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<セミナー詳細>

セミナーコード:20110304   このセミナーの受付は終了しています
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★本セミナーでは、においの測定方法を始め、脱臭装置の必要能力の求め方、各種悪臭除去・脱臭装置(消・脱臭剤及び活性酸素種
 を利用した脱臭装置、吸着法、燃焼法、生物脱臭法、洗浄法、溶剤回収法など)、複数方式の併用・周辺機器・補機類・ダクト等の
 計画も含めた設計における留意点、ポイントについて、実務の第一線でご活躍中の村上、芥川両講師に事例をまじえて詳説頂きます。

悪臭除去・脱臭装置の計画・設計法
〜消・脱臭剤及び活性酸素種を利用した脱臭装置と吸着法・燃焼法・生物脱臭法・
洗浄法・溶剤回収法など、又、複数方式の併用・システム計画、周辺機器・
補機類・ダクト等計画の留意点まで〜
●講 師 (株)朝日工業社
技術研究所 主任研究員
工学博士 臭気判定士
村上栄造 氏
  <講師紹介>
 〔職歴、研究経歴〕
  平成元年4月、(株)朝日工業社入社。
  (株)朝日工業社大阪支社設計部・工事部在職期間8年。
  (株)朝日工業社本社技術研究所在職期間14年。
  技術研究所での研究内容(主に脱臭技術に関する研究に従事)
  ・各種脱臭システムの計画・設計
  ・空調における脱臭技術の研究(既存脱臭技術の性能比較試験の実施)
  ・室内空間向け光触媒脱臭装置の開発、
   厨房排気臭処理用光触媒脱臭装置の開発
  ・半導体式においセンサ−を用いた脱臭制御に関する研究
  ・老人保健施設向けオゾン脱臭装置の研究、
   清掃事業所向け脱臭システムの研究
  ・動物飼育施設向け脱臭機能付全熱回収装置の開発
 〔社会的活動〕
  平成12年9月〜15年3月、(社)日本空気清浄協会
  オゾン利用空気浄化システム検討委員会委員
  主査:堀雅宏(横浜国立大学)
  平成12年4月〜15年3月、(社)におい・かおり環境協会技術委員会
  臭気簡易評価技術標準化研究会委員
  事務局 主査:増田淳二(大阪市立環境科学研究所)、
  大迫政浩((独)国立環境研究所)
  平成15年9月〜17年3月、(社)におい・かおり環境協会技術委員会
  測定評価部会委員
  主査:高橋通正(神奈川県環境科学センター)
  平成19年4月〜現在継続中、(社)におい・かおり環境協会
  室内におい部会委員
  主査:小峯裕己(千葉工業大学)
  平成20年4月〜現在継続中、(社)日本空気清浄協会
  ISO(国際標準化機構):ガス除去フィルタの性能評価国内委員会委員
  主査:堀雅宏(横浜国立大学)


●講 師 パナソニック環境エンジニアリング(株)
生産環境EBU 技術総括
技術士(衛生工学) 臭気対策アドバイザー
芥川 宏 氏
  <講師紹介>
 〔経歴〕
  昭和59年、慶應義塾大学工学部卒業。
  昭和59年、ミノルタカメラ(株)入社。
  事務機、プリンター等の機械設計に従事。
  平成3年、松下精工エンジニアリング(株)[現 パナソニック環境エンジニアリング
  (株)]入社〜現在に至る。
  脱臭装置、大気汚染防止装置、廃棄物処理・リサイクル装置の設計及び開発に従事。
  ・電子部品工場等向VOC処理設備の設計
  ・電池製造工場向重金属類集塵装置の設計施工
  ・電池工場向溶剤回収装置の設計
  ・食品工場向動植物残渣焼却設備の設計施工
  ・建材工場向木質廃棄物サーマルリサイクル設備の設計
  ・し尿処理廃棄物乾燥焼却設備の設計施工
  ・不良蛍光管再資源化・無害化設備の設計施工
  ・学校給食残渣堆肥化施設の設計施工
  ・火災実験排ガス処理設備の設計
  ・金属塩ヒューム処理設備の設計
  ・使用済み家電製品の再資源化システムの開発
  ・有機汚泥炭化装置の開発
  ・植物性廃棄物移動型焼却装置の開発
  ・植物性廃棄物リサイクル装置の開発
  ・高沸点溶剤回収装置の開発
 〔保有公的資格〕
  ・技術士(衛生工学部門)
  ・臭気対策アドバイザー
  ・公害防止管理者(大気1種、騒音、ダイオキシン類)
  ・エネルギー管理士(熱)
  ・監理技術者(1級管、1級電気、1級土木、機械)
  ・産業廃棄物焼却施設技術管理者

●日 時 2011年 3月 29日(火) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:15
|
12:15
T.悪臭の概論及び消・脱臭剤、活性酸素種を用いた脱臭装置の設計法

 1.悪臭に関連する法規制の動向
  (1)屋外・屋内における関連法規制
  (2)代表的な悪臭発生源と臭気成分
 2.においの測定方法
  (1)嗅覚の特性
  (2)においの計測技術の概要とポイント
   〜嗅覚測定法(臭気指数等)、機器測定法(成分濃度、におい嗅ぎGC等)〜
 3.屋外・屋内における脱臭装置の必要能力の求め方
   〜臭気濃度計算による脱臭効果予測〜
  (1)瞬時一様拡散モデル、数値流体力学(CFD)の活用事例
  (2)においシミュレ−タ−の活用事例
 4.消・脱臭剤を用いた脱臭装置
  (1)脱臭原理と特徴
  (2)設計と選定のポイント
 5.活性酸素種を利用した脱臭装置
   〜光触媒、オゾン、プラズマなど
  (1)脱臭原理と特徴
  (2)設計と選定のポイント
 6.質疑応答
(村上 氏)
13:15
|
16:15
U.悪臭除去・脱臭装置の計画・設計
 〜効果的な設備計画のポイント〜


 1.吸着法
  (1)吸着法の種類と脱臭原理
  (2)吸着剤の種類と特性
  (3)計画・設計のポイント
   〜設計条件、吸着剤の選定、吸着剤使用量の算出について
 2.燃焼法
  (1)各種燃焼法の原理と特徴
   〜直接燃焼法、触媒燃焼法、蓄熱燃焼法〜
  (2)各脱臭法の計画・設計のポイント
   〜設計条件、方式選定について
 3.生物脱臭法
  (1)脱臭原理
   〜臭気成分と微生物の関係〜
  (2)計画・設計のポイント
   〜設計条件、生物脱臭の方式と留意点
 4.洗浄法
  (1)脱臭原理
   〜物理的方法、化学的方法、併用法〜
  (2)計画・設計のポイント
   〜設計条件、方式選定について
 5.溶剤回収法
  (1)原理と特徴
   〜吸脱着法、冷却凝縮法〜
  (2)各方式の計画・設計のポイント
   〜設計条件、方式選定について
 6.その他脱臭装置
 7.複数方式の併用、システム計画
  (1)各脱臭方式の組合せ
  (2)設備費及びランニングコストの削減
 8.周辺機器、補機類、ダクト等計画の留意点
 9.悪臭除去・脱臭装置の設計・設置事例
  (1)VOC関連施設(塗装施設、コータ、乾燥機、化学処理)
  (2)工場(化学、自動車、自動車部品、電池、電気・電子部品、造船)
  (3)廃棄物処理・リサイクル施設(乾燥、堆肥化、レンダリング)
  (4)その他
 10.質疑応答
(芥川 氏)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

関連セミナー実績

2009. 6.26 悪臭除去・脱臭装置の設計法
2008.11.21 悪臭除去・脱臭装置の選定法と性能評価
2008. 3.12 悪臭除去・脱臭装置の設計法