<セミナー詳細>

セミナーコード:20220802   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、午前(プログラムT)に、脱炭素電源への投資の必要性の高まりから、国内での電源投資確保に向けた
 新たな仕組みについての議論の動向と今後留意すべき課題、関連する海外の動向も交えて解説頂き、午後(プログラムU)
 には、東京商品取引所における電力先物市場及びLNG先物市場の概要及び取引の現況と、具体的な利活用の在り方と
 ともに、東京商品取引所における総合エネルギー市場構築に向けた将来の取り組みについて、それぞれ詳説頂きます。
★講師のお二方ともご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

脱炭素に向けた電源投資の確保のあり方をめぐる議論の動向と
電力先物市場及びLNG先物市場の現況・今後の取組み
●講 師 (一財)電力中央研究所 社会経済研究所 副所長
(兼)社会経済分野統括 副研究参事
服部 徹 氏   会 場 
  <講師紹介>
1996年国際基督教大学大学院博士前期課程修了。
1996年電力中央研究所入所。
電力市場や送配電料金の制度設計に関する研究に従事。
2000年米国オハイオ州立大学全米規制研究所客員研究員。
2010年筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士後期課程終了、博士(経営学)。
中央大学大学院戦略経営研究科客員教授。
●講 師 株式会社東京商品取引所 代表取締役社長
株式会社日本取引所グループ 執行役
石崎 隆 氏   会 場 
  <講師紹介>
東京大学法学部卒業、1990年に通商産業省(現 経済産業省)に入省。
流通業の不良債権処理、途上国への経済協力(在ミャンマー日本大使館一等書記官)、
地域振興(長崎県産業労働部長)、エネルギーミックス、コモディティ政策、
電力の需給対策・インフラ整備、中小企業支援、
規制改革(行政手続の簡素化、デジタル化)などを担当。
前職は経済産業研究所上席研究員。
2020年より、(株)東京商品取引所代表取締役社長・(株)日本取引所グループ執行役
●日 時 2022年 8月 24日(水) 10:30〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。
●受講料 ◆1日受講(プログラムTとU) 49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (TとUで受講者が違う場合でも可)
◆プログラムTのみ受講     33,000円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき27,500円)
◆プログラムUのみ受講     33,000円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき27,500円)
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター
(終了しました)
※アーカイブ受講可能 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴いたします。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信可能です。
  4.お申込時にご記入いただいたメールアドレスへ収録動画の配信準備ができ次第、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●セミナープログラム●
10:30
|
12:30
T.脱炭素に向けた電源投資の確保のあり方をめぐる議論の動向

 電力システム改革が進展し、市場リスクも高まる中で電源投資の予見性が低下し、安定供給の確保も危ぶまれている。そうした中で、2050年カーボンニュートラルの目標達成に向けて、脱炭素電源への投資の必要性も高まっている。こうした状況を受けて国内では電源投資の確保に向けた新たな仕組みについて議論が進められているが、その動向と今後留意すべき課題について、関連する海外の議論も交えて解説する。

 1.電力システム改革と投資の予見性
 2.カーボンニュートラルの目標達成に向けた課題
 3.国内の電力市場の動向
 4.電源投資をめぐる諸外国の状況
 5.脱炭素電源への投資を促す仕組みに関する検討
 6.新たな仕組みの下での課題
 7.質疑応答・名刺交換
(服部 氏)
14:00
|
16:00
U.電力先物市場及びLNG先物市場の現況と今後の取組み

 2019年9月に東京商品取引所において開設された電力先物市場は、ボラティリティの高いJEPXスポット価格のヘッジ手段を提供する場として市場規模が拡大している。特に、2020年度冬のJEPXスポット価格の高騰を契機に、電気事業者の経営安定化に資するリスク管理ツールとして注目が集まっており、本年4月には、半年間前倒しで本上場を実現した。
加えて、最近のLNGの需給逼迫、価格高騰に対するリスクヘッジ手段を提供するため、本年4月からTOCOMにLNG先物市場も開設した。今後は、電力先物市場とLNG先物市場の併用による利益の固定化(スパークスプレッド)等も期待される。
 本セミナーでは、東京商品取引所における電力先物市場及びLNG先物市場の概要及び取引の現況と、具体的な利活用の在り方とともに、東京商品取引所における総合エネルギー市場構築に向けた将来の取り組みについて解説を行う。


 1.電力先物市場創設の背景
  (1)電力自由化の進展
  (2)先物市場創設の経緯
 2.電力先物市場の現況と利活用
  (1)制度概要
  (2)先物市場の現況(市場規模、取引参加者、価格推移)
  (3)エネルギー政策における電力先物市場の位置付け
  (4)利用方法(発電マージンのヘッジ、再エネの回避可能費用のヘッジ等)
 3.LNG先物市場創設の背景
  (1)事業者のニーズ
  (2)政府のLNG市場戦略
 4.LNG先物市場の現況と利活用
  (1)制度概要と位置付け
  (2)先物市場の現況
  (3)利用方法(電力先物とLNG先物のスプレッド取引等)
 5.質疑応答・名刺交換
(石崎 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。