<セミナー詳細>

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★本セミナーでは、優れた特徴(直接加熱、非接触加熱、表皮効果による表面加熱、高電力密度、選択加熱、
 均一加熱、炎が出ない、制御性、環境性など)を有する誘導加熱(IH)の基礎理論・特徴から、具体的な各種
 応用【鍛造、焼入れ・焼戻し、ろう付・はんだ付、予熱・乾燥、シール、焼嵌、焼鈍、溶解・蒸着及び高周波曲げ、
 メンテナンス(高周波ボルトヒーター、ボイラーチューブ抜管、塗膜剥離)】技術と装置及び電源技術などにつ
 いて、斯界の最前線でご活躍中の石間氏、竹屋氏、両講師に豊富な事例を交え詳説頂きます。
★T部のみ、U部のみのご受講も受け付けております。

誘導加熱の装置と応用技術の実際
●講 師 島田理化工業(株)
生産本部 産業IH技術統括
石間 勉 氏
●講 師 第一高周波工業(株)
表面処理事業部 京浜事業所 所長
竹屋昭宏 氏
●日 時 2019年 4月 10日(水) 10:00〜16:30
●会 場 東京・中央大学駿河台記念館・5F・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 ◆1日(T・U)受講      49,680円【1名につき(※テキスト代、消費税を含む)】
  (受講者がTとUで違う場合でも可)
◆プログラムTのみ受講  32,400円【1名につき(※テキスト代、消費税を含む)】
◆プログラムUのみ受講  35,100円【1名につき(※テキスト代、消費税を含む)】
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
12:30
T.誘導加熱(IH)の基礎理論と応用技術/装置及び省エネ技術

<講演要旨>
 工場の省エネへの要求は従来にも増して高まっており、特に加熱分野では家庭用のIH製品と同じように誘導加熱装置が積極的に使われるようになってきた。工場設備の場合には、家庭用と違ってIH機器は大電力になり機器の効率が運転費用に直結するためIH技術に関する知識が大変重要となってくる。
 本セミナーでは、最初に誘導加熱の基礎理論を確認し、その後、実際に工場の省エネを検討するために必要な誘導加熱の応用技術/装置及び省エネ技術について紹介していく。


 1.誘導加熱の理論
  (1)電磁誘導の法則と非接触加熱
  (2)ヒステリシス損失と渦電流損
  (3)円柱導体の誘導加熱理論
  (4)中空円柱導体の誘導加熱理論
 2.誘導加熱の特徴
  (1)環境にやさしい加熱
  (2)省エネ、クリーン、高速加熱
  (3)発熱分布と加熱に必要な電力
 3.誘導加熱の応用技術
  (1)鍛造
  (2)焼入れ・焼戻し
  (3)ろう付・はんだ付け
  (4)予熱・乾燥
  (5)シール
  (6)焼嵌
  (7)焼鈍
  (8)溶解・蒸着
 4.誘導加熱電源の技術
  (1)IH用大電力インバータの進歩
  (2)電源環境(力率、電源高調波)の改善
  (3)ノイズ防止技術
  (4)加熱コイル技術
 5.サンプルテストとシミュレーション技術
 6.応用事例
  (1)IHと炉のハイブリッドシステム
  (2)加熱コイル一体型小型IH電源(WAVE COOKER®
  (3)炭素繊維シートの加熱
 7.質疑応答・名刺交換
(石間 氏)
13:30
|
16:30
U.高周波誘導加熱を利用した加工技術(鉄鋼の表面改質、熱間塑性加工、
  現地メンテナンス)と応用技術


<講演要旨>
 IHとして家庭用としても広く知られてきた、高周波誘導加熱は、急速加熱や局部加熱と言った利便性の高い加熱技術で永く工業・産業用途として活用されている。その適用業界は鉄鋼業界のみならず非鉄、非金属加工、半導体、食品、医療などに展開している。
 本セミナーでは、鉄鋼の熱処理の基礎知識の簡単な解説と、ごく一部ではあるが、実績の紹介による高周波誘導加熱の選択方法やどのような被処理物に採用されており、それらの処理方法について紹介する。


 1.表面処理技術
  (1)鉄鋼の熱処理(焼入・焼鈍ほか)の基礎
  (2)高周波焼入れのポイントと加熱コイルについて
  (3)自溶合金溶射と高周波フュージング
 2.熱間塑性加工(高周波曲げ、端部定着工法用鉄筋)
  (1)高周波曲げの加工原理と実例
  (2)端部定着工法用鉄筋技術の紹介
 3.現地メンテナンス
  (1)高周波ボルトヒーター
  (2)ボイラーチューブ抜管
  (3)塗膜剥離
 4.誘導加熱を利用した応用技術例
  (1)流体加熱および蒸気過熱装置(過熱水蒸気)
 5.関連技術紹介
  (1)レーザ焼入・クラッディング
 6.質疑応答・名刺交換
(竹屋 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

関連セミナー実績

2016. 2.16 誘導加熱の装置と応用技術
2015. 2.12 誘導加熱の装置と応用技術