<セミナー詳細>

セミナーコード:20191017   このセミナーの受付は終了しています

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★本セミナーでは、先行する欧州の電力・エネルギービジネスの最新動向・事例と、日本における今後の
 ビジネスチャンス及び新しいビジネスモデル構築のためのアプローチなどについて、斯界の最前線で
 ご活躍中の山本講師に詳説頂きます。

欧州におけるエネルギー「イノベーションビジネスモデル」
最新動向と日本市場への示唆
●講 師 アビームコンサルティング株式会社
金融・社会インフラビジネスユニット
エネルギー担当 ディレクター
山本英夫 氏
  <講師紹介>
大手都市ガス会社におけるエネルギーソリューション営業部門を経て、
2001年よりアビームコンサルティングに入社。
エネルギー供給企業とエネルギー需要家とが関係する領域を専門領域として、
エネルギー事業会社に対して新規イノベーションビジネスモデル策定支援、
新規事業計画策定支援、営業戦略策定等の支援を多数実施するとともに、
エネルギー需要家に対しても、エネルギーマネジメント改善コンサルティングに
関するプロジェクト等を多数実施。

<主な著書>
「欧米先進事例に学ぶデジタル時代の電力イノベーション戦略」(共著 毎日新聞出版)
●日 時 2019年 10月 24日(木) 13:20〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 39,600円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき34,100円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講演要旨】

 国内エネルギー市場は、電力自由化の進展および再生可能エネルギーの普及拡大等の要因により市場構造が大きく変化し始めている。
 一方、日本と比較し既に電力自由化が先行している欧州のエネルギー市場においては、「電力自由化」「再エネ普及」、「デジタル技術」の3つの要因が主要なドライバーとなり、エネルギー市場において数多くの「イノベーションビジネスモデル」が創出されている。
その結果、従来の大型発電所から需要家に対して一方向で電力を供給するエネルギーバリューチェーンは急速に構造が変化しており、既存の発電、送配電、小売事業者のビジネスに対して多大な影響を及ぼしている。
 本講演においては、欧州エネルギー市場においてイノベーションビジネスが創出されている市場背景、米国市場との違いを解説するとともに、代表的な6つのビジネスモデルパターンを具体的な事例に基づき解説する。
さらに、今後の日本のエネルギー市場の動向、および国内市場においてビジネスポテンシャル拡大の可能性があるビジネス領域について解説するとともに、具体的な新ビジネスモデル構築におけるアプローチ方法についても併せて解説していく。

【プログラム】

1.欧州エネルギー市場における競争環境の変遷

 (1)自由化先進地域において共通する3つのステージ
 (2)イノベーションビジネスモデル創出の背景
 (3)欧州と米国市場との違い


2.6つのイノベーションビジネスモデル事例紹介

 (1)バンドリングモデル
 (2)ライフスタイル製品モデル
 (3)エネルギー消費効率化モデル
 (4)マーケットプレイス運営モデル
 (5)TOU(Time-of-Use)最適化モデル
 (6)従量課金型モデル


3.国内エネルギー市場における今後の動向およびビジネスチャンス

 (1)今後の国内エネルギー市場動向
 (2)各ステークスホルダーに与える影響
 (3)ビジネスポテンシャルが期待される3つの領域
  @データ分析ビジネス 〜データビジネスで収益化するポイントとは?
  Aマーケットプレイス運営モデル〜スマートメーターデータの活用による収益化のポイントとは?
  BVPPアグリゲータービジネス〜今後国内VPPビジネスにて収益化する方向性とは?


4.新ビジネスモデル構築のためのアプローチ

 (1)新ビジネスモデル構築のフレームワーク
 (2)フレームワーク活用における重要なポイント


5.質疑応答
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。