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<セミナー詳細>

セミナーコード:20131008   このセミナーの受付は終了しています


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★製品・部品の信頼性問題は、その回収や信用回復に多大な費用を要するだけでなく、製品はもちろん
 のこと、企業そのものの信頼性も失われかねません。
★本セミナーでは、機器・材料・部品等の信頼性を短い時間と最適コストで確認する加速試験について、
 信頼性評価の考え方を始め、加速試験の効率的な進め方・実施方法とデータの解析・評価方法及び
 判断のポイントなどについて、実務の第一線でご活躍されていらっしゃる原田講師に演習を交え、
 わかりやすく解説頂きます。
※関数電卓(指数関数があれば、スマホでも可)をご持参下さいませ。

〜演習を交え解説する〜
加速試験の効率的な進め方とデータ解析・評価方法
〜信頼性評価からデータ解析・加速試験のポイント〜
●講 師 富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)
品質保証&安全環境評価部 部長
原田文明 氏
  <略歴>
東京理科大学 工学部 経営工学科卒業、(株)富士ゼロックス入社
新製品の信頼性評価、加速試験法・解析手法の開発、部品信頼性評価業務、
自社及び設計委託先での信頼性管理、信頼性管理/予測法開発に従事。
2008年から海外生産を含む品質マネジメントシステム改善に従事したあと、
2009年に(株)富士ゼロックスエンジニアリング(出向)で評価技術部長、
2010年より現職。

<主な役職>
IEC TC56国内委員及びWG2主査、JIS制定委員、
東京都信頼性研究会アドバイザー、日本信頼性学会会員、
日本品質管理学会会員(評議員)、東京理科大学非常勤講師など。

<著作、学会発表など>
「ディペンダビリティに関する国際標準化の動向 -IEC TC56の概要と
国際会議(PAU)での動向」(電子情報通信学会 信学技報 2012年12月)
「想定外に備えるための信頼性評価の役割」安全工学シンポジウム 2012.7

●日 時 2013年 10月 22日(火) 9:45〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講師の言葉】

 信頼性の不具合が企業に及ぼす影響は計り知れない。信頼性とは品質が時間を経過しても維持される性質であり、安全性や顧客満足度とも関わりが深い。加速試験・信頼性データの解析には、その特徴に合わせた手法と解釈が必要であり、これらを効率よく進めることが短期間の製品開発や安全性の確保につながる。
 本講座では、単に事例や手法を紹介するものではなく、信頼性の基本から効率的な加速試験の進め方とデータ解析手法について実務上の注意点や判断ポイントなどについて演習を交えて紹介するものである。
【プログラム】

1.信頼性の基礎概念と取り巻く環境

 1.1 品質と信頼性
 1.2 信頼性の基礎概念
 1.3 信頼性の尺度・指標


2.信頼性評価・試験と加速試験

 2.1 信頼性管理と設計審査の基本
 2.2 信頼性の設計・評価と試験の役割
 2.3 信頼性試験の設計
 2.4 最小の試験規模の決め方とその原理
 2.5 サンプル数の決め方(演習)
 2.6 加速試験の考え方と必要な理由
 2.7 故障物理モデル


3.加速試験・信頼性データの解析

 3.1 信頼性データの特徴
 3.2 信頼性で扱う分布
 3.3 寿命データの種類と解析
 3.4 寿命データの解析(ワイブル解析)(演習)
 3.5 加速試験データの解析(アレニウスモデル他)
 3.6 解析結果の見方・解釈や注意


4.加速試験の進め方と実施上の注意点

 4.1 故障率加速と寿命加速の違い
 4.2 質的な加速試験と注意点
 4.3 機器の加速試験の特徴と実際
 4.4 部品の加速試験の特徴と実際
 4.5 活用事例
 4.6 加速試験条件の決め方(演習)


5.信頼性の国際規格・標準化

 5.1 信頼性の国際規格IEC TC56
 5.2 国際標準化とその動向


6.質疑応答(適宜)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。