<セミナー詳細>

セミナーコード:20221017   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、二酸化炭素の各種有効利用/カーボンリサイクルに向けた技術開発と事業の動向、
 今後の展望などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

CO2有効利用/カーボンリサイクルに関する技術開発と事業動向・展望
〜講師4名(住友重機械工業、INPEX、三菱ガス化学、産業技術総合研究所)ご登壇〜
●講 師 住友重機械工業株式会社
技術本部 技術研究所 環境・エネルギーグループ
グループリーダー
中條晃伸 氏   会 場 
●講 師 株式会社INPEX
再生可能エネルギー・新分野事業本部
技術ユニット プロジェクトジェネラルマネージャー
若山 樹 氏   会 場 
●講 師 三菱ガス化学株式会社
基礎化学品事業部門 企画開発部 プロセスグループ 主席
久古陽一 氏   会 場 
●講 師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
食薬資源工学オープンイノベーションラボラトリ 副ラボ長
富永健一 氏   会 場 
●日 時 2022年 10月 13日(木) 10:15〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

(終了しました)
※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信可能です。
  4.お申込時にご記入いただいたメールアドレスへ収録動画の配信準備ができ次第、
    視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:15
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11:30
T.住友重機械のカーボンリサイクル技術開発

 住友重機械はサステナブルな社会形成を目指し、バイオマス発電プラントに代表される環境対応製品を提供している。将来のカーボンニュートラルに向けてはCO2を炭素源としても有効利用する必要があるが、その中でも特にバイオマス由来のCO2の活用はネットゼロへの貢献が高く付加価値をもたらすと考えている。
 本講演では、当社のCO2活用の取組事例や目指す姿を紹介する。


 1.住友重機械の概要
 2.環境対応の社会動向と開発方針
 3.カーボンリサイクル技術開発(炭酸塩化、電気化学還元、液体燃料合成、藻類他)
 4.今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(中條 氏)
11:45
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13:00
U.CO2-メタネーション技術の開発状況と事業化展望、課題
 〜INPEXでの取組み、NEDO-CO2有効利用技術開発事業での成果を含めて〜


 CO2-メタネーションは、将来的に、再生可能エネルギー (再エネ) 由来の電力等を用いて水素を生産し (再エネ由来水素) 、その水素を利用して、IGCC等から分離・回収された高濃度CO2と触媒によって合成することにより、カーボンニュートラル天然ガス (再エネ由来メタン、合成メタン)の生産を可能とするCCU技術である。
 INPEXでは2016年度から、NEDO事業としてCO2-メタネーション技術の調査や技術開発を実施しており、現NEDO事業では、世界最大級となる400 Nm3 - CO2/hのCO2-メタネーション設備を当社長岡鉱場越路原プラントに接続して設置し、2025年度には、生産された合成メタンを当社導管に注入する予定である。
 本講演ではINPEXのカーボンニュートラル燃料に係る取組、及び各NEDO事業の成果の一部を紹介する。


 1.INPEXの2050ネットゼロカーボン社会に向けた取組み
  (1)INPEX-ビジョン2040について
  (2)INPEX-2050ネットゼロカーボン社会に向けた経営の基本方針について
  (3)INPEX-長期戦略と中期経営計画(INPEX Vision @2022)
  (4)INPEX-再生可能エネルギー・新分野事業本部について
 2.CO2-メタネーションに係る政策動向について
  (1)CO2-メタネーションに係るMETI政策動向の変遷
  (2)METIカーボンリサイクル技術ロードマップの策定
  (3)METIカーボンリサイクル産学官国際会議の開催
  (4)METIメタネーション推進官民協議会の活動
 3.CO2-メタネーションに係る現状と課題について
  (1)CO2-メタネーションによるH2とCH4の共生社会
  (2)CO2-メタネーションの国内外の取組み事例
  (3)CO2-メタネーションの課題(平衡反応に基づく反応)
  (4)CO2-メタネーションの課題(環境価値に係る制度)
 4.NEDO CO2-メタネーション事業について
  (1)NEDO-CO2有効利用可能性調査事業
  (2)NEDO-CO2有効利用技術開発事業
  (3)NEDO-CO2排出削減・有効利用実用化技術開発事業
  (4)事業化展望
 5.まとめ
 6.質疑応答・名刺交換
(若山 氏)
14:00
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15:15
V.CO2からのメタノール製造技術の課題と展望
 〜環境循環型メタノール構想Carbopath™の推進〜


 CCUS技術の重要アイテムの一つとしてCO2からのメタノール製造が注目されている。メタノールは化学原料として重要な基幹物質であるとともにエネルギー用途の需要も拡大してきている。
 本講演では、当社の「環境循環型メタノール構想Carbopath™」への取組みと今後の展開などについて述べる。


 1.メタノールとは
 2.メタノール製造プロセス
 3.メタノール合成触媒
 4.環境循環型メタノール構想Carbopath™
 5.CO2からのメタノール製造技術の課題と展望
 6.質疑応答・名刺交換
(久古 氏)
15:30
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16:45
W.CO2を原料としたC3+アルコールの連続生産技術

 ヒドロホルミル化反応(オキソ反応)は世界中で年間1000万トン以上の化学品生産に使用されている基幹プロセスの一つである。通常一酸化炭素が原料の一つとして使用されるが、我々は一酸化炭素の代わりに二酸化炭素を原料として使用可能とする触媒を開発している。
 本講演では二酸化炭素の活性化に関する基礎からヒドロホルミル化反応への応用、さらには連続生産化技術への展開まで解説する。


 1.金属錯体上での二酸化炭素の活性化の基礎
 2.Ru錯体を触媒とする逆水性ガスシフト反応
 3.二酸化炭素を直接原料とするヒドロホルミル化反応
 4.連続生産技術への展開
 5.質疑応答・名刺交換
(富永 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。