<セミナー詳細>

セミナーコード:20200604   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、午前(プログラムT)にカーボンプライシング政策の国内外の動向、企業における
 対応策ならびに、インターナルカーボンプライシングの社内導入における留意点・事例について、
 午後(プログラムU・V)には、CDPはどのような情報開示を求めていて、どのように評価しているのか、
 又、質問書(気候変動・水セキュリティ)回答における重要ポイント・事例など、それぞれ詳説頂きます。
★午前のみ、午後のみのご受講も受け付けております。
★ライブ配信有:会場または会社・自宅などライブ配信のいずれかでご受講頂けます。

カーボンプライシングの最新動向・事例・事業戦略と
CDPの方向性・質問書(気候変動、水)・情報開示などへの対応
●講 師 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
CG&E サステナビリィチーム
アソシエイトディレクター
丹羽弘善 氏
  <講師紹介>
製造業向けコンサルティング、環境ベンチャー、商社との排出権JV取締役を経て現職。
東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻。
気候変動関連のシステム工学・金融工学を専門とし、政策提言、企業向けの
環境経営コンサルティング業務に従事している。
●講 師 CDP Worldwide-Japan
シニアマネージャー
高瀬香絵 氏
  <講師紹介>
慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスにて学士・修士取得後、日本エネルギー経済研究所
地球環境産業技術研究機構(RITE)などにて気候変動モデル分析を実施。
東京大学新領域創成科学研究科にて、博士(環境学)を取得後、
科学技術振興機構低炭素社会研究センター、東京大学工学系研究科にて
省エネ政策、再エネ普及政策などの研究に従事。
2015年よりCDPに参加し、現在はSBT・RE100・TCFD開示の分野で
企業・自治体のエンゲージメントに従事している。
●講 師 DNV GLビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社
サーティフィケーション&サステナビリティ・サービス部
アセッサー
河村 渉 氏
●日 時 2020年 6月 18日(木) 10:30〜16:20
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場または会社・自宅などライブ配信のいずれかでご受講頂けます。
・ライブ配信受講ご希望の方は、お申込時に通信欄にその旨ご記入をお願い致します。
・テキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
●受講料 ◆1日受講(プログラムT〜V) 49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
◆プログラムTのみ受講     29,700円【1名につき】
◆プログラムU・Vのみ受講   29,700円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:30
|
12:30
T.カーボンプライシングの最新動向と事業戦略

 企業経営において、気候変動が経営課題になり事業戦略上重要となってきている。昨今の異常気象の高まりや、投資家のESG投資の拡大、加えてTCFDやRE100等のイニシアティブの動きなども企業経営へ多大なインパクトを与えている。一方で、これらの気候変動課題への対応は、リスクであり同時に先行して対応することで機会でもありうる。
 気候変動リスク・機会のうち、カーボンプライシングも企業戦略上重要となりうる要素であり、欧州等ではカーボンプライシングの上昇や、国境炭素税なども検討されているところである。同時に企業内で炭素価格を設定し低炭素投資を促すインターナルカーボンプライシングといった仕組みも企業内で普及しつつある。 本講義では前述したカーボンプライシング政策と、企業内での利活用の方向性について解説する。


 1.カーボンプライシングの最新動向(10:30-11:40)
  (1)カーボンプライシングの国内外の潮流
  (2)カーボンプライシングの企業への影響と対応方針
  (3)気候シナリオとシナリオ分析
 2.インターナルカーボンプライシングの実践(11:50-12:30)
  (1)インターナルカーボンプライシングの仕組み
  (2)事例と実践
 <質疑応答・名刺交換>
(丹羽 氏)
14:00
|
15:00
U.CDPは企業に何を期待し、どう評価するのか

 気候変動は企業にとって重大なリスク・機会となりえます。
 2003年から投資家要請を受けた質問書を企業に送付している国際NGOのCDPは、2018年からTCFDに完全準拠した質問書を企業に送付、回答企業の時価総額は世界の54%を占めるまでにグローバルスタンダードとなっています。
 気候変動リスクにどう対応し、機会をどう実現しているか、投資家に伝わる考え方、開示について、SBTやRE100にも触れながらお話します。

 <質疑応答・名刺交換>
(高瀬 氏)
15:20
|
16:20
V.CDP質問書回答のポイント(気候変動、水)

 CDP質問書は、民間セクターの世界的な環境データ集約や、機関投資家のESG投資の参考指標の手段として、また各企業にとっては環境情報開示やその姿勢を示す手段として、ニーズが高まっています。
 本セミナーにおいては、CDP気候変動・水セキュリティ質問書回答における重要ポイントや、どのような情報開示が求められているのかについての解説を行います。


 1.CDP質問書について
 2.2019年の結果、2020年版の概要
 3.質問書回答におけるポイント
 4.リスクと機会の考え方
 5.水質問書の解説
 <質疑応答・名刺交換>
(河村 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。