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<セミナー詳細>

セミナーコード:20131207   このセミナーの受付は終了しています


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★続出する落雷被害。直撃雷はもちろんのこと、様々な電路で伝わってくる誘導雷の対策はできていますか?
★異常電圧防護・避雷システム・接地技術など、条件・規格基準・経済性に合った最適な対策方法とは!?
★本セミナーでは、雷現象・雷サージの発生メカニズムから、各種雷害様相及び対策の考え方と、実際に生じている
 雷害の具体的な対策方法、また雷防護に関する規格(IEC・JIS)の最新動向や海外情勢に至るまで、斯界の最前線
 でご活躍されている横山氏、新井氏両講師に詳しく解説頂きます。

雷現象と雷害対策の基礎と実際
〜雷サージの発生様相から、雷防護の国際規格、具体的な対策方法〜
●講 師 静岡大学 客員教授
IEC TC81(雷保護)国内委員会委員長
日本雷保護システム工業会 顧問
横山 茂 氏
  <講師紹介>
1969(S44)年東京大学工学部電子工学科卒業。同年(財)電力中央研究所入所。
1995(H7)年電気絶縁部長、2003(H15)年 首席研究員などを経て、2009(H21)年退職、
現在同所名誉研究アドバイザー。
2011(H23)年より静岡大学客員教授。
2001(H13)年〜2007(H19)年九州大学教授兼任。工学博士。
IEEE(米国電気電子学会)フェロー。
2001(H13)年電気学会副会長。
現在IEC TC81(雷保護)国内委員会委員長、日本雷保護システム工業会顧問
主に、電力設備、建築物、風力発電設備、人体などの雷害対策の研究に従事。
<主な著作>
「雷と高度情報化社会」電気設備学会(1999年) 編集委員会 委員長
「配電線の雷害対策」オーム社(2005年)
「電気電子機器の雷保護」電気設備学会(2011年)オーム社発行 編集委員会 委員長
<主な受賞>
電気学会より著作賞(1989年)、論文賞(1993年)業績賞(2003年)、進歩賞(2010年)、
電気設備学会より著作賞(2007年)、星野賞(2008年)、会長賞(2011年)、
第57回澁澤賞(2012年)、
第49回電気保安功労者経済産業大臣表彰(2013年)などを受賞。
●講 師 (株)昭電 技術顧問
(株)エスデー防災研究所 所長
IEC TC81(雷保護)国内委員会委員 IEC WGメンバ
IEC SC37A/B(SPD)国内委員会委員 IEC WGメンバ
JIS(雷保護・SPD関連)制定委員会委員
新井慶之輔 氏
  <講師紹介>
1963(S38)年:横浜国立大学工学部電気工学科 卒業。
1963(S38)年:富士電機製造(株) 入社 吹上工場 設計課 配属、
設計部長、営業技術部長を歴任
1991(H3)年:富士電機(株)(本社)へ転勤、機器制御事業部 業務支援部長
1992(H4)年:機器制御事業部 海外営業部 技術担当部長
1994(H6)年:富士電機大連有限公司 出向(総工程師)
1995(H7)年:富士電機テクニカ(株) 出向(技師長)
2006(H18)年:富士電機テクニカ(株) 退社
2006(H18)年:(株)昭電 入社
2006(H18)年〜 (株)昭電 技術顧問/(株)エスデー防災研究所 所長
1963〜1991年:電磁開閉器並びに低圧制御機器全般の設計・開発に従事
・(1969〜1971):(独)Siemens社との電磁開閉器共同開発に参加(在独)
・日本電機工業会(JEMA)制御装置技術常任委員会委員・委員長
・IEC SC17B(低圧制御装置)国内委員会委員
1992〜2006年:低圧開閉器/制御機器の営業技術支援に従事
2006年〜:低圧避雷器の設計・開発に従事
・IEC TC81(雷保護)国内委員会委員、IEC WGメンバ
・IEC SC37A/B(SPD)国内委員会委員、IEC WGメンバ
・JIS(雷保護・SPD関連)制定委員会委員
<主な受賞>
電気設備学会より 第3回星野賞(2009年)を受賞
●日 時 2013年 12月 4日(水) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
<講演概要>

高度情報社会の安全・安心の確保と再生可能エネルギーの普及のための重大な障害である雷。
本セミナーでは、雷現象と雷サージの発生様相のわかりやすい解説から、雷防護の国際的な基準の解説、そして実際に生じている雷害の具体的な対策方法を説明する。
 雷害対策にかかわるエンジニア・技術・研究・設計・施設・工務・運転管理のご担当の方などを対象に、雷現象、サージの伝搬、避雷器(SPD)の動作原理、雷害様相、対策方法の構築など、さらにIEC TC 81,SC 37等の最新の国際規格について、わかりやすく解説して、日々の業務の基礎になる知識を学んでいただく。また、最近の雷害対策の方向性や、海外の情勢などについても、あわせて説明する。
<プログラム>

1.バラツキが特徴 雷現象

 (1)雷雲の発生
 (2)対地雷放電の過程
 (3)雷雨日数と大地落雷密度
 (4)落雷位置標定システム
 (5)雷電流の性状
 (6)冬季雷の発生とその特徴
 (7)雷放電の熱的影響


2.雷害様相

 (1)建築物の雷被害
 (2)送電線の雷被害
 (3)高圧配電線の雷被害
 (4)高度情報化社会の雷被害
 (5)遠方監視装置の雷被害
 (6)風力発電設備の雷害対策
 (7)太陽光発電設備(PV設備)の雷害対策
 (8)瞬時電圧低下問題
 (9)人体への雷撃


3.雷害対策の基本

 (1)建築物の雷被害対策
 (2)送電線の雷被害対策
 (3)高圧配電線の雷害対策
 (4)瞬時電圧低下対策
 (5)雷から人体を守る


4.電気・電子機器の雷対策

 (1)雷被害のメカニズム
 (2)サージ対策の基本
 (3)避雷器(SPD)の構造と原理
 (4)SPD素子(SPDC)の特性と選定
 (5)SPDの選定及び適用方法とその留意事項
 (6)風力発電設備の雷保護対策
 (7)太陽光発電設備(PV設備)の雷保護対策


5.雷対策の法規と規格動向(JISとIEC規格)

 (1)雷対策の法規定
 (2)建物の雷保護規格
 (3)設備の雷保護規格
 (4)SPDとSPDCの規格
 (5)風力発電設備の雷保護規格
 (6)太陽光発電設備(PV設備)の雷保護規格


6.質疑応答<適宜>
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。