<セミナー詳細>

セミナーコード:20181218   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、EVなど電動車用蓄電池のリユース・リサイクルについて、中国での市場・事業動向、
 山口県での取組みの実際、ENECHANGEの事業展開と展望について、斯界の最前線でご活躍中の
 講師陣に詳説頂きます。
★午前(T部)のみ、午後(U・V部)のみのご受講も受け付けております。

〜中国での動向、EVなど車載用を中心とした〜
蓄電池リユース・リサイクルに関する最新動向と展望
●講 師 (株)日本総合研究所 創発戦略センター マネジャー 程塚正史 氏
●講 師 山口大学 大学院 技術経営研究科長・教授 福代和宏 氏
  <紹介>
1998年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程環境工学専攻修了。
博士(工学)。同年日立製作所入社,冷熱機器開発に従事。
2001年空気調和・衛生工学会賞受賞。2002年山口大学工学部講師。
2005年山口大学大学院技術経営研究科准教授。2010年より現職。
●講 師 ENECHANGE株式会社 代表取締役会長 城口洋平 氏
  <紹介>
東京大学法学部卒、ケンブリッジ大学学部博士課程(現在一時休学中)。
ケンブリッジ大学在学中に電力データに関する産学連携研究機関、
「ケンブリッジ・エナジー・データ・ラボ社」を設立。
その研究成果をもとに、ENECHANGE株式会社(日本)とSMAP ENERGY社(イギリス)を創業。
現在は、ENECHANGE株式会社 会長 兼 SMAP社 CEOとして、海外事業と電力データ事業を
中心に事業を推進する。
2018年から、欧州エネルギーベンチャー開拓プログラム「Japan Energy Challenge」をスタートし、
同年9月に、イギリスの蓄電池のバッテリーマネジメントシステム技術を有するベンチャー企業
との日本での独占事業提携を発表。
2017年「Forbes 30 Under 30 Europe」 に日本人として初選出される。
●日 時 2018年 12月 18日(火) 10:40〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆1日受講  49,680円(1名につき)
  (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
  (各プログラムで受講者が異なる場合でも可)
◆午前(プログラムT)のみ受講   19,980円(1名につき)
◆午後(プログラムU・V)のみ受講 32,400円(1名につき)
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:40
|
11:50
T.中国での車載蓄電池リユース・リサイクル市場の動向

中国はすでに世界最大の新エネルギー車市場であり、特にEV普及台数の規模が際立っている。また、各種レイヤーで新興企業が参入するなど業界に構造変化の兆しがある。現在、蓄電池を中心とする静脈側産業の立上げが課題となっており、行政・民間ともにこの領域への関心は高い。ここでは、新エネルギー車関連のプレイヤーや政策について概観し、業界の今後の動きについて分析した上で、蓄電池のリユース・リサイクル市場の状況や、日本企業の参画可能性について紹介する。

 1.中国の新エネ車市場の推移と見込み
 2.自動車業界の構造変化
 3.リユース・リサイクル市場の現状
 4.日本企業の参画可能性
 5.まとめ
 6.質疑応答・名刺交換
(程塚 氏)
13:00
|
14:30
U.電気自動車中古バッテリーリユース実証試験

<要旨>
 山口県で取り組んでいる電気自動車中古バッテリーのリユース実証試験は、技術面のみならず、社会経済的影響も考慮した調査活動である。温暖化防止、電動社会へのシフト、防災、地域経済活性化など、複数の観点を踏まえ、社会実装に向けて産官学の連携によって取り組んだ実証実験ならびに普及可能性検討の結果について紹介する。

 1.実証試験の背景と目的
 2.住宅向け定置型蓄電池としての技術的検討
  (1)中古バッテリーの定置型蓄電池としての有効性
  (2)太陽光発電との組み合わせによるシステム性能の検討
 3.実証実験の次のステージ:工場・事業所用途への展開
 4.社会実装に向けた検討
  (1)リユースに関する現状の整理
  (2)リユース事業化にあたっての課題
 5.将来の方向性
 6.質疑応答・名刺交換
(福代 氏)
14:50
|
16:00
V.“エネルギーの未来をつくる”ENECHANGEの蓄電池リサイクル事業展開について

<要旨>
 次の10年間はクリーンエネルギーの成長トレンドが堅調と見られる中、車載用リチウムイオン電池の再利用に対する動きも活発になっている。
車載用リチウムイオン電池は、電池単体の劣化度合いのバラツキの大きい設計思想でつくられているため、高度なBMSによるバッテリー制御が必要になる。
2018年9月、英Brill Power社(ブリルパワー)との提携による蓄電池BMS事業への参入を発表。
同社が持つ高度なセルバランス技術とその利活用展望について紹介する。


 1.英Brill Power社との提携について
 2.セルバランス技術について
 3.BMSの利活用展望
 4.質疑応答・名刺交換
(城口 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。