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<セミナー詳細>

セミナーコード:20130617   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、大規模実用化へと進展している集光型太陽熱発電(CSP)と要素技術に焦点をあて、太陽熱複合発電(ISCC)を
 含めた最近の技術動向から、重要技術であるミラー・熱媒・蓄熱と、関連技術として、太陽熱燃料化、風力熱蓄積発電について、
 斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

集光型太陽熱技術の最新動向
〜太陽熱発電(CSP)/太陽熱複合発電(ISCC)とその要素技術、
太陽集熱の燃料化、風力熱蓄積発電〜
●講 師 (元)川崎重工業(株) プラント・環境カンパニー
エネルギープラント総括部 発電プラント部 参与
(2012年7月に退職)
大田秀明 氏
  <講師紹介>
1971年、京都大学工学部卒業後、川崎重工業(株)に入社。
産機プラント事業部・製鉄プラント部での研究開発・設計業務に従事。
海外向け案件のプロジェクトマネージャの経験を経て、
1998年、海外営業推進本部に異動し、印度、アフリカ、中東、欧州、
CIS方面の顧客に対する技術営業を展開。
2000年、KHI GmbH社・副社長としてドイツに駐在し、欧州技術提携企業との
ライセンス契約維持・管理業務を所掌する一方、新エネルギー(太陽熱、バイオマス、
風力、バイオガス)利用技術に関する調査を行ない、情報を収集。
帰国後、エネルギープラント総括部・パワープラント部・参与として、
国内外の(新エネルギーを含む)発電プロジェクトのF/S(Feasibility Study)を担当。
2006年のエジプト向けISCC円借案件では唯一の日本企業として入札に参加し、
オファーを取り纏めた。爾来、ISCC案件の効率的組成手法の開発と新技術開発に従事。

2012年に退社し、現在に至る。
●講 師 (元)旭硝子(株)
集光型太陽熱技術研究会会長
工学博士
織田健嗣 氏
●講 師 綜研テクニックス(株) 熱媒NEWプロジェクト部
太陽熱システム開発PJ プロジェクトリーダー
椿 善太郎 氏
●講 師 新潟大学 自然科学系(工学部)
教授(化学システム工学科) 博士(理学)
児玉竜也 氏
●講 師 千代田化工建設(株) 技術開発ユニット GM 安井 誠 氏
●講 師 (公財)国際超電導産業技術研究センター
普及啓発/国際部長 兼 電力機器研究開発部 主管研究員
Ph.D. (Engineering)
岡崎 徹 氏
●日 時 2013年 6月 27日(木) 9:30〜18:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
|
11:00
T.太陽熱(複合)発電技術の概要と展望

 1.太陽熱利用技術の概要と展望
 2.太陽熱発電プロジェクトの実際
 3.太陽熱発電技術の開発・動向
  (1)新型フレネルISCCの紹介
  (2)ISCCプラントのダイナミックシミュレーション技術
  (3)太陽熱蓄熱システムのダイナミックシミュレーション技術
  (4)高精度経済性評価技術
 4.ISCCプロジェクトの経済性評価手法
 5.太陽熱発電技術の特許出願
 6.質疑応答・名刺交換
(大田 氏)
11:10
|
12:20
U.太陽熱発電用反射鏡の材料技術と最近の動向

<講演要旨>
 従来の太陽熱発電所は、気候の温暖な欧米に立地しており、そこで使われてきた反射鏡が、アフリカ、中東、インドなどの新興市場で通用するか否かは、不明である。そのために現状の技術を通観し、集光型太陽熱用ミラーの種類、それを製造する技術、ミラーの性能、及び今後の課題を提示する。

 1.集光型太陽熱用反射鏡
 2.ガラス・ミラーの材料技術
 3.ミラーへの要求特性
 4.今後の課題
 5.質疑応答・名刺交換
(織田 氏)
13:10
|
14:20
V.太陽熱利用システムにおける熱媒技術

 1.CSPでの熱媒利用概略
 2.熱媒体の種類と特性
 3.熱媒体の劣化とトラブル事例
 4.CSP向け熱媒体の課題と開発動向
 5.質疑応答・名刺交換
(椿 氏)
14:30
|
15:40
W.太陽集熱の燃料化技術開発の動向

 1.太陽集熱燃料化システムの特徴について
  (1)システム構成の例とその特徴
  (2)太陽熱燃料化の集光系〜新型ビームダウン集光システムの性能試験について〜
 2.太陽熱ハイブリット燃料化プロセスの開発について
  (1)天然ガスのソーラー改質
  (2)石炭・バイオマスのソーラー改質
  (3)オーストラリアでのロードマップ開発プロジェクト
 3.太陽熱水熱分解サイクルの開発について
  (1)水分解熱化学サイクル
  (2)世界のソーラー水熱分解システムの開発状況
 4.経済性について
 5.今後の展望(総括)
 6.質疑応答・名刺交換
(児玉 氏)
15:50
|
17:00
X.高温溶融塩を用いた太陽熱発電と太陽エネルギー利用

<講座趣旨>
 太陽熱集熱方式と、集熱媒体、蓄熱方式について概説し、最近の傾向として高温溶融塩CSPについて構成とその特徴について説明する。
また、太陽熱の発電以外の利用に関し、高温化がもたらす拡大する適用分野を検討し、将来技術としてソーラーケミカルに関して紹介する。

 1.太陽熱集熱方式
 2.集熱媒体
 3.蓄熱方式
 4.溶融塩について
 5.高温溶融塩CSP
  (1)構成
  (2)特徴
 6.太陽エネルギー利用
 7.ソーラーケミカル
 8.CSPの将来展開
 9.課題
 10.質疑応答・名刺交換
(安井 氏)
17:10
|
18:00
Y.風力熱蓄積発電

 1.風力熱蓄積発電の概要
 2.再エネに関するマクロな分析
  (1)ヨーロッパの事実(統計情報)
  (2)アメリカの方向性
 3.風力発電のミクロな課題
  (1)風力発電の開発方向性
  (2)課題
 4.コスト分析
  (1)コスト計算方法
  (2)風力発電、および電池付き風力とのコスト比較
 5.発熱機
  (1)発電機と発熱機の違い
  (2)発熱機の超電導化効果
 6.今後の取り組み
  (1)大型、10MW〜
  (2)小型、〜10kW
 7.質疑応答・名刺交換
(岡崎 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。