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<セミナー詳細>

セミナーコード:20161205   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、圧縮機(コンプレッサ)のエンジニアリング及び設計のための総合的な知識から、
 設計手順とポイント、据付・試運転の実際、また最近の技術開発動向と省エネなどに至るまで、
 経験豊富な坂口講師にわかりやすく解説頂きます。

圧縮機のエンジニアリング・設計・据付技術とその要点
●講 師 元 千代田化工建設(株) 技術戦略研究所長
東芝三菱電機産業システム 技術顧問
坂口順一 氏
  <講師略歴>
1974年、東京大学大学院機械系専攻修士課程 修了。
同年、千代田化工建設(株) 入社。
1985年、回転機械部 主査。
1996年、機械エンジニアリング部長。
1998年、第1統轄部長 兼 技術副本部長。
1999年、展開設計(エンジニアリング)本部長。
2000年、経営企画本部長 兼 IT推進部長。
2001年、執行役員 経営企画本部長。
2003年、執行役員 技術部門 副統括。
2005年、フェロー 技術戦略研究所長。
2013年、千代田化工建設退職、
その後Dresser Rand 技術顧問を経て、
現在、東芝三菱電機産業システム(株) 技術顧問。
●日 時 2016年 12月 16日(金) 10:20〜16:20
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

 主にガス、石油、石油化学、発電その他の各種プラントで使用される中・大型圧縮機などを主体に扱うメーカ(主として、遠心と往復動)およびプラントエンジニアリング会社、エンドユーザのエンジニア。
【プログラム】

1.圧縮機のエンジニアリング

 (1)エンジニアリング・設計・製作・工場試験・据付までのフロー
 (2)圧縮機の要求仕様の決定
 (3)型式選定・台数構成と所要動力推定
 (4)駆動機選定
 (5)軸シール、補機、計装・制御システム仕様決定
 (6)メーカ引き合い・技術評価・機種選定


2.圧縮機の設計手順とその要点

 (1)ターボ圧縮機の設計ポイント
  @要求仕様に沿ったアプリケーション
   ・モデル/インペラー選定
   ・アメリカ系とヨーロッパ系の設計思想の相違
  A空力設計
  Bケーシング本体設計
  Cロータ・ダイナミックス
  D主要部材質選定
  E軸シールとシールガスシステム
  F駆動機とのインターフェース
   ・カップリング選定
   ・トーショナル問題
   ・起動問題(特に電動機)
 (2)往復動圧縮機の設計のポイント
  @要求仕様に沿ったアプリケーション
   ・フレーム選定
  A主要部材質選定
  Bシリンダーバルブ選定
  Cロッドロードとトルク変動
  D容量調整
  E脈動解析
  F駆動機とのインターフェース
 (3)発注後のプラント設計・メーカ設計製作
  @基礎・建屋設計
   ・ダイナミック荷重と基礎の許容振動速度
  A配管設計
   ・ノズル荷重、振動対策、パルセーション検討
  B電気設計
   ・モータ起動計算
  Cアンチサージシステム、状態監視、制御計装・保護システム


3.工場試験

 (1)バランス試験
 (2)メカラン試験
 (3)性能試験


4.圧縮機の据付と試運転

 (1)基礎への据え付け
  ・レベリング
  ・駆動機との1次アライメントとグラウト
 (2)配管取り付けと2次アライメント
 (3)プレコミッショニング
  ・オイルフラッシング、ガス配管フラッシング・ブロー
  ・ファイナルアライメント
  ・制御計装・保護システムのチェック
 (4)現地試運転


5.最近の圧縮機の技術開発動向と省エネ

 (1)固定速モータと可変速モータ
 (2)可変速ベーンと回転数制御
 (3)蒸気タービン駆動機によるスチームバランス改善
 (4)機械駆動ガスタービン
 (5)動力回収
 (6)ヒートポンプの採用
 (7)エクセルギロスの低減


6.質疑応答<適宜>
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。