<セミナー詳細>

セミナーコード:20190218   このセミナーの受付は終了しています


ただ今受付中! 2022年6月24日「低・中・高温蓄熱技術(蓄熱材)の開発と応用動向」セミナーはこちら


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、水酸化マグネシウム系化学蓄熱材、固体−固体相転移長期蓄熱セラミックス、潜熱蓄熱材
 (PCM:Phase Change Material)、デシカント式蓄熱、帯水層蓄熱システムによる蓄熱技術の研究/開発と応用
 ・適用動向などについて、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。

蓄熱材/システムの技術・研究開発と応用・適用動向
●講 師 千葉大学 大学院工学研究院
都市環境システムコース 准教授
劉 醇一 氏
●講 師 東京大学大学院 理学系研究科 化学専攻 教授 大越慎一 氏
●講 師 三機工業株式会社 エンジニアリング統括室
エネルギーソリューションセンター
環境エネルギー推進部 部長
技術士(上下水道部門)
定塚徹治 氏
●講 師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
地圏資源環境研究部門 地圏化学研究グループ長
鈴木正哉 氏
●講 師 三菱重工サーマルシステムズ株式会社
大型冷凍機技術部 設計課
谷村裕太 氏
  ※恐縮に存じますが、都合により、講師を変更させて頂くことになりました。
  (講演内容の変更はございません)


               
●講 師 三菱重工サーマルシステムズ株式会社
顧問
中曽康壽 氏
●日 時 2019年 2月 20日(水) 10:10〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:10
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11:10
T.水酸化マグネシウム系材料による化学蓄熱材の開発と今後の展望

 CO2排出量の削減が求められる中で、化石燃料を使用しない新しい熱エネルギー供給技術の実用化が求められている。本講演では水酸化マグネシウム系化学蓄熱材の開発と今後の展望について紹介する。

 1.蓄熱技術の比較
  (1)顕熱蓄熱
  (2)潜熱蓄熱
  (3)化学蓄熱
 2.熱源温度に対応した新しい化学蓄熱材の開発
  (1)マグネシウム系複合水酸化物
  (2)金属塩添加水酸化マグネシウム
  (3)メカノケミカル法を用いた材料合成
 3.実用化に向けた課題
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換
(劉 氏)
11:25
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12:25
U.固体−固体相転移長期蓄熱セラミックス

 1.研究背景
 2.相転移パラメーターの制御
 3.ナノ微粒子効果と新規相
 4.ラムダ型-五酸化三チタン(λ-Ti3O5
 5.蓄熱セラミックス
 6.熱エネルギーマネージメントへの応用
 7.質疑応答・名刺交換
(大越 氏)
13:20
|
14:20
V.潜熱蓄熱技術による200℃以下の低温排熱活用技術とその事例

 工場や焼却施設等で余った低温排熱を可搬型のコンテナ内に充填した潜熱蓄熱材へ蓄えて車両で輸送し、主に民生用エネルギー(空調・給湯用等)等として供給できるオフライン熱輸送システムを紹介する。

 0.熱の宅配便「トランスヒートコンテナ」
 1.潜熱蓄熱技術の開発と背景
 2.トランスヒートコンテナの概要と特長
  (1)蓄熱の仕組み
  (2)特長
  (3)ラインナップ
  (4)設備概要
 3.導入実績
  (1)定置式
  (2)輸送式
 4.導入に向けて
  (1)関連法令
  (2)経済性
 5.今後
 6.質疑応答・名刺交換
(定塚 氏)
14:35
|
15:35
W.熱を運ぶコンパクト型蓄熱システム:デシカント式蓄熱

 多孔質吸着剤に水蒸気を吸着させることによって乾燥温熱を送風することのできるデシカント式蓄熱、およびデシカント式蓄熱を用いたコンパクト型熱輸送システムとともに、各種多孔質材料の特性について紹介する。

 1.デシカント式蓄熱
 2.コンパクト型熱輸送システム
 3.各種多孔質材料の特性
 4.質疑応答・名刺交換
(鈴木 氏)
15:50
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16:50
X.再生可能エネルギー/帯水層蓄熱システム及び新冷媒採用冷凍機

 帯水層蓄熱システムは、わが国のエネルギー需要の約3割を占める建築分野における制御可能エネルギー源として最終需要が熱となる建物の足下にある帯水層を活用するものであり、季節間、昼夜間蓄熱ともに約8割の熱回収が可能なエネルギー貯蔵システムでもある。 本システムをターボ冷凍機の熱源、及び蓄熱漕として利用することで高効率なシステムを構築することが可能となる。また、近年の地球温暖化対策に応じたHFO冷媒を採用したターボ冷凍機の適用も可能であり合わせて紹介する。

 1.帯水層蓄熱システムとは
  (1)未利用エネルギーと帯水層蓄熱システム
  (2)帯水層蓄熱システムの概要
  (3)一般的な運用方法
 2.帯水層蓄熱システムの構成
  (1)システム構成
  (2)井戸の仕様
  (3)新冷媒ターボ冷凍機と合わせたシステムの運用
  (4)新冷媒ターボ冷凍機の採用による環境性、経済性評価
 3.帯水層蓄熱システムの意義
 4.新冷媒採用ターボ冷凍機
  (1)冷媒動向
  (2)新冷媒(低GWP冷媒)採用ターボ冷凍機
 5.質疑応答・名刺交換
(中曽 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。