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<セミナー詳細>

セミナーコード:20131208   このセミナーの受付は終了しています


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★経済発展と低炭素社会の両立を可能とする効率的な輸送手段として、世界中で高速鉄道や都市鉄道の構想・計画が次々
 と動き出しており、我が国鉄道システムへの期待が高まっています。また鉄道システムの輸出については、アベノミクス
 の「3本目の矢」である新たな成長戦略(「日本再興戦略」)を支える重要な柱の一つとして位置付けられております。
★本セミナーでは、国土交通省より我が国鉄道システムの海外展開に向けた施策などから、次にサトーレイルウェイリサーチ
 より最近のプロジェクト動向を踏まえた具体的な海外鉄道関連技術の売り込み方、そして日立製作所の方より鉄道事業の
 グローバル展開に至るまで、詳説頂きます。

我が国鉄道システムの海外展開及び最近のプロジェクトからみる
関連技術・システムの売り込み方、日立の鉄道事業グローバル展開
〜国土交通省、サトーレイルウェイリサーチ、日立製作所の方より詳述〜
●講 師 国土交通省 鉄道局 技術企画課
車両工業企画室 室長
中谷誠志 氏
●講 師 (株)サトーレイルウェイリサーチ 代表取締役
(元)東日本旅客鉄道(株)
佐藤芳彦 氏
  <講師紹介>
1945年生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了(制御工学)。1971年国鉄入社。
1989年東日本旅客鉄道車両課長、1990年〜1995年JRパリ事務所勤務、
1996年運輸車両部部長、2000年東日本トランスポーテック取締役。
2005〜2008年海外鉄道技術協力協会常務理事。
2008年(株)サトーレイルウェイリサーチ代表取締役。
『図解・TGVvs.新幹線』(講談社)、『通勤電車テクノロジー』(山海堂)等、著書多数。
ベトナム・ホーチミン都市鉄道1号線建設プロジェクト(鉄道システムPM)、
インド貨物専用線建プロジェクト(E&Mおよび機関車総括)等で活躍中。
●講 師 (株)日立製作所 技監 鈴木 學 氏
  <講師紹介>
1972年 東大経済学部卒業、日立製作所入社。
官公庁向けの営業などを経て、1986年からは、ほぼ一貫して鉄道事業を担当。
2005年 執行役常務、電機グループ長 兼 交通システム事業部長。
2009年 社会・産業インフラシステム社 社長。2011年より技監。
●日 時 2013年 12月 4日(水) 10:40〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:40
|
11:40
T.鉄道インフラのシステム輸出に向けて

<講演概要>
 低炭素社会と経済発展の両立を可能とする効率的な輸送モードとして、今日、世界中で高速鉄道や都市鉄道の構想・計画が次々と高まっており、我が国鉄道システムへの期待が高まっている。
 鉄道システムの輸出については、アベノミクスの「3本目の矢」である新たな成長戦略(「日本再興戦略」)を支える重要な柱の一つとして位置付けられており、その実現に向けた取組みを充実強化することが必要である。
 講義では、これまでの施策を振り返るとともに、今後の方向性を展望する。

 1.政府、国土交通省の取組み
  (1)関連の政策決定(インフラシステム輸出戦略等)
  (2)トップセールス、公的金融、発注コンサルティング能力の強化 等
 2.海外主要プロジェクトの動向
  (1)米国、英国、インド、タイ、ベトナム、ミャンマー、マレーシア‐シンガポール
 3.これからのインフラ輸出に向けた課題
  (1)日EUEPA
  (2)国際標準化、認証等への対応
 4.関連質疑応答・名刺交換
(中谷 氏)
12:30
|
14:30
U.海外鉄道関連ビジネスの最新動向と課題
 〜海外への鉄道関連技術・システム売り込みの課題〜


<講演要旨>
 脱石油、発展途上国の経済発展をキーワードに海外での鉄道案件が増えている。日本政府もODAで各国の鉄道整備を支援している。それらの鉄道案件の概要と日本の鉄道技術売り込みの課題について考察する。

 1.鉄道復権の背景
  (1)主な国の経済成長
  (2)世界の鉄道市場
  (3)市場規模
  (4)分野別需要予測
 2.海外の鉄道案件
  (1)主要国の援助実績
  (2)主なJICA案件
  (3)アジア市場の特徴
 3.海外と日本の鉄道技術
  (1)技術規制と技術基準
  (2)規格と市場
  (3)日本鉄道技術開発動向と世界
  (4)個々の技術の優位性と課題
 4.日本の鉄道技術売り込みの課題
  (1)ターンキープロジェクト
  (2)コストと技術移転
  (3)運営と保守
  (4)ビッグ3
  (5)日本企業
 5.今後の展望
 6.質疑応答・名刺交換
(佐藤 氏)
14:45
|
16:45
V.世界鉄道市場への日立の鉄道事業グローバル展開

<講義概要>
世界鉄道市場は、環境問題・景気刺激策等の追い風を受けて、堅調に推移しているものの、大きく変貌を遂げています。
英国市場等グローバル市場での取組みの経験を通して、このような市場の変化にどう対応すべきかについて発表します。

 1.変貌する世界鉄道市場の状況
  (1)公共投資としての巨大プロジェクト需要
  (2)欧州鉄道産業界の動向
  (3)中国メーカーの圧倒的な台頭
 2.鉄道技術の開発推移
  (1)日立の鉄道ビジネスの概要
  (2)鉄道技術の開発推移
 3.英国市場への挑戦
  (1)英国市場参入への取組み
  (2)英国高速電車「Class395」
  (3)英国都市間高速鉄道「Intercity Express Programme」(IEP)
 4.ビジネス・モデル変化への挑戦
  (1)ハードサプライヤーからシステム・インテグレイターへ
  (2)トータル・ソリューション・プロバイダーへの変身
 5.今後の取組み
  (1)インフラ・システム輸出への対応
  (2)現地生産への対応(更なるインサイダー化)
 6.まとめと質疑応答・名刺交換
(鈴木 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。