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化学物質の毒性評価担当者の必携書
定量的構造活性相関
QSAR手法を用いた化学物質の手計算による毒性予測
第7巻 吸収,分布,代謝,排泄の予測

[コードNo.01LIC007]

■著者/ 松尾 昌
住友化学工業(株) 生物環境科学研究所 研究主幹
大阪大学 先端科学技術共同研究センター 客員教授
工学博士
■体裁/ A4判 187頁
■発行/ 1999年 5月15日 (株)エル・アイ・シー
■定価/ 11,000円(税込価格)

信頼性の高い文献を基にしたQSAR手法の手計算を習得すると…
 @該当化学物質及び類似物質の性質(定量的毒性)が把握できる
 AコンピュータによるQSAR結果の検証が可能
 B今後の新規開発物質の方向性を探るのに有効
◆1998年までの文献をサーチ
◆信頼性の高い数値が導き出せる計算式を内外文献より網羅
◆具体的物質の計算例を記載


構成と内容


【解 説】
 1.はじめに
 2.吸収、分布、代謝、排泄(いわゆるADME)について
  2.1 吸収   2.2 分布   2.3 代謝   2.4 排泄
 3.吸収、分布、代謝、排泄とQSAR
  3.1 吸収のQSAR       3.2 分布とQSAR
  3.3 代謝のQSAR       3.4 排泄のQSAR
 4.QSAR手法を用いた手計算によるADMEの予測
  4.1 チャートの使い方    4.2 QSAR式、予測式など
 5.おわりに
 6.引用文献

【QSAR手法に必要なパラメータ一覧(付表)】
 1.Hammettの置換基定数(σ)
 2.Taftの置換基定数(σ*)
 3.TaftのEs
 4.Le Bas分子容(V)
 5.代表的な化合物のlogP
 6.疎水性置換基定数など 
 7.Smallの分子引力定数(F)
 8.金属のSoftnessパラメータ(σp)
 9.結合屈折
 10.代表的な置換基のMR
 11.STERIMOLパラメータ
 12.Swain−Scott定数(s)
 13.Agent Score
 14.CASE における部分構造
 15.警告部分構造(S/A)
  *その他のパラメータは該当文献の項に記載

【手計算による吸収、分布、代謝、排泄予測チャート】

【文献からみたQSAR式(文献名,化合物,実験条件,使用パラメータ,
 計算式,予測値と実測値,計算例)】

 NO. 1 アルコール類のヒト表皮透過/
 NO. 2 アルコール、ステロイド類のヒト表皮透過/
 NO. 3 芳香性化合物のヒト皮膚透過性/
 NO. 4 アルコール、フェノール、ステロイド類のヒト皮膚透過性/
 NO. 5 ラウリン酸ナトリウムのヒト皮膚透過/
 NO. 6 アルキルリン酸エステルのヒト皮膚透過/
 NO. 7 フェノール類のヒト表皮透過/
 NO. 8 フェノール類及びハイドロコルチゾンエステル類のヒト皮膚(Stratum corneum);
     角膜透過/
 NO. 9 非ステロイド抗炎症剤のヒト皮膚透過性/
 NO.10 ステロイド類のヒト表皮透過/
 NO.11 一般化学物質のヒト皮膚透過/
 NO.12 一機能基を有する化合物のヒト表皮透過(二相モデル)/
 NO.13 一般化学物のin vivoヒト皮膚吸収/
 NO.14 アルコール類、ヒドロコルチゾン-21-n-アルキルエステル類のヌードマウス
     皮膚透過/
 NO.15 アルコール類、ステロイドホルモン類、ハイドロコルチゾンエステル類、
     フェノール類、その他の皮膚(Stratum corneum;角層)透過/
 NO.16 一般化学物質の皮膚透過性)/
 NO.17 アルコール、ステロイド、フェノール類の皮膚(Stratum corneum;角層)透過/
 NO.18 脂肪族アルコール、カルボン酸、フェノール類の皮膚透過性/
 NO.19 アルコール、酸、フェノール、ステロイド類の角層(Stratum corneum)透過/
 NO.20 酸、アルコール、エーテル、フェノール類の表皮透過/
 NO.21 アルカン酸の皮内(Percutaneous)透過/
 NO.22 カルボン酸類の皮膚(ブタ)透過/
 NO.23 一般化学物質の皮膚透過性/
 NO.24 薬剤(16種)のラット皮膚透過(in vivo)及びヘアレスマウスの
     皮膚透過(in vitro)/
 NO.25 カーバメイト類のしょう液膜、粘膜、腸管及び胃からの吸収/
 NO.26 カーバメイト類の胃及び腸管吸収/
 NO.27 アミノ酸(フェニルアラニン誘導体を含む)とのウサギ回腸の透過/
 NO.28 ベンゼン誘導体のラット腸管吸収/
 NO.29 フェノール類、ベンゼン誘導体の腸管吸収/
 NO.30 酸、塩基の胃・小腸吸収/
 NO.31 酸性、塩基性薬剤の胃・腸管吸収(Gastrointestinal absorption)/
 NO.32 塩基性化合物のラット小腸吸収/
 NO.33 バルビツール酸誘導体のラット胃吸収/
 NO.34 複素環スルホンアミド類のラット小腸吸収/
 NO.35 一般化学物質の眼(房水)透過/
 NO.36 アニリン誘導体のウサギ眼角膜透過性/
 NO.37 アルキル-p-アミノアゾベンゼン類の角膜透過/
 NO.38 ステロイド類の角膜透過/
 NO.39 親水性化合物*の口腔粘膜透過/
 NO.40 親水性化合物の透過/
 NO.41 安息香酸、フェニル酢酸類の口腔吸収/
 NO.42 血しょうたん白質のネコ肝リンパの透過性/
 NO.43 血清アルブミン及びデキストラン(分子量分布あり)のリンパ透過性/
 NO.44 薬剤(27種)の脳毛細管透過/
 NO.45 たん白質、糖などのネコ筋肉毛細管透過/
 NO.46 脂肪族ハロゲン化炭化水素類の標的臓器間の分布(分配)/
 NO.47 ハロゲン化炭化水素類の標的臓器への分布/
 NO.48 ヨード安息香酸、馬尿酸、フェニル酢酸、フェニルプロピオン酸の分布、
     排泄など/
 NO.49 薬剤(8種)のみかけの分布容積/
 NO.50 安息香酸、フェニル酢酸、馬尿酸類のラットにおける分布と排泄/
 NO.51 フェノチアジン類のクリアランスと分布容積/
 NO.52 高分子の血液−リンパ移行/
 NO.53 置換フェニルホウ酸類の腫瘍/脳細胞分布/
 NO.54 ヒスタミンレセプターアンタゴニスト類、アルカン類、他の脳−血液関門/
 NO.55 H2受容体ヒスタミンアンタゴニスト類の脳−血液関門/
 NO.56 ヒスタミンアンタゴニスト類の脳−血液関門/
 NO.57 モルヒネ類の脳内/静脈内濃度比/
 NO.58 フェノール、アニリン、他のウシヘモグロビンたん白結合/
 NO.59 フェノール、アニリン、他のウシ血清アルブミン(BSA)との結合/
 NO.60 p-置換アセトアニリド類のたん白結合/
 NO.61 アリル脂肪酸の血清アルブミンとの結合/
 NO.62 ペニシリン類の血清たん白との結合/
 NO.63 ペニシリン類、セファロスポリン類の血清アルブミンとの結合/
 NO.64 スルファピリミジン類、ペニシリン類、他の血清アルブミンとの結合/
 NO.65 スルファピリジン、スルファピリミジン類の血清アルブミンとの結合/
 NO.66 ニトリル類の酸化/
 NO.67 1級及び2級アミン類の酸化/
 NO.68 ベンジルアミン類の酸化/
 NO.69 1-メチル-4-フェニル-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン類(神経毒物)の酸化反応/
 NO.70 4-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン類(抗高血圧剤)の酸化/
 NO.71 ハロゲン化アルケン類のエポキシ化/
 NO.72 p-置換トルエン類の水酸化/
 NO.73 ハロゲン化アニリン類の4-水酸化/
 NO.74 多環芳香族化合物の新電子反応(peri-位)/
 NO.75 N-置換アンフェタミン類のヒトにおける代謝と排泄/
 NO.76 ナフチルアルキルエーテル類の水酸化と脱アルキル化/
 NO.77 アルコキシレゾルフィン類の肝ミクロソーム(マウス/ラット)による代謝/
 NO.78 アルコキシレゾルフィン類のO-脱アルキル化/
 NO.79 3-O-アルキルモルヒネ類のN-脱メチル化とタイプI結合/
 NO.80 N,N-ジメチルアルキルアミン類のN-オキシド化/
 NO.81 N,N-ジメチルアルキルアミン類のN-オキシド化/
 NO.82 キノン、フェノール、ニトロベンゼン類の一電子還元反応/
 NO.83 フェニルN-(メチルスルホニル)グリシネート類のブロメラインBによる代謝
     (加水分解)/
 NO.84 馬尿酸メチルエステル類のパパインによる代謝(加水分解)/
 NO.85 馬尿酸フェニルエステル類のブロメライン(B及びD)による代謝(加水分解)/
 NO.86 置換フェニル馬尿酸類(27種)のパパイン加水分解/
 NO.87 プロプラノロール類(プロドラッグ)の加水分解と生物学的利用度/
 NO.88 1級及び2級脂肪族アルコール類のグルクロン酸抱合化/
 NO.89 モノヒドロキシ化合物(アグリコン)のグルクロン酸抱合化/
 NO.90 フェノール類のグルクロン酸抱合化反応/
 NO.91 安息香酸類のグリシン抱合化(馬尿酸生成)/
 NO.92 16-置換プレグネノロン類の酵素(CYP3A)誘導/
 NO.93 多環芳香族類、アミン類などの酵素(CYP1)誘導/
 NO.94 n-アルキルアミン類及びn-アルキルアルコール類のモノアミンオキシデース
    (MAO,ヒト肝)阻害/
 NO.95 ベンズイミダゾール類の酵素(CYP1A)阻害/
 NO.96 D-/L-N-アシル-α-アミノアミド類のキモトリプシンへの結合/
 NO.97 2-置換ベンズイミダゾールのP-450との反応性*/
 NO.98 アルキルベンゼン類の肝チトクロームP-450との相互作用/
 NO.99 有機物カチオンの安定性とプロトン親和性/
 NO.100 ステロイド化合物とCYP1A1との反応/
 NO.101 バルビツール酸類の肝クリアランス/
 NO.102 バルビツール酸誘導体のチトクロームP-450への親和性と肝クリアランス/
 NO.103 バルビツール酸誘導体(32種)のラット肝クリアランスと半減期/
 NO.104 バルビツール酸誘導体の肝クリアランス/
 NO.105 馬尿酸、酢酸、安息香酸の腎クリアランス(ウサギ、ラット、マウス)/
 NO.106 5-アルキル-5-エチルバルビツール酸の腎クリアランス/
 NO.107 置換フェノール類(16種)の尿排泄(硫酸及びグルクロン酸抱合)/
 NO.108 置換安息香酸誘導体(24種)の尿排泄(グリシン、グルクロン酸抱合)/
 NO.109 ニトロイミダゾール、ニトロチアゾール類の尿排泄(ラット)/
 NO.110 サルファピリジン類の排泄/
 NO.111 オメプラゾールの排泄の種差/
 NO.112 アリールアルカン酸(非ステロイド抗炎症剤)のヒトでの排泄/
 NO.113 薬剤(40種)のヒトクリアランスの予測



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『QSAR手法を用いた化学物質の手計算による毒性予測(哺乳動物)』
  第2巻「亜急性,慢性毒性の予測」
  第3巻「刺激,アレルギー性の予測」
  第4巻「生殖・発生毒性の予測」
  第5巻「変異原性の予測」
  第6巻「発癌性の予測」
  第7巻「吸収,分布,代謝,排泄(ADME)の予測」
『QSAR手法を用いた化学物質の手計算による生態毒性予測(環境生物)』
  第1巻 急性,亜急性,慢性毒性,繁殖性など
  第2巻 生分解性


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