制御ブロック図
  (2)MPPT制御
  (3)仕様(例)
 6.蓄電池の活用
  (1)二次電池の種類と比較
  (2)蓄電池利用形態と関連法令の概要
  (3)蓄電池設置の具体例(運用方法)
 7.太陽光発電+小水力発電+蓄電池
 8.マイクログリットと太陽光発電
  (1)杭州(こうしゅう:Hangzhou )
  (2)全体系統
  (3)太陽光パネル
  (4)接続箱
  (5)集電箱
  (6)太陽光パネル−特性−
  (7)主要機器
  (8)電源機器の役割分担
  (9)杭州での成果
 9.メガソーラーの実際
  (1)Y太陽光発電設備
  (2)土木工事
  (3)基礎工事
  (4)太陽光パネル設置
  (5)ケーブル接続箱
  (6)パワーコンディショナ
  (7)中間変電所
  (8)連系変電所
  (9)全体構成
  (10)全体設備
  (11)発電電力量の実際


U.系統連系技術の基礎知識

 1.系統連系ガイドラインの整備状況
 2.系統連系インバータの保護規制
 3.系統連系される発電システムの種類
 4.系統連系における留意事項
  (1)連系の区分
   @連系区分の適用
   A発電設備の出力容量が契約電力に比べ極めて小さい場合
   Bスポットネットワーク配電線との連系要件
   C発電設備の一設置者当たりの電力容量
   D逆潮流の有無と電圧管理
  (2)系統連系と単独運転防止
  (3)電気方式
   @系統と異なる電気方式が認められる場合
   A3極に過電流引外し素子を有する遮断器の必要性
  (4)力率
  (5)電圧変動
   @常時電圧変動対策
   A瞬時電圧変動対策
   B電圧フリッカ
  (6)高調波
 5.低圧配電線との連系技術
  (1)基本的な考え方
  (2)必要な保護リレーの種類と役割
   @発電設備故障時の系統保護
   A系統短絡時の保護
   B高低圧混触事故の保護
  (3)単独運転防止
   @逆潮流が有る場合の単独運転検出方式
   A単独運転の局限化
   B単独運転検出機能
   C逆潮流が無い場合の単独運転検出方式
  (4)保護装置の構成例
 6.高圧配電線との連系技術
  (1)基本的な考え方
  (2)必要な保護リレーの種類と役割
   @発電設備故障対策
   A系統短絡事故時の保護
   B系統地絡事故時の保護
  (3)単独運転防止
   @単独運転防止の基本的な考え方
   A逆潮流有り連系の単独運転防止対策
   B交流発電設備の単独運転検出機能
   C逆潮流が無い場合の単独運転防止対策
  (4)再閉路時の事故防止
   〜線路無電圧確認装置の省略に関する具体策〜
  (5)短絡事故保護に対する留意点(限流リアクトルの設置など)
  (6)保護装置構成例
 7.系統連系規定改定動向
  (1)能動的単独運転検出方式の標準化
  (2)事故時運転継続(FRT)要件


V.発電設備設置に係わる法令と諸手続き

 1.発電設備に係わる法令の概要
  (1)電気事業法と関連する政令・省令
   @電気工作物の定義
   A電圧の種別と使われ方
 2.発電設備設置に関する諸手続きの概要
  (1)電気主任技術者の選任・外部委託承認
  (2)保安規程の届出
  (3)工事計画
  (4)使用前自主検査
  (5)使用前安全管理審査
  (6)電力会社との協議(連系協議)
 3.規制緩和の方向性


W.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

関連セミナー実績

2012. 3.28 太陽光発電における系統連系技術・諸手続