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<セミナー詳細>

セミナーコード:20130901   このセミナーの受付は終了しています


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沈降分離・浮上分離の促進と分離効率の高め方
●講 師 名古屋大学 大学院工学研究科
化学・生物工学専攻 准教授
世界濾過工学会日本会 事務局長
博士(工学)
向井康人 氏
●講 師 (株)ウェルシィ 中央研究所 副所長
博士(工学)、技術士(水道部門)
澤田繁樹 氏
  <講師紹介>
1971年4月、栗田工業(株)入社、2008年9月同社定年退職、
2008年12月(株)ウェルシィ入社、現在に至る。
●日 時 2013年 9月 5日(木) 10:00〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆1日受講49,980円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)】
◆両日受講69,980円
  【1名につき(※受講者が1日目と2日目で違う場合でも可)】
※9月6日(金)開催「濾過・圧搾のメカニズムと実装置への応用」セミナーと
  両日受講もお受付け致しております。

※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
15:00
T.沈降分離・浮上分離の促進技術と凝集操作
 〜沈降・浮上分離による固液分離操作の原理・試験・設計方法を
  本格的に学んでいない方にも理解できるよう、平易に解説する〜


【受講対象】
化学工業、上・下水処理、排水・汚泥処理、食品・医薬・バイオ分野などにおいて、沈降・浮上分離、凝集操作に携わっておられる、エンジニア・技術・研究・施設・設計・工務・管理のご担当者の方。

【予備知識】
上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。

【習得知識】
・沈降・浮上分離、凝集操作の原理及び基礎知識
・試験方法及び評価方法
・装置及び設計方法

【講座主旨】
沈降分離は、機械的エネルギーを使用することなく懸濁粒子の自重のみを推進力として粒子を系から除去する最も基本的な固液分離方法である。また、沈降分離を促進する凝集操作や沈降分離に関連する浮上分離や遠心沈降操作なども適用されており、これら一連の固液分離操作はコストを支配する基幹の技術として重要な役割を果たしている。
本セミナーで、これらの技術について、原理、理論、試験・設計方法などを中心に、本格的に学んでいない方にも理解できるよう基礎的事項に重点を置いて平易に解説する。

 1.はじめに
  1.1 沈降・凝集の位置づけ
  1.2 沈降・凝集の応用分野
 2.沈降分離
  2.1 沈降の種類
  2.2 沈降速度の測定方法
  2.3 単一粒子の沈降速度
   2.3.1 粒子レイノルズ数と抵抗係数
   2.3.2 ストークスの沈降速度式
   2.3.3 理想的重力沈降槽
  2.4 粒子群の沈降速度
  2.5 界面の沈降速度
   2.5.1 回分沈降試験方法
   2.5.2 回分沈降過程と沈降曲線
   2.5.3 界面沈降速度式
   2.5.4 界面沈降を伴う濾過操作
  2.6 沈降を促進する技術
   2.6.1 沈降を支配する因子
   2.6.2 凝集の効果
   2.6.3 場の併用効果
   2.6.4 傾斜板の効果
  2.7 沈降装置の選定と設計
   2.7.1 沈降装置の分類と選定方法
   2.7.2 重力沈降槽の設計方法
   2.7.3 シックナーの設計方法
 3.凝集操作
  3.1 凝集のメカニズム
   3.1.1 粒子の界面構造と静電特性
   3.1.2 DLVO理論
  3.2 凝集剤
   3.2.1 凝集剤の種類と特徴
   3.2.2 凝集剤の最適添加量
  3.3 凝集試験方法
  3.4 凝集装置
  3.5 凝集による濾過の促進
 4.遠心沈降
  4.1 遠心分離の原理と分類
  4.2 遠心沈降速度式
  4.3 遠心沈降装置
 5.浮上分離
  5.1 浮上分離の原理と分類
  5.2 浮上分離試験方法
  5.3 浮上分離装置
 6.おわりに
 7.質疑応答・名刺交換
(向井 氏)
(※途中昼食休憩を50分間取らせて頂きます。)
15:15
|
16:45
U.沈降及び固液分離効率を高める方法とその実際

 1.凝集処理による沈降促進
  1.1 pHと溶解度
  1.2 反応槽設計の考え方
  1.3 分離速度・効率を高める方法
 2.クリスタリゼーションによる沈降促進
  2.1 晶析操作を用いた脱リン方法
  2.2 金属廃水の汚泥減容
 3.電磁気場の活用
  3.1 電気浸透脱水について
  3.2 凝集汚泥のゼータ電位
 4.ファウリング防止によるろ過速度向上
  4.1 クロスフローろ過
  4.2 デッドエンドろ過
  4.3 濃度分極
  4.4 逆洗を用いたクロスフローろ過
  4.5 ハイブリッド化について
 5.質疑応答・名刺交換
(澤田 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。