<セミナー詳細>

セミナーコード:20240210   アーカイブ受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、低中温排熱利用技術の種類・特徴から実施例、バイナリー発電の導入手順や経済性などの
 実践面ならびにORCシステムの運用上の問題点と他の排熱回収モデルの比較など産業廃棄物施設における
 利用の実際、また火力発電所における低温排熱利用事例および導入検討方法などについて、斯界の最前線で
 ご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
★建築・設備施工管理CPD制度の認定セミナーとなります。

−カーボンニュートラルに向けた−
低中温排熱利用・バイナリー発電と要素技術・経済性・実施事例
●講 師 森豊技術士事務所 代表
放送大学非常勤講師
技術士(機械部門、動力エネルギー)、エネルギー管理士
博士(工学)
森 豊 氏
 会 場 
●講 師 パワーイノベティブテクノロジー株式会社 代表取締役 渡邊淳市 氏
 会 場 
●講 師 UBE三菱セメント株式会社
環境エネルギー事業部 エネルギー企画部
再生エネルギー事業推進室長 兼 PBTプロジェクト室長
技術士(機械部門)
中村敏明 氏
 会 場 
●日 時 2024年 2月 20日(火) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能(事情により、T・Uのみ可能。)
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は39,600円となります。(※Vの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

※会場受講・ライブ配信受講からアーカイブ受講へ変更の場合、
 開催日の4営業日前までにご連絡いただけた場合は受講料を変更いたします。
 以降は受講料の変更・返金は出来かねますのでご了承ください。
 アーカイブ受講から会場受講・ライブ配信受講へ変更の場合は、差額をご請求いたします。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
12:30
T.中低温排熱の最新利用技術と実践例

 地球温暖化対策には、温室効果ガスを発生しないエネルギー源の使用とともに、使用したエネルギーを無駄なく利用し尽くすことが重要である。そのためには、機器やシステムの効率を高めるだけでなく、使用されずに大気に廃棄するエネルギーを可能な限り少なくすることが求められる。 ここでは、特に産業界から排出される中低温排熱の現状と、その利用技術にはどのようなものがあるか、種類や特徴及び実施例について説明する。また、100℃前後の熱源があれば電気を得ることのできるバイナリー発電については、更に導入手順や経済性などの実践面についても詳説する。

 1.産業界における中低温排熱の現状
 2.排熱利用技術の種類と特徴、最新動向及び課題
  (1)熱エネルギーとしての利用技術
   〜熱交換器、ヒートパイプ、吸収式冷凍機、ヒートポンプ
  (2)熱エネルギーから電気エネルギーへの変換技術
   〜蒸気発電、バイナリー発電、スターリングエンジン、熱電素子
  (3)排熱を有効に利用する際の要点
 3.バイナリー発電について
  (1)バイナリー発電の特徴
  (2)バイナリー発電の強みと弱み
  (3)作動流体の種類と特徴
  (4)国内の実施例と動向
  (5)海外の実施例と動向
  (6)関連法規と導入手順、経済性
  (7)今後の展望と課題
 4.質疑応答・名刺交換
(森 氏)
13:40
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14:40
U.産業廃棄物施設におけるORC利用の実際
  :運用上の問題点と他の排熱回収モデルの比較


 現代のプロセス産業(セメント、ガラス、紙、プラスチック、化学薬品など)や廃棄物の焼却処理は、大量の廃熱を生み出しています。国内の未利用産業廃熱は年間で相当量に上り、この熱を利用することでCO2削減効果が期待されます。通常、これらの廃熱は低温であり、ORC技術を使用して電力に変換することができますが、経済的観点からの投資リターンの問題が存在します。地熱発電と産業廃熱の回収には、熱の排出形態の違いがあります。地熱発電は一般的に連続的な熱源を持ちますが、産業廃熱は運転期間やサイクルが不安定な場合が多く、これが経済的および機械的な不利益につながります。この不連続性は、エネルギー回収の効率とシステムの設計に影響を及ぼし、結果として投資の回収期間や機械の耐久性に課題を生じさせる可能性があります。

 1.ORCシステムの導入と運用上の問題点
 2.ORCと他の排熱回収モデルの比較分析
 3.ORCシステムの最適化と改善策
 4.今後の展望と新しい排熱回収の可能性
 5.質疑応答・名刺交換
(渡邊 氏)
15:00
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16:00
V.火力発電所における低温排熱利用事例および導入検討方法の紹介

 UBE三菱セメントが運用する火力発電所(山口県宇部市)では隣接するセメント工場の排熱(クリンカークーラー排ガス)をタービン復水で熱回収し発電に利用する省エネを実施しました。省エネ効果(2019年度実績)は、原油換算10,700kL/年、CO2換算17,400ton/年。 本セミナーでは、火力発電所の近隣に排熱があれば適用可能となる汎用性の高い省エネ事例の設備概要、運転実績、省エネ効果他について紹介します。また、本事例(排熱利用)の国内における導入ポテンシャルおよび実施可否の検討方法についてご説明します。

 1.会社および発電所の紹介
 2.低温排熱利用事例の説明(事例の概要、運転実績、省エネ効果他)
 3.本事例の適用可能性
 4.導入検討方法の説明(概略設計)
 5.まとめ
 6.質疑応答・名刺交換
(中村 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
  ご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
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