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<セミナー詳細>

セミナーコード:20151211   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、1日目に蓄熱に関する基礎事項から機能性改善、各種蓄熱材【流動性のある潜熱蓄冷・蓄熱材、
 PCM(潜熱蓄熱材)含有マイクロカプセル、硫化ナトリウム水和物、トランスヒートコンテナ】と技術について、応用・
 適用事例を交え解説頂き、2日目は化学蓄熱・化学ヒートポンプ(ケミカルヒートポンプ)の理論から、作動物質・
 熱媒体の物性と装置構成の考え方、最近の技術開発動向と実例、熱出力向上・設計の要点など、斯界の最前線
 でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★1日目のみ、2日目のみのご受講も受け付けております。

蓄熱材/システムの技術・研究開発動向と適用事例ならびに
化学蓄熱・ヒートポンプ技術の理論と応用・開発動向
●講 師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
省エネルギー研究部門 熱利用グループ
研究グループ長
博士(工学)
平野 聡 氏
●講 師 玉川大学 工学部
機械情報システム学科 教授
博士(工学)
大久保英敏 氏
●講 師 新潟大学 名誉教授(工学部化学システム工学科)
博士(工学)
田中眞人 氏
●講 師 芝浦工業大学 工学部
機械機能工学科 教授
博士(工学)
田中耕太郎 氏
●講 師 三機工業(株) エネルギーソリューションセンター
環境エネルギー推進部 部長
博士(環境学) 技術士(衛生工学・水道・総合技術監理部門)
岩井良博 氏
●講 師 名古屋大学 大学院工学研究科 化学・生物工学専攻 准教授
(兼任)名古屋大学 グリーンモビリティー連携研究センター
NEDO技術委員
愛知県新エネルギー産業協議会委員
エネルギー管理士 博士(工学)
小林敬幸 氏
●日 時 2015年 12月 16日(水)  9:40〜16:50
2015年 12月 17日(木) 13:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆両日受講     72,900円
  【1名につき(※受講者が 12月16日 と 12月17日 で違う場合でも可)】
◆1日目のみ受講 49,680円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)】
◆2日目のみ受講 40,500円
  【1名につき(同時複数人数お申込みの場合1名につき35,100円)】
※テキスト代、消費税を含む
※アカデミック割引は1日ごとの適用となります

<アカデミック割引>
大学等の学校法人格を有している団体に在籍する方には割引制度がございます。
 詳しくはこちらをご覧いただくか06-6358-0141までお問い合わせ下さいませ。】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
1日目   12月16日(水)
9:40
|
10:50
T.蓄熱材/システムの研究開発状況、応用事例と機能性改善

 1.蓄熱の原理と特徴
 2.蓄熱材の物理的特徴
 3.蓄熱材の応用事例
 4.蓄熱材の機能性改善
 5.蓄熱材の選択ポイント
 6.質疑応答・名刺交換
(平野 聡 氏)
11:00
|
12:10
U.流動性のある潜熱蓄冷・蓄熱材の開発

 1.相平衡状態図
 2.多成分混合物質の結晶成長
 3.流動性のある潜熱蓄冷材・蓄熱材の熱物性
 4.流動性のある潜熱蓄冷材・蓄熱材の開発動向
 5.質疑応答・名刺交換
(大久保英敏 氏)
13:00
|
14:10
V.潜熱蓄熱材のマイクロカプセル化法の現状と応用展開

 1.潜熱蓄熱材のマイクロカプセル化法の現状
 2.PCM含有マイクロカプセルの調製例
  (1)in-situ重合法によるマイクロカプセルの調製例と特性評価
  (2)懸濁重合法によるマイクロカプセルの調製例と特性評価
  (3)ハイブリッドシェルマイクロカプセルの調製例と特性評価
 3.PCM含有マイクロカプセルの応用例
 4.今後の課題
 5.質疑応答・名刺交換
(田中眞人 氏)
14:20
|
15:30
W.硫化ナトリウム水和物を用いた化学蓄熱材料の開発と化学ヒートポンプ

 1.化学蓄熱に用いられる反応系
 2.複合化材料の開発とその特徴
 3.化学ヒートポンプと電気化学ヒートポンプの方式と原理
 4.化学反応の熱利用機器への応用
 5.質疑応答・名刺交換
(田中耕太郎 氏)
15:40
|
16:50
X.潜熱蓄熱技術による200℃以下の低温排熱活用技術と事例

 1.潜熱蓄熱技術(トランスヒートコンテナ)
  (1)概要  (2)特徴
 2.国内関連法規への対応
 3.導入事例
  (1)輸送型  (2)定置型
 4.簡易移送型トランスヒートコンテナ
  (1)概要  (2)特徴
 5.経済評価
 6.今後の展望
 7.質疑応答・名刺交換
(岩井良博 氏)
2日目   12月17日(木)
13:00
|
17:00
T.化学蓄熱・ヒートポンプ技術の理論と応用・開発動向

【習得知識】
100℃未満から600℃程度の熱エネルギーを効果的に活用することを可能とする技術と期待されている化学蓄熱・ヒートポンプ技術について、作動原理や設計の要点などを説明します。その技術開発に不可欠な伝熱速度、物質移動速度、化学反応速度の三つの速度の取り扱い方に関する知識が得られます。

【講師の言葉】
電力を貯蔵するように、熱を効果的に貯蔵し、必要な時間・場所で、必要な温度や速度で熱を供給する技術は、更なる低炭素化が必要とされる2020年以降では重要な技術となると思います。本講義では、まだ社会実装されていないものの、この10年来で基礎技術の面で着実に進歩してきた化学蓄熱・ヒートポンプの開発実情や開発の要点を詳述します。

【講演概要】
 1.ヒートマネージメントに関わる技術的要請の外観
 2.化学蓄熱・ヒートポンプの作動理論
  (1)化学蓄熱・化学ヒートポンプの種類と特徴
  (2)化学蓄熱・化学ヒートポンプの動作原理
 3.国内外の開発動向
 4.適用温度域と作動物質の選択
  (1)100℃未満を対象とする作動物質
  (2)100℃以上を対象とする作動物質
 5.作動物質・熱媒体の物性と装置
  (1)物質移動から見た装置構成の考え方
  (2)熱移動から見た装置構成の考え方
 6.化学蓄熱・化学ヒートポンプ研究の実例
  (1)水系蓄熱・化学ヒートポンプ
  (2)非水系蓄熱・化学ヒートポンプ
 7.蓄エネルギー密度と熱出力の向上への要点
 8.化学蓄熱・化学ヒートポンプの耐久性
 9.化学蓄熱・ヒートポンプのシミュレーションと装置設計への応用
 10.まとめと展望
 11.質疑応答・名刺交換
(小林敬幸 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。