<セミナー詳細>

セミナーコード:20210215   このセミナーの受付は終了しています


ただ今受付中! 2024年10月30日「廃プラスチックなどケミカルリサイクルに関する
技術開発・事業動向」セミナーはこちら


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、斯界の最前線でご活躍中の講師陣から、廃プラスチックのケミカルリサイクルとサーマルリサイクルに
 関する技術開発と事業に関して詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
 【青色が会場での講演、緑色がオンラインでの講演となります】

廃プラスチックのケミカルリサイクルと
サーマルリサイクルに関する技術開発・事業動向
〜水素/アンモニア製造利用・油化・発電・燃料化など〜
●講 師 日揮ホールディングス(株)
サステナビリティ協創部 プログラムマネージャー
尾場瀬崇裕 氏   会 場 
●講 師 中部大学 工学研究科
創造エネルギー理工学専攻 主任 教授
行本正雄 氏  オンライン
●講 師 一般社団法人日本RPF工業会 事務局長
(株)エコ・クリーン 取締役
石谷吉昭 氏
  ※恐縮に存じますが、都合により、講師を変更させて頂くことになりました。

               
●講 師 一般社団法人日本RPF工業会 理事 総務広報委員長
(株)タズミ 常務取締役
田墨啓治 氏   会 場 
●講 師 住友重機械工業(株)
エネルギー環境事業部 技術部
ボイラ基本設計グループ グループリーダー
中谷好宏 氏   会 場 
●講 師 静岡大学 名誉教授・特任教授 佐古  猛 氏  オンライン
●講 師 早稲田大学 先進理工学研究科 応用化学専攻 教授 松方正彦 氏   会 場 
●日 時 2021年 2月 19日(金) 10:00〜17:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
・ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
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T.廃プラスチックガス化ケミカルリサイクル技術

 廃プラスチックガス化リサイクルは、その多様な廃プラスチックへの適正と製品多様性から、世界的な課題である廃プラスチックリサイクルの推進に寄与します。 世界に先駆けて商業化された日本初の廃プラスチックガス化技術EUPと関連する技術、および弊社取組について紹介します。

 1.会社紹介
 2.廃プラスチックガス化ケミカルリサイクルとEUP
  (1)ガス化及び関連技術について
  (2)廃プラスチックガス化ケミカルリサイクルについて
  (3)EUPの特徴と実績
 3.廃プラスチックガス化ケミカルリサイクルの展望
  (1)社会導入モデルについて
  (2)廃プラスチックガス化ケミカルリサイクルの環境性能
 4.質疑応答・名刺交換
(尾場瀬 氏)
11:25
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12:15
U.高炉水砕スラグを用いた廃プラスチック油化の可能性と展望

 廃プラスチックは、年間900万t〜1000万t排出されている。この廃プラスチックを有効利用するためにケミカルリサイクルの1つである油化について現状と課題について報告する。さらに、触媒としてFCC廃触媒を用いると高品質の油を高収率で得ることが実用化されている。しかし、FCC廃触媒は廃プラスチック排出量に対し供給量が少なく、コストがかかる。そこで、低コスト化を目指し、FCC廃触媒と組成の類似した高炉水砕スラグに注目した。本報告では触媒として高炉水砕スラグを使用し、最大油化能力(WHSV値)、長時間連続油化の2つを実験により調査し、触媒として高炉水砕スラグを用いた工業化の可能性を評価する。 さらに、家電プラスチックなどの難処理プラスチック油化の課題とマテリアルリサイクル残渣とのハイブリッド型油化事業を提案し、その事業性評価を行う。

 1.廃プラスチックと取り巻く現状と課題
 2.ケミカルリサイクルの現状
 3.油化事業と研究開発動向
 4.スラグを用いた油化プロセスの開発
 5.ハイブリッド型油化事業の提案と事業性評価
 6.質疑応答・名刺交換
(行本 氏)
13:15
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14:25
V.廃棄物業界(RPF)から見たプラスチック問題と今後

 1.地球の環境問題とプラスチック
  〜海洋汚染プラスチック問題、中国の廃プラスチック輸入規制、廃プラスチックの輸出統計、
   バーゼル条約の改定、廃プラスチックの今後の動向〜
 2.日本のプラスチックリサイクル
 3.RPFの需要の現状と将来
  〜RPFの特徴、JIS規格、ISO制定、RPFの生産量、RPFの主要用途、
   RPFの需要開拓、RPF事業関連への公的助成

 4.RPFと電気エネルギー制度での可能性
  〜RPF(廃棄物固形燃料)のエネルギー関連制度上の整理、
   石炭火力の基準発電効率:42%と副生物、RPFと石炭の混合粉砕試験

 5.(一社)日本RPF工業会の紹介と取組み
 6.質疑応答・名刺交換
(田墨 氏)
14:40
|
15:40
W.循環流動層ボイラ技術によるRPF含む廃プラスチック系の燃料活用

 廃プラスチックのサーマルリサイクルは、これからの循環型社会の形成において、工業的な解の一つと考えられます。
 本講演では、サーマルリサイクルを考えた場合の、廃プラスチックの特徴をご紹介しながら、循環流動層ボイラでの活用事例と設備側の対策について紹介します。


 1.RPF含む廃プラスチック系燃料について
  (1)RPFの特徴
  (2)その他の廃プラスチック系の特徴
 2.循環流動層ボイラ技術での活用について
 3.RPF含む廃プラスチック系の利用事例と対策
 4.質疑応答・名刺交換
(中谷 氏)
15:55
|
16:45
X.無害な高温水蒸気による海洋プラスチック・都市ごみなどからの固体および
  気体燃料製造技術


 海洋プラスチックごみ、廃自動車や廃家電処理工程からのシュレッダーダスト、都市ごみ等の分別されていないあるいは汚れた廃プラスチックの適正処理と有効利用技術の開発は、環境保全と資源の有効利用の観点から大変重要です。 本講習会では高温水蒸気の性質と廃プラスチック処理への適用性、高温水蒸気を用いた廃プラスチックのガス化・水素製造技術、廃プラスチックを含む都市ごみからの高カロリー固体燃料製造技術について紹介します。

 1.高温水蒸気とは
 2.廃プラスチックのガス化・水素製造技術
  (1)熱硬化性プラスチック、ポリ塩化ビニル、シュレッダーダスト等の
    難処理プラスチックのガス化・水素製造
  (2)安価で水素生成能が高い触媒の探索
 3.廃プラスチックを含む都市ごみからの高カロリー固体燃料製造技術
  (1)固体燃料製造水熱技術および装置の概要
  (2)生成した固体燃料の特徴
  (3)本技術のエネルギー効率と二酸化炭素削減効果
 4.質疑応答・名刺交換
(佐古 氏)
17:00
|
17:50
Y.廃プラスチックの石油精製プロセスを活用した石油化学原料化技術開発

 演者らは廃プラスチックの埋め立て・単純焼却処理ゼロを目指した統合的技術開発をNEDO事業として開始した。
 本講演ではその概要と、なかでも演者が担当している新規ケミカルリサイクル(新CR)技術開発について紹介したい。
新CRでは、溶媒中に溶解したプラスチックの触媒分解を行うことにより石油精製プロセスを活用した廃プラスチックの化学原料化を目指している。


 1.NEDO事業の概要
 2.提案する新ケミカルリサイクル技術の概要
 3.プラスチックの熱・触媒分解挙動
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換
(松方 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。