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<セミナー詳細>

セミナーコード:20141004   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、膜利用型水処理装置設計の基礎事項・考え方から、各種【浄水・用水・地下水・排水処理
 (膜分離活性汚泥処理:MBR)】装置の設計条件・計算・ポイント、膜ファウリング抑止設計など総合的な知識
 について、経験豊富な澤田博士に事例をまじえ、わかりやすく解説頂きます。

膜を利用した水処理装置の設計法
〜膜の特長を活かした浄水・用水・地下水・排水処理装置設計から
膜ファウリング抑止設計まで〜
●講 師 (株)ウェルシィ 中央研究所 副所長
(元)栗田工業(株) 開発部 研究主幹
博士(工学)、技術士(上下水道部門)
澤田繁樹 氏
  <講師紹介>
立命館大学理工学部化学科(生物化学)卒業。同年、栗田工業(株)入社。
大阪本社工事部を振り出しに、横浜の総合研究所配属を経て、
その後研究開発部門で一貫して水処理装置の研究開発に従事。
この25年間は用水、浄水、排水回収処理に関する膜分離技術の研究開発に
従事し、膜ファウリング抑止技術の面からコストダウン策を追求している。
2002年、横浜国立大学大学院工学研究科博士課程を修了。
博士(工学)、技術士(上下水道部門)。
日本膜学会評議委員、日本液体清澄化技術工業会技術委員長などを務め、
2008年9月定年退職し、2008年12月(株)ウェルシィ入社、現在に至る。

<著書>
「現場で役立つ膜ろ過技術」(工業調査会)他。
●日 時 2014年 10月 21日(火) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

新しく水処理関連部署のご担当となられた方で膜利用型水処理に関する知識が必要とお考えの方。
水処理に携わっておられる、エンジニア・技術・研究・設計・施設・工務のご担当の方。
水処理関連分野の商品・製品を扱っておられる方。
膜による水関連のビジネスで基礎知識が必要とお考えの方。
【予備知識】

上記対象者であれば予備知識は不要です。
【習得知識】

水を対象とした膜ろ過技術および膜ろ過現象についての知識と、得た知識により水処理装置設計の考え方について学んでいただきます。
【講師の言葉】

本講座では、膜を利用した水処理装置の設計の考え方、その設計根拠について、身近な事例・事象に例えながら平易に解説します。膜ろ過装置設計の基本と勘所を掴んでください。
【プログラム】

T.水処理における膜分離技術の位置付けと設計の考え方

 1.水処理における膜分離技術の利点とその位置付け
 2.膜の基本性能 〜MF膜、NF膜、UF膜、RO膜、他
 3.膜濾過のメカニズム
 4.膜利用型水処理装置設計の考え方


U.膜利用型水処理装置の設計法
 〜膜の特長を活かした水処理装置設計のポイント〜


 1.膜モジュールの構成とその特徴
  〜平膜型、スパイラル型、中空糸型、管型、モノリス型
 2.膜利用型浄水処理装置の設計法
  〜設計条件、設計計算とそのポイント、留意点
  (1)処理フロー
  (2)前処理装置設置のポイント
  (3)対象となる水の質と量に応じた膜・膜モジュールの選び方
  (4)膜単独処理プロセスの設計法
  (5)ハイブリッド処理プロセスの設計法
   @生物/膜処理    A凝集/膜処理   B活性炭/膜処理
   Cオゾン/膜処理   Dオゾン/活性炭/膜処理
  (6)膜利用型浄水処理装置の設計事例
  (7)浄水処理向け膜の最近の技術開発動向
  (8)コストダウン
 3.膜を利用した回収・再利用型用水処理装置の設計法
  〜設計条件、設計計算とそのポイント、留意点
  (1)処理フロー
  (2)前処理装置設置のポイント
  (3)目的・状況に応じた膜・膜モジュールの選び方
  (4)スパイラル膜モジュールの濃縮倍率の計算法
  (5)水回収率と濃縮倍率の関係
  (6)水回収・再利用設備の設計法
  (7)膜を利用した回収・再利用型用水処理装置の設計事例
  (8)用水処理向け膜の最近の技術開発動向
  (9)コストダウン
 4.膜利用型地下水処理装置の設計法
  〜地下水膜ろ過システム設計のポイント、留意点
  (1)処理フロー
  (2)前処理装置設置のポイント
  (3)対象となる水の質と量に応じた膜・膜モジュールの選び方
  (4)膜単独処理プロセスの設計法
  (5)ハイブリッド処理プロセスの設計法
  (6)膜利用型地下水処理装置の設計事例
  (7)地下水処理向け膜の最近の技術開発動向
  (8)コストダウン
 5.膜分離活性汚泥処理装置(MBR)の設計法
  〜設計条件、設計計算とそのポイント、留意点
  (1)処理フロー
  (2)前処理装置設置のポイント
  (3)目的・状況に応じた膜・膜モジュールの選び方
  (4)操作圧力、クロスフロー流速の求め方
  (5)MLSS、溶存有機物の影響について
  (6)膜分離槽、曝気槽、沈澱槽設計の留意点
  (7)膜分離活性汚泥処理装置(MBR)の設計事例
  (8)排水処理向け膜の最近の技術開発動向
  (9)コストダウン


V.膜ファウリングを抑止する設計のポイント

 1.ファウリングインデックスについて
 2.膜ファウリング抑止設計のポイント
 3.膜ファウリング抑止によるコスト低減効果


W.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。