<セミナー詳細>

セミナーコード:20191206   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、分離脱水の原理・メカニズムから、各種分離機・脱水機の特性・高性能化及び最近の開発動向と
 用途・目的に合った分離機・脱水機の選び方・使用事例、又、トラブル対策も含めた操作・保守管理の留意点など
 実践活用法について、第一線でご活躍中の平松講師に豊富な事例をまじえ詳説頂きます。

分離機・脱水機の選び方・使い方
〜分離脱水のメカニズムを始め、各種分離機・脱水機の特性・高性能化・開発動向と
使用例を含めた選定及び操作・保守管理における留意点まで〜
●講 師 巴工業(株) 機械本部 営業技術部 部長
技術士(総合技術監理部門・上下水道部門)
平松達生 氏
●日 時 2019年 12月 5日(木) 10:00〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講師の言葉】

 分離・脱水技術は化学、環境、食品、医薬とさまざまな分野で使用される根幹となる技術です。分離・脱水について理論から入り、実際に使用されている装置の特徴、開発動向、用途に合った選び方、上手な使い方についてメーカーの視点からユーザーをはじめとして分離・脱水技術に興味のある方向けにお話しします。

【プログラム】

T.分離・脱水の原理とメカニズム

 1.分離・脱水技術の位置付けとその役割
 2.分離・脱水の原理
 3.分離・脱水のメカニズム
 4.ろ過による分離・脱水
 5.沈降による分離・脱水
 6.遠心力による分離・脱水


U.各種分離機、脱水機の特性・高性能化と最近の開発動向

 1.各種分離機の特性
  (1)円筒型遠心分離機
  (2)分離板型遠心分離機
  (3)超遠心機
  (4)スクリーン式ろ過分離機
  (5)その他
 2.各種濃縮機の特性
  (1)ベルト型ろ過濃縮機
  (2)回転ドラム型ろ過濃縮機
  (3)デカンタ型遠心濃縮機
  (4)バスケット型遠心分離機
  (5)その他
 3.各種脱水機の特性
  (1)ベルトプレス脱水機
  (2)遠心脱水機
  (3)スクリュープレス脱水機
  (4)回転加圧脱水機(ロータリープレスフィルタ)
  (5)その他
 4.分離機、脱水機の高性能化のポイント
  (1)分離・脱水における最近のニーズ
  (2)高性能化のポイント
   @分離・脱水性能の向上
   A省エネ・省スペース化への対応
   B低騒音化への対応
   C低濃度・難分離脱水物への対応
 5.最近の開発動向 〜新しい分離機、脱水機の開発とその特徴について〜
  (1)低動力・高脱水の遠心脱水機
  (2)機内二液調質型の遠心脱水機
  (3)高遠心力の遠心分離機
  (4)コンパクトな遠心分離機
  (5)高効率の回転加圧脱水機(電気浸透機能、機内二液調質機能)
  (6)その他


V.分離機、脱水機の選び方

 1.分離機、脱水機選定における基本的な考え方
  (1)製品への影響(ケーキが製品、清澄液が製品、ケーキ性状)
  (2)コスト検討(経済性評価)
  (3)運転・維持管理性
  (4)環境・エネルギーへの影響(CO2排出量削減、臭気、騒音等)
  (5)分離機、脱水機の信頼性
  (6)その他
 2.用途・目的に合った脱水機の選び方
  (1)選定方法(テーブルテスト、小型機テスト、大型機テスト)
  (2)スケールアップ
  (3)機種選定フロー


W.分離機、脱水機の使用例

 1.汚泥・し尿関連
  (1)工場排水汚泥
  (2)下水汚泥
  (3)その他(浄化槽汚泥、上水汚泥など)
 2.化学品・石油化学関連
  (1)溶剤分離回収
  (2)樹脂
  (3)炭酸カルシウム
  (4)廃プラスチック
 3.食品・医薬品関連
  (1)すり身
  (2)グルタミン酸ソーダ(MSG)
  (3)豆乳
 4.その他(紙パルプ等)


X.分離機、脱水機の操作・保守管理における留意点

 1.分離機、脱水機の操作・取り扱いにおける留意点
  (1)前処理における留意点 〜濃縮・薬注条件等〜
  (2)分離・脱水促進のポイント
 2.分離機、脱水機の保守管理における留意点
  (1)点検箇所と判断基準
  (2)見落としがちな保守項目
  (3)タイプ別・用途別の保守管理
  (4)メンテナンスコストを低減するには?
  (5)IoTの活用
 3.分離・脱水プロセスにおけるトラブル対策
  (1)分離・脱水能力に関するトラブル
  (2)ハンドリング上のトラブル
  (3)脱水ケーキの品質に関するトラブル
  (4)装置の機械的トラブル


Y.これからの分離・脱水技術の展望



Z.質疑応答
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。